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【乃木坂って、どこ?】 ♯179 さよなら「乃木坂って、どこ?」 お別れ会を観ずして乃木坂を語るな、と言いたくなる回です。
妄想込みの推測記事です。エンターテイメントとしてとらえてください。
1.この回を観ずして乃木坂を語るな、と言いたくなる回です。
予定の収録が終わった後、残されてバナナマンから突然番組の打ち切りを言い放たれる。
2015年4月5日放送回。番組始まって3年半。
芸能界の経験がまだ浅く年端も行かない10代の少女が突然そんな状況に陥ると、日ごろの番組に対する気持ちとかグループに対する愛情とかメンバーに対する気持ちとかが思わず出てしまう。
そこを見て欲しい。
基本的にお育ちの良い・気持ちが真っすぐな娘が多いなと思いました。
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★松井玲奈の兼任期間は、2014年4月13日~2015年3月24日なので、この収録には参加していない。
★制服は「11th命は美しい」だけれど、番組出演メンバーは、「【乃木坂って、どこ?】 ♯178 「仲良し同士のプライベートに密着! 乃木坂46の休日」後半戦!」の出演メンバー「中3トリオ」なので、生田絵梨花、中元日芽香、斎藤ちはるが出演している。放送日2015年3月29日、収録は2015年2月末~3月初旬学生が休みになる前だろう。ここでは触れないけれど、不思議な企画だった。
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その前の回20150322は、西野と高山が二人でUSJに遊びに行く企画でした。【乃木坂って、どこ?】 #177 乃木坂の休日第2弾!
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制服
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番組が終わる事への出演者(選抜全員)のコメントを求められ、突然だからこそ素が見える。
日頃思っている事が出てしまう事を許した制作者側の勇気をほめたたえたい。もちろん収録結果が放送に値しないとしたら、1回分の放送とはならなかっただろう。
この表面上ではない、ビジネスライクではない乃木坂ちゃんの素の人間性を見れた事で、これ以降のファンとの絆を深めた。
乃木坂への愛や番組への愛着やバナナマンへの愛着やこれからの不安等が如実に出てしまったから、収録全部を放送したのだろうと思う。
特に10代~20代までの人生経験が少ない場合は、人間としての素の部分が露わになる。筆者がいつも言っている「高いコンピテンシー」が出てしまった。
愛情や感謝や温かい気持ちが思わずあふれ出て、バラエティーを見てたはずなのに、バナナマンも含めての台本の無い人間ドラマが繰り広げられ忘れられない回になった。
歌の上手さやビジュアルの良さなんかを上回る熱い気持ちを掻き立てられて、絶対応援するぞと言う気持ちが喚起された。
人間性が劣後している「アンチ」や「マス掻きロリオタ」には響かなかっただろうが、ここが大きな分岐点の一つだったと思う。
実は、乃木坂46が所属しているSMEの経営者が変わり、それはSONYの創業来の危機的な赤字を挽回すべく、SONY本社社長が取締役として乗り込んできた事と無関係ではない。SONYの2022年3月期決算の1兆円を超える利益の基は、ゲーム・映画・音楽のコンテンツであり、ハードウエア中心からコンテンツ=IPビジネスに大きく振り回した初年度であったから、乃木坂も変わらねばならないという事で、大きく方針転換をした年。
2. さよなら「乃木坂って、どこ?」 ♯179お別れ会 を文字で再現してみます。
出席者は、「命は美しい選抜」18名 - 松井玲奈 + 斎藤ちはる、中元日芽香=19名
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バナナマン:2011年10月からやって来た「乃木坂って、どこ?」は本日で終了です。
そのタイミングで生田が抜かれる。良い顔するよね。制作陣が欲しい絵。
判ってらっしゃる。
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バナナマン:厳密にいうと、収録がここで終わりで、放送は2週くらい総集編を入れるかもしれない。(メンバーは誰もこの話は聞いていない)のぎどこのスタジオ収録はこれで最後。
急なんですよ。我々もこの前聞いただけ。
終わりです。Sの設楽さんが冷たく言い放つので、余計動揺が走る。
特に高山が「ひぃ~~」と悲鳴を上げる。
バナナマン:今どきは、バラエティー番組は永くつつく事は稀。
我々も、結成したところからでしたから、楽しくやらせてもらいましたが。
まだ信じられない、問いただしたいまいやんの顔。
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メンバー一人ひとりから挨拶をもらっって、お別れ会といたします。
一人ずつのコメント
本日の座席並び順は、前々回企画(西野と高山)及び、前回の企画(生田とちはるとひめたん)に沿って前列MC席に近い順から並んでいる。
今見ると、それ以外の席順が発言の内容を想定した番組側の演出意図丸出し。白石、橋本、松村の並びと、星野、若月、衛藤、深川、最後にキャプテン桜井にしゃべらせよう。
ナレーションは、運営やTVスタッフがメンバーに思っているもしくはその色で売り出したいと思っている特徴を言っている。
多分番組のデレクターが書いている。
どう見られているか?オタクの見方とは微妙に違っているとは思う。
筆者はこちらの方が納得しますがね。
①西野七瀬
(ナレーション:番組当初は前に出てくる事が出来なかった西野。徐々に自分の色を出し、8枚目シングルでセンターに抜擢されマカオバンジー233mを自分の足で踏みだし大きな感動を呼びました。)
コメント:バナナマンさんと定期的に会える機会がなくなるのは寂しくて、非常に成長させてもらえる番組だったので、「乃木坂って、どこ?」という番組があってよかったなと思いました。
【筆者の感想】後日、冷静な対応が他のメンバーの感情爆発と比較されて嫌だったと述べていた。
芸能人としての下手な(いらない)場の空気を読む事が不得手な分だけ素が出ているのだろう。そこが空気を読まないゆとり世代オタク受けした大きな要因の一つ。
②高山一実
(ナレーション:乃木坂のムードメーカーで、他の番組でも活躍を見せる高山。持ち前の明るさと、独特のリアクションで多くの笑いを提供してくれました。)
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コメント:劇場もない私たちにとって、「乃木坂って、どこ?」が私たちの劇場の様なもので、初期からずっと一緒にやって来たバナナマンさんに会えないと凄く寂しいし、突然でびっくりしたし。のぎどこのお陰でやれてきた部分が沢山あるし、え~本当に終わるの??悲しいです、寂しいです。ありがとうございました。
【筆者の感想】感情を抑えきれずに、顔が大きく崩れている事すら意識出来ない位泣き出して、言葉にならない。
意外に感情爆発するんだと思った。
情深い人だから、メンバーに好かれるんだな。
グループとしてとしての不安と、個人の感情が入り混じってしまっている。
③生田絵梨花
(ナレーション:メンバーの中で一番の変人であり、一番の常識人ともいえる生田。10枚目シングルではセンターを務め、自ら富士登山を志願して見事登頂に成功。)
コメント:私も急に言われたから、これで最後?ってびっくりしちゃって。私も、乃木どこで殻を破ってもらえたというか、この番組が無かったら見せれていない姿もいっぱいあったと思うから。
今後ないと思うと寂しいです。引っ張ってくれたバナナマンさんとか、いろんな企画を考えてくださったスタッフの皆さんに感謝しています。
見てくださった(ファンの)皆様もありがとうございました。
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【筆者の感想】生ちゃん、この時18才大学1年生入学直前の春。
涙目で、戸惑いながらも、冷静に対応しようとしている。
ファンの皆様への感謝を出すあたり、コメントは100点。
ファンがあっての自分達だと言う事を一番わかっていて、こんな混乱する中でもそれが出てしまうのが常日頃そう思っているから。
メタ認知能力がメンバーで一番高い。
筆者は、生ちゃんファンだから余計な事を言いますが、そういう断片的に垣間見れる人間性が芸能人としての印象を一つ一つ作って行ってしまう。悲しいけれど避けられない事で致し方ない。
これを見て、生田絵梨花は冷静な強い人だと思われると「歌にも演技にも感情が感じられない」と言う悪口につながって行く。難しいね。
観客側の思い込みを変える事は不可能に近い事。だから、演者側が主体的に新しい印象を刷り込んだ新しい顧客を常に作って行かねばならない。
但し、自分の中にありもしない役をやれるのは、ごく一握りの役者だけで、それを必ずしも評価されるわけでもない。
少なくても生田絵梨花に関して言えば、多重人格的な側面があって、役作りで該当の人格になり切るれる。観客の思う役者に求める人格を表現力と言っているなら、その観客の薄い経験を超える表現者を目指している。表現力って、人間理解力だからね。
冷静に言うと、この3人で言うべきことはだいたい出ています。
これからは、感情の表現や番組への愛着等をお伝えします。
個性が出ていますよ。
④斎藤ちはる
(ナレーション:物おじしない度胸と、斎藤家の歌で乃木どこを盛り上げてくれた。)
コメント:バナナマンさんに会えるのが楽しみだったし、こうしてスタッフのみなさんと会えるのがなくなっちゃうと思うと、やっぱりさみしいです。ありがとうございました。
【筆者の感想】
初めての選抜で、乃木どこ出席も少なく、愛着も少ないのは当たり前。
⑤中元日芽香
(ナレーション:誰よりも真剣にアイドルと向き合っている中元日芽香。どんな場面でも必殺のヒメタンビームでスタジオの空気を和ませてくれました)
コメント:バナナマンさんが「ひめたん」って言ってくれるのが凄く嬉しかったです。スタッフさんの評価が高く、呼んででくださるのが楽しみでした。寂しいです。ありがとうございました。
【筆者の感想】
中元日芽香がバナナマンに卒業の挨拶した時にも、ひめたんと呼んでいた。この事を覚えていてくれたんだね。
⑥秋元真夏
(ナレーション:時には体を張り、時には肌を露出しながら、企画の意図を敏感に感じ取り常に番組の事を考えて多くの見せ場を作ってくれた)
コメント:急に聞いたので、気持ちが整理できない。のぎどこの選抜発表で乃木坂に復帰してそこからいろんな人に秋元真夏を知ってもらったのはのぎどこがきっかけだった。本当に寂しいです。毎週見て頂いてありがとうございました。
【筆者の感想】
未だ番組への愛着は薄いだろう。
⑦生駒里奈
(ナレーション:乃木坂46結成時のセンターであり、今は別なステージでもまばゆい輝きを放つ生駒。向上心を忘れることなく乃木坂46の顔として他の番組でも活躍)
コメント:一人でバラエティーにでるようになって、のぎどこで学んだことを生かしてみたり、外でしゃべれなかった時どうやってしゃべろうかと考えながら収録をしたり。乃木坂のバラエティ冠番組ですが、試す場所でもあって私を大きく成長させてくれる番組でした。
【筆者の感想】
意外とサバサバしている。素が見れて面白い。
生駒は一時期乃木坂の事を考えすぎて、自分がセンターじゃいけないという考えに至ってしまった。
それを知らないと、「個人的なスキル向上に利用している」みたいな利己的な人に見えてしまう。
そこが残念かな。
⑧白石麻衣
(ナレーション:アイドルの枠から飛び出し、モデルとしても高い評価を受ける。番組内でも多彩なキャラを見せてメンバーの魅力を引き出してくれました。
コメント:正直知らなかったのでびっくりしているんですけれど。結成してすぐの時から番組もスタートしてバナナマンさんに沢山支えてもらって、乃木坂も大きく成れたと思う。のぎどこがあったからこそ私もそうですし、みんなも一人一人が個性を引き出してもらえたし、グループとして大きく成長させてくれた番組だとおもっているので、機会が有れば又一緒に番組出来たらいいなと思っています。ありがとうございました。
【筆者の感想】日頃からグループ全体の事を考えていなければこんなコメント出てこない。この人の偉い処は、ビジュアルトップで認知トップなのにグループの事を考えていた事。この人の乃木坂メンバーへの愛が、メンバー間の仲が良い最大の要因です。成功した強い要因の一つ。
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⑨橋本奈々未
(ナレーション:独特過ぎる感性で番組に笑いを届けてくれた。クールな見た目の中にも熱い真の強さを見せ場を引っ張ってくれました)
コメント:「乃木坂ってどこ?」のスタッフさん、バナナマンさんが毎日一緒に居るわけでは無いけれど、乃木坂を発信できる場として一番大きな存在であった。最初から見てもらっている人に囲まれてきたので、自分の悪い所とかいい所とかさらけ出せる現場っていうのはここしかなかった。この現場のスタッフさんとバナナマンさんとこうやって一緒に過ごす時間が無くなる事は悲しく、寂しい気持ちが大きい。
でもきっと、乃木坂が大きく成れば皆様とご一緒できると信じているので、それを信じて頑張って行きたいと思います。ありがとうございました。
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【筆者の感想】珍しく感情爆発させて泣いている橋本。冷静で、人の不幸話が好きな橋本の意外な一面。アイドルは苦手だったけれど、グループ活動は好きだったんだと思って、今更ながら安心している。
⑩松村沙友里
(ナレーション:関西風味の味付けがされた底抜けの明るさと、持ち前の不思議なキャラクターで幾度となく番組に見せ場を提供してくれた)
コメント:「乃木坂って、どこ?」と言う番組をやっていて、みんなにとってこの番組はホームな感じなので、沢山助けられたし凄く感謝しています。ありがとうございました。
【筆者の感想】路チューを報道されたのが2014年10月8日。3rdバスラの「からあげ姉妹」で少し許されて、これから個人的に頑張らなければいけない時期。だから、グループの事なんか言えないし、感謝しか言えないよね。
⑪相楽伊織
(ナレーション:10枚目シングルで途中加入し、11枚目シングルで選抜入りした。慣れないTV出演の中で懸命に自分の色を探しました。
コメント:番組に出たのも最近で、解んないまま終わっちゃうのですけれど、いろいろ活躍したかったなと思っています。ありがとうございました。
【筆者の感想】
2期生で合格したが、学校の都合で遅れて加入。2期生の中では選抜に選ばれたのは早い方。
⑫齋藤飛鳥
(ナレーション:スパイスの効いたコメントセンスで番組を沸かせ、現在はモデルの活動も行うマルチな才能の持ち主)
コメント:みんなも言っている様に、現場のスタッフさんとかばななまんさんと、こういう場で会う事も無くなっちゃうのかなと思うと、凄く寂しいし嫌だ。この番組が無かったら、(メンバー)みんなもここまで成長していなかったと思うし、わたしも成長していなかったと思うので、凄く感謝しています。ありがとうございました。
【筆者の感想】
あまり本音を出さない、人と深く交わらないのに、考えているんだな。
⑬伊藤万理華
(ナレーション:親譲りの美的センスで、番組内でもアーティスティックな一面を見せてくれました。)
コメント:1年ぶりに選抜に入れて、次こそ自分から前に出ようと思っていたので、このタイミングに無くなるって凄く寂しい。また機会が有ればご一緒したいです。ありがとうございました。
⑭堀未央奈
(ナレーション:7枚目シングルで研究生から大抜擢された。切れ味鋭いアドリブを披露する等、きらりと光るタレント性を見せてくれました)
コメント:バナナマンさんとメンバーの番組と言う事で、(視聴者として)いつも楽しみに見ていた。自分が加入して初めて番組参加した時凄い嬉しかった。いろんな経験をさせてもらい、のぎどこで初めてやった事も多くて、(そういう意味で)乃木どこで学んだことがいっぱいあるので、これからどんどん生かして行く事で乃木坂がもっと大きくなれますように。ありがとうございました。
【筆者】ここからがもう一つのエモーショナルなピークです。この盛り上がりがあって「公式お兄ちゃん」が確立した。
⑮星野みなみ
(ナレーション:捉えどころのないキャラクターで、番組内でも抜群の存在感を見せた。決めるべきところはしっかり決めるそのスター性に何度も驚かされました。)
コメント:(番組の中で)最初は喋れなかった(けれど)、みんな優しかったからしゃべれるようになって来た。さっき、日村賞貰ってないから、こん度は洋服じゃなくてバナナマンさんと遺一緒にご飯行こうって言ったら、良いよって言ってくれたから楽しみにしていたのに、無くなるって言ったから、行けないから、今度ゆっくりみんなでバナナマンさんと話したいし、寂しい、ありがとうございました。
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【筆者の感想】
これは、みなみにしかできない。ほわっとした妹キャラの面目躍如。
大好きなバナナマンさんとごはん行って番組ではない楽しく話をしたかった、なんて言われたら、バナナマンは激しく心動かされただろう。
記憶に残る名場面の一つ。
今回の発言で観客の感情を刺激するという観点で言えば、星野は印象に残る結果を出した。しかし、だからと言って星野が役者に成れるわけでは無い。
アイドル乃木坂46中だけ。
⑯衛藤美彩
(ナレーション:元気な大分弁がトレードマーク。年長メンバーとして大人のエッセンスを番組に与えてくれました。
コメント:選抜発表の時に、その場で自分の立ち位置(選抜かアンダーか)を思い知らされる。その緊迫した空気の中、バナナマンさんが愛のあるコメントを残してくださって、そういうことを言ってくれるのはバナナマンさんしかいない。それに凄く助けられていたので、感謝の気持ちしかないです。
【筆者の感想】
なかなか選抜に選ばれなかった衛藤ならではの視点。
選抜発表の場面は、こちらから見ていても心苦しい光景で、バナナマンのコメントは本当に愛が溢れていた。ファンも苦しい思いを共有して、ますます推しメンを応援しようとする一つのきっかけになる年中行事。
この頃やらないのは、もうそういうファンとの絆を作らせないという運営側の意図でもあるのだろうか?個人的には運営に納得いかない施策の一つ。
⑰若月裕美
(ナレーション:グループ全体を見渡す視野を持ち、常に他のメンバーの事を気にかけて来た。)
コメント:実感全然ないし、又なん週かしたらここに来るんだろうなと言う気しかしてない。乃木坂の全てはのぎどこから出来ているなと思っていて、乃木坂の全てを作ってくれて、ありがとう以上のものを伝えたい。
【筆者の感想】
乃木坂愛は強い。乃木坂と一体となっているのかもしれない。
櫻井玲香とニコイチだしね。
なんで副キャプテンにしなかったのかしらね。
⑱深川麻衣
(ナレーション:グループ最年長メンバー。聖母というあだ名の通り、決して感情的になる事も無く、時には相手の為に涙を見せるやさしさも見せました。
コメント:約3年とちょっとみんなでやって来て、皆も言っていた様にこれだけみんながいろんな事を勉強させてもらた番組は乃木どこだけだと思う。ファンの皆様も、週1回の乃木どこを凄く楽しみにしてくださっていたので、私たちに凄く大事なモノがこれから無くなってしまう事になる。
その状況は未だ想像がつかない。
バナナマンさんと一緒にお仕事が出来て楽しかったです。これからいつか又一緒にお仕事できるように頑張りたいと思います。ありがとうございました。
【筆者の感想】最年長でもあるし、ほぼ最後のコメントなので、今までのみんなの気持ちを整理してみせた、すべての要素が入っている。
そんな事より、卒業は決まっていたはずだから、もうこんな楽しい仕事は無いだろうと感づいている側面からの発言。
⑲桜井玲香
(ナレーション:最後の挨拶は、キャプテンの桜井。グループ結成から共に歩み、ともに成長した番組の終了に桜井は何を思うのか?
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コメント:終わりたくない。もっと早く言ってくれればよかったのに。
結成したばかりで、劇場も曲とか何も持っていなかった私たちを一番最初に使ってくれたのが乃木どこで、嬉しい時も悲しい時も全部そばにいてくれたのが乃木どこで、まだまだこれからなのに。
ずっと最初から見て来てくれた乃木どこがなくなっちゃうのが本当に悔しいです。絶対乃木どこを復活させたいし、おんなじチームで又仕事が出来る様に頑張りたいです。
【筆者の感想】見事にキャプテンであった。
怒ってますね。チームとして今後への心配がお怒りの中心であった。
2014年の全ツの休業は、出席日数の不足で大学継続を諦めなければいけない状況下、どちらを選ぶかを深く悩んだ事が原因。一時的な不安障害。
乃木坂に集中して大学を辞める決断をした。
(大阪公演全3公演を体調不良のため欠席しています。さらに握手会を欠席したり、歌番組でパフォーマンスする姿にちょっとした異変に気づくファンもいたようです。)
せっかく大学諦めて乃木坂が成功する為に全力で当たろうと切り替えたのに、人一倍責任感は強いのだからこの仕打ちか?と怒りたくもなる。
ライブ休んだだけで叩きまくるドルオタには望むべくもないが、人生賭けている一人の人間として見てあげて欲しい。
設楽さん:
まあ我々にとっても、10枚目までやって区切りも良く思う事は、大きく成長を感じた。
突然と言うのは普通の事で、どの番組も演者が最後に聞くと言うのはこれからもある話。
個人的な意見ですが、途中からどんどん成長して行く姿を見ていると、普通の番組と乃木どこは違ったんで、来るのも楽しくなったし、活動が増えると気になって状況を教えてもらって楽しかった。
こちらこそありがとうございました。
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日村さん:
番組は始まればいつか終わりますから、3年やって最初に出会った頃とは比べ物にならない位大きくなって、西部ドーム埋めているんですから。
ここで番組は終わりますが、皆は進んでいくだろうし、我々も進んでいきますので。又違う処で共演する機会もあると思いますので。
この発表が最後になるか?総集編が入るか?いずれにしても収録はこれで最後です。
今までありがとうございました。
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この最後のあいさつの後、茶番劇だった事がばらされます。
バナナマンの最後の一言で、メンバー号泣。
「乃木坂って、どこ?は終わりますが、新たな番組が始まります。MCはバナナマン、皆さんが又来る。
リニューアルしますので。」
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日村「設楽さん、それを言うまでの振りがなげ~わ。」
設楽「一言っていうのに、みんながすげーしゃべるから、長くなった。」
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「乃木坂って、どこ?」と同じ時間に放送しますので、皆様見て下さい。
視聴者の皆様、これからもよろしくお願いします。
ちなみに、スタッフも同じです。
日村:どうでもいいけれど、君達はバナナマンに感謝しているんだね。
星野が初めて位でかい声出したね。
設楽:橋元とかも泣くんだと思って、
ここで有名なセリフ
「だって私、バナナマンさん好きなんだもん」
が出る。
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【重要】
筆者として特に言いたい事は、
この白石の泣き笑いの顔が、
乃木坂46と言うグループの人間らしさを現わしていて、
それが乃木坂ファンをより引きつけた。
判るかな?この回の特別なワンショットは絶対これ。
どっきりに逢った事等どうでも良くて、バナナマンとの番組が続く事に安心して嬉しい気持ちはこの一枚に凝縮されている。
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公式お兄ちゃんと繰り広げる『幸せな空間』が『多幸感と癒し』を与えてくれた。
見る側にとって、バラエティーのスキルを鍛えるだの、芸能界の常識を覚えたり、過酷なヒット祈願の痛みを少し感じたりは、『多幸感と癒し』を得るための副次的な事だった。
上の写真の白石のこの瞬間の顔にほっこりさせてもらえた。
ロリオタは笑顔の方が好きだろう。
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さて2022年09月時点で、メンバーの人間性は?継承されているんだろうか?ビジネスだけの関係になっていない?
苦労して手に入れたものは尊いが、楽して手に入れたものはすぐゴミになる。
心豊かな人間になりたいね。
3.乃木坂46 「悲しみの忘れ方」
真夏の全国ツアー最終公演日 2015年8月31日
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「乃木坂って、どこ?」が終わって「乃木坂工事中」が始まった同じ年、「乃木坂らしさ」をテーマにした、ツアー最終日。
印象的だったのは、乃木坂らしさとは?”をテーマに、桜井、西野、橋本、白石がステージ上で各々の思いを語り始め、さらにメンバーそれぞれが乃木坂46の楽曲の中で好きな歌詞を挙げていくVTRがオンエアされた。
生田が登場し、ピアノ伴奏で「何度目の青空か?」「君の名は希望」「悲しみの忘れ方」の3曲を披露した。
特に「悲しみの忘れ方」は、10月28日リリースの新曲「13th 今、話したい誰かがいる」のカップリング曲であり、その歌詞の中に『乃木坂らしさ』の回答がある。
映画「悲しみの忘れ方」の リリースは2015年7月10日だったんで、映画の主題歌としては既にリリースされていた。
「13th 今、話したい誰かがいる」のフォーメーションは1期生オンリーであり、7th以降唯一の1期生オンリーだった。
3列目 桜井 若月 生駒 松村 万理華 井上
2列目 飛鳥 高山 橋本 生田 秋元 星野
1列目 衛藤 西野(C) 白石(C) 深川
運営側としてのこの企画の意味は、乃木坂46の踊り場・転換点として位置付けたので、マス化=大衆化を目指して行くという宣言でもあった。
マーケティング的「イノベーション理論」というのがあり、特に本体SONYの様な先端製品を扱うには、重要な理論。
マス化とは「アーリーマジョリティ」を獲得に行く事を意味し、キャズムを突破する困難がある。
ロリオタは既に取り込み済でこれ以上の拡大は難しく、もっとライト層を取り込む必要がある。
乃木坂46の一つの頂点で有った事、メンバーも運営も感じていたし、大事な事は、「乃木坂らしさ」に拘った事が、マスメディアで有名になっても乃木坂らしさを忘れないでこれからも追及していこうという確認だったと思う。
「乃木坂らしさ」がなぜビジネス上重要かと云うと、それこそがマーケティングで重要な差別化の事であって、無意味な同質な競争を避ける事こそ永続化するキモだからである。
少なくてもそれを、メンバーは知っておく必要があるし、もちろん運営スタッフも理解する必要があった。
次年度には、乃木坂という末端組織に「乃木坂らしくない運営者スタッフと、乃木坂らしくない戦略と、乃木坂らしくない施策」が顔を出す事が多くなっていく。
これを始めた村松俊亮氏が今年その功績でSMEの取締役に就任したので、乃木坂LLCの社長交代があった。社長に就任したのは高木氏という定年間際の人だったが、それがこの後ずっと引きずる問題を起こした。
村松氏が取締役に就任(2019年には社長になる)したが、それだけ乃木坂46はSMEにとって重要なプロジェクトと捉えられていた事は間違いない。
今、3期生4期生5期生に対して一番求められるのは、「乃木坂らしさ」を身を持って教え・伝承していく事。 伝統芸能では、型が出来て一流になって初めて型破りが出来るのであって、基本も無い輩がまねてやるのは必ず廃る事になる。
1期が作り上げた一流の「乃木坂46」というブランドを破壊したりせずに伝承して欲しい。つまりそれが生き残りのコツ。
乃木坂46を利己的に利用しようという輩は必ず排除しないと、衰退が待ち受けている。既にその序曲が掛かっていますがね。 26th以降のCD販売数が下落傾向にあるのは、乃木坂らしさを失いつつあるグループに愛想をつかしたファンの離脱。
センターメンバーの影響ではないし、むしろ販売数に影響を及ぼせる実力を持ったセンターメンバーなんて極少数でしょう。
終わり
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