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♯3-4【生田絵梨花】生ちゃんの卒業後のトピックス TVドラマ界はどうなっている?♯2

妄想込みの推測記事です。エンターテイメントとしてとらえてください。
表紙は、左から織田梨沙、関水渚、生田絵梨花

3.TVドラマ界はどうなっている? #2

1)、2)、3)、4)、5)、6)までは前章を見てください。



7).秋元康がドラマ企画

TV業界が行き詰っている隙を狙って、秋元康がドラマ企画・脚本を手掛けて、ほぼ狙い通りの若者層にネット再配信で見てもらえる様になっている。

① 2021年10月期ドラマで、日テレ系「真犯人フラグ」をはじめ、3本もの企画・原案を手掛けた。

現在のドラマ業界は、視聴率よりも民放テレビポータルサービス「TVer」などの配信でどれだけ再生されるかが重要視されるからだ。
「テレビ各局はスポンサーが好む40代までの視聴者を取り込もうと必死です。
TVerの視聴ランキングで『真犯人フラグ』は最高位で1位を獲得。
『じゃない方の彼女』(同6位)、『この初恋はフィクションです』(同14位)も時間帯を考えれば悪くない。配信で再生されるということは若者が見ているということ。テレビ局が一番欲しい層が見ている」(前同)
 サスペンス、ラブコメ、青春モノとそれぞれ違う分野で「当てていることはすごいと思う」(テレビ関係者)という声もある。
 
 サスペンス、ラブコメ、青春モノとそれぞれ違う分野で「当てていることはすごいと思う」(テレビ関係者)という声もある。

 ちなみに、18日に放送された日本テレビ系「あなたの番です 特別編」も20日午前時点で24位となり、TVer視聴ランキング上位30に4作がランクインした。

「あな番」は劇場版公開を12月10日に控える。アイドル業界を席巻した手腕をドラマの世界でも発揮できるか。
(視聴率はビデオリサーチ調べ/関東地区)

★ ちなみに、秋元康1985/3/6から68本ものドラマに関わっている事を若者は知らない様だ。

例えば、『ポケベルが鳴らなくて』は、1993年(平成5年)7月3日から同年9月25日まで日本テレビ系列で土曜21時に放送されていたテレビドラマ(全12回)。視聴率は最終回が13.4%、平均視聴率12.1%と期待されたほどは伸びなかったとはいえ、ポケベルを取り入れた若者向けに大きな話題になった。
1994年には「そのうち結婚する君へ」日本TV系列放送で下記の成績。
視聴率ランキング第5位
最高視聴率 29.8 %
平均視聴率 24.3%
立派な成績ではある。


② 秋元康が2019年頃からドラマ企画に軸足を移した背景

秋元康が「株式会社KeyHolder」にノースリバーの株を全株譲渡(2020年5月14日)して、秋元康は特別顧問となった。
譲渡の前に、新株予約権を付与されたが、強制行使条件が付いており、割当日から本新株予約権の行使期間の終期に至るまでの間(2018年7月24日~2028年7月23日)に株価終値が一度でも行使価額に50%を乗じた価額を下回った場合、新株予約権者は、残存するすべての本新株予約権を行使価額で行使期間の満期日までに行使しなければならないとしている。
つまり、株価が行使価格1250円を上回らないと全株行使価格で購入しないといけない。
ちなみに、2020年3月2日付けで秋元 康氏 144,000個(1,440,000株)18億円で予約権を行使して第2位の株主になっている。
是が非でも「株式会社KeyHolder」の株価(2022年2月6日現在582円)を上げなければならない。

賢い秋元康は、「株式会社KeyHolder」配下のアイドルの成長は難しい事を悟り、株価を上げる為にドラマ企画で成功して「株式会社KeyHolder」配下の制作会社やタレントの出演を促進して、「株式会社KeyHolder」が投資・リターンで稼ぐ事業企画を考えた。
未だ6年ああるので、ドラマ界でそれなりのシェアを稼げるようになるという目論見だろう。長い道のりだ。
SMAは、出来るならドラマの投資者のポジションをやりたいし、成長スキームだと考えている。

■ 近いうちにTVドラマも映画の様に製作委員会方式になってくだろう。

その際、企画及びキャスティング力を持っている秋元康は、そのキーマンとなるだろう事を狙っている。


■ 個人的な秋元康先生への感想:

ネット上のコメントを見ると、『ドラマの世界に来ないでください』『企画・秋元康とあるだけで見る気が失せます』『サスペンスドラマの伏線の回収ができていない』など辛辣な声が多く上がっている」

「こっちに来ないで」ドラマ3本掛け持ち秋元康氏に厳しい声 それでもヒットさせる手腕から

ドラマに軸足を移した動機は金であり、あいかわらず秋元康氏には人間らしさを感じず、まるでIT長者(ジェフ・ベゾス、ビル・ゲイツ等)の様に消費者を見下して見透かしているように感じる。ITと違って、人の情緒を動かすのが商品である著作物を創っているのに、秋元康にはあふれ出る感情を全く感じない。冷徹で感情を現わさないロボットの様な目がそれを象徴している。
売れる著作物を創るには、自分の感性や情感を殺した方が良いとでも思っているかの様な印象が、消費者の一部から嫌われる原因なんだろう。


■ 秋元先生企画のドラマに出演した乃木坂メンバー


★NTV 「あなたの番です」 2019年4月14日~9月8日 全20話
元乃木坂:西野七瀬

★NTV 「リモートで殺される」 2020年7月26日
乃木坂:齋藤飛鳥

★テレビ東京 「共演NG」 2020年10月26日から12月7日まで本編6話
元乃木坂:若月裕美

★テレビ朝日 「漂流者」 2021年7月23日~9月24日
元乃木坂:白石麻衣

★NTV 西島秀俊主演「真犯人フラグ」 2021年10月10日~2クール
元乃木坂:生駒里奈

※「あなたの番です」のスタッフも再集結した謎解きミステリー。
『あな番』と同じく約半年間にわたって放送する。第1話の視聴率は世帯平均視聴率8・4%、第2話は7・2%。

★TV東京 「じゃない方の彼女」 2021年10月11日~12月27日
乃木坂:山下美月

★TV東京 ユーチューバーに娘はやらん 2022年1月17日~
元乃木坂:若月裕美


★TBS 「この初恋はフィクションです」 2021年10月12日~12月17日主演はドラマ初出演かつ初主演の飯沼愛。

2020年12月より同局が田辺エージェンシー、秋元康と共同で実施してきたオーディションプロジェクト『TBSスター育成プロジェクト 私が女優になる日_』(毎週日曜〈土曜深夜〉0時58分 - 1時28分)の中で行われたファイナリスト10名による演技バトルにて1位を獲得したメンバーが本作で主演を務め、上位メンバーも主要キャストとして参加する。

下記は一覧表

ウィキペディア(Wikipedia)から編集


③ 秋元康が「株式会社KeyHolder」更にSMEと組んでたくらんでいる事

★彼がたくらんでいる事は、TV業界のビジネスモデルの変革である。

まずは、上記例示ナベプロのポジションを狙いたい。
その為には、主役となる視聴率の取れる芸能人を沢山集める必要があり、その為にはアライアンスで互恵関係を築く必要がある。若手の売れっ子を抱える、ホリプロ、スターダスト、アミューズ、研音、東宝芸能、トップコート、それにジャニーズとの提携が必要だ。
番組制作しているワタナベエンターテインメントやトップコート等の渡辺プロダクション系とは組めない。同じ様にオスカーとも組めない。

成功確率をあげる為のブロック化※3こそが次世代の戦略。
だからSMEは乃木坂ビルをジャニーズに売却して迄ジャニーズに近づいた。

世界の政治状況に比するのはどうかと思うが、ブロック化してその中で積極的な投資をして、最大のリターンを得る事を考えている。
SMEは、鬼滅の刃への投資が莫大なリターンを得た成功体験を広げる為、映画及び舞台及びTVへの投資を惜しまない。
ドラマに関して言えば、TVのドラマが当たってそれを映画化して「幾何級数的な利益」を稼ぐという、米国TV局に倣ってビジネス化したい。
フジTVの直近で言うと、コンフィデンスマンJPが大成功しているが、東宝とフジTVのすき間には入れない。過去の東宝の成功パターンは次項に書きます。ちなみに、主題歌も「Official髭男dism(ポニーキャニオン所属)」と囲い込んでいます。

※3 グローバル化が到達する先は、先進国の衰退となる。生産コストを追求して賃金の安い国に生産拠点を移転して行けば、先進国自体は消費するだけの国になり、先進国内の雇用が失われ所得格差が増減していき、その先は消費力自体の低下が待ち受けている。米国やEC圏はGDP拡大の為に移民を促進して・不法移民も見逃して自国民に無慈悲な賃金削減をしている。
先進国が国内問題を解消するには、ブロック化が必須であり、消費国内の新規雇用を作り出す必要が生じる。ブロックの外に極力資金が流出して行かな様に制度設計をする事が促される。

縮んでいくTV業界に当てはめると、まずTVと言う販売の特定の場所を少数の強者で囲い込み、製作権利、制作権利、出演権利を確保して、そのコンテンツをTV以外の配信や映画やDVDという複数のメディア(売り場)又は海外展開をして、それを繰り返し販売するスキームを作る事。TVの広告収入は赤字にならない程度に考えて、コンテンツのマーケティングの場所として位置付ける位に考える事で、費用も時間もかけてより売れるコンテンツが出来る環境を作り出す。
このスキームの肝は、意思決定ができないTV局主体ではなく、外部コンテンツ作成委員会がコンテンツを創る事。つまり、売る場所を選べる事が大変重要。


TVドラマだけの収支はどれほど頑張ってもワンクールで数億円だけれど、映画が化けたら数十億円のリターンが見込める。東宝は、長澤まさみと言う売れっ子を投入するドラマは、映画化までを見込めるものにするだろう。

ブロック化とは、グローバル化の範囲を限定する事です。相互互恵関係が最重要となります。


★これからの俳優は、演技力はもちろんスキルアップが必要ですが英語で演技する事も重要になって来るでしょう。
ハーフタレントや海外で活躍できる女優や芸人やタレントが重視されてくるのは、コンテンツを輸出する上で最低限の事になるでしょう。
しかし、それを創れるスタッフが圧倒的に不足している。


④ これからは、投資側に入れた女優の方が有利になる。

残念ながら、太田プロの生田絵梨花は今のところこの輪に入れていない。
太田プロは、製作投資を出来ないだろうな。これからは、どんなに人気があっても、その輪の中に入っていないとオッファーが来ないという事になって来る。
現実的に、今まで秋元康企画のドラマには呼んでもらえてない。


続く


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