見出し画像

【生田絵梨花 2023年を振り返って 1】歌上手い、演技上手い。だから『ウイッシュ』に採用された。言葉の壁を超えてわかるんだね。

1.【筆者のコメント】
生田絵梨花の歌と演技の評価が高まった2023年でした。
彼女にとっての転換点、これから一つステージが上がって行くのでしょうね。

2017年に東宝ミュージカル舞台「ロミオ&ジュリエット」に出演して以降、ミューオタ(ミュージカルオタク、殆ど女性)から激しいバッシングに逢っていた時は、どうなるか心配でした。

東宝が生田絵梨花が持っているファン層の大きさがミュージカル舞台にとっては巨大な顧客層だと気づいて、日本のミュージカル界の発展を夢見て新規事業を生田絵梨花に託した。生田絵梨花の母親が元々東宝ミュージカルのVIP層だった事も、家族がエリート層であった事も、今までの東宝ミュージカルには本当に新鮮で且つ未来を見てしまったのだと思う。

生田絵梨花が東宝ミュージカルに認められるまでの東宝ミュージカル界。

映像系女優界でスキャンダルで追い出されたり(平野綾等)・売れなくなったり・芸能界の競争に疲弊したりした人がミュージカル界に潜む、というのが今までの若手女性俳優の現状であった。

ミュージカル界は俳優の収入が低く、プリンシパルでも1舞台20万円程度であり、40舞台こなしてもドラマ1クールの収入(※1)に届きません。しかも、1~2ケ月の舞台稽古にはギャラが支払われません。
そんな現状では、TV女優は、はるかに儲かる・コスパの良い「ドラマ・映画の世界」を選んでしまうのは当然でしょう。
ミュージカルビジネスはかつかつでやっているのですが、それは顧客数が足りない小さな市場だと言う事が大きい。しかも、タイトルや出演者によってチケットの売り上げ(客入り)に大きな差が出てきます。

(※1)若手女優のドラマ世界では1本60万~100万超えて来る。TV女優にとって大きいのは、CM収入であり、トップ女優(綾瀬はるか)になると4~5億円の収入は特別ではない。

そこに、生田絵梨花出演舞台がいきなり早期にチケットを売り切ってしまい、しかも若い男性が大挙して劇場に来る事態に東宝関係者は衝撃を受けました。1950年代から60年以上ミュージカルを上演してきて、男性顧客が劇場を埋めつくす事態を見たことが無い景色でした。

生田絵梨花は、映像系で収入を増やそうというより、ミュージカル舞台に60才迄出演していたいという願望に基ずく行動が主であり、ミュージカル舞台に出演する事による大きな収入は期待しない人です。お育ちが良いからか物欲があまりない人です。
どこかで聞いた?大谷翔平の様です。

今TVや映画に出演しているのは、生田絵梨花がもっと多くのファン(できれば女性客)を獲得して、ミュージカル舞台を見に来てほしいという東宝を中心としたフジテレビやTBSや日本テレビやアミューズ等ミュージカル舞台の製作者(投資者)の意向でTVや映画に出演しています。

そんな前提だから、若いから出演出来る恋愛系ドラマではなく、本格的女優を目指している。(大竹しのぶさんが目標らしいがネットで叩かれるので発表していない)


■【参考 筆者が書いた記事】
【生田絵梨花】ディズニー監督から絶賛された


★世界各国の #アーシャ の 歌声がひとつに

「ウィッシュ~この願い~」29言語 マルチランゲージ・クリップ解禁
US本社の担当者大絶賛
「私が最初に選んだのは、エリカのパートだった。」



2.生田絵梨花歌上手い?ネット上の評判と5つの視点から検証

声優EXPRESS 2023年12月8日

生田絵梨花さんと言えば、乃木坂46のメンバーとして長年にわたり活躍し、その卓越した歌唱力で数多くのファンを魅了してきました。彼女が「歌うまい」と広く評価される背景には、単なる技術的な優れた点以上のものが存在します。この記事では、生田絵梨花さんの歌唱力の秘密を5つのキーポイントに分けて解析し、彼女がなぜこれほどまでに高い評価を受けているのかを探ります。安定した音程から表現力の豊かさ、そして多様なジャンルへの対応力に至るまで、彼女の歌声の魅力を深堀りしていきます。


目次

1 生田絵梨花歌うまい?①安定した音程とは
2 生田絵梨花歌うまい?②柔らかい歌声の魅力
3 生田絵梨花歌うまい?③曲に合わせた声の強弱
4 生田絵梨花歌うまい?④表現力の豊かさ
5 生田絵梨花歌うまい?⑤多様なジャンルへの対応力
6 生田絵梨花歌うまい?まとめ


生田絵梨花歌うまい?

①安定した音程とは

生田絵梨花さんが「歌うまい」と評価される最大の理由の一つは、彼女の音程の安定性にあります。

ライブパフォーマンスでは緊張感がある中でも、彼女の音程は譜面通りに非常に安定しており、これは容易なことではありません。音程の正確さは、歌唱力の基本中の基本であり、生田さんはこの点で高い評価を受けています。彼女の声は、ライブの緊張感の中でも揺るぎない安心感を聴く者に提供します。この安定した音程が、彼女の歌唱力を高く評価する理由の一つとなっています。


②柔らかい歌声の魅力

生田絵梨花さんの歌唱力のもう一つの魅力は、彼女の柔らかい歌声にあります。

彼女の声は非常に聴き心地が良く、楽曲に柔らかさと温もりを与えることができます。彼女は、楽曲の感情を優しく包み込み、聴く者に心地よい聴覚体験を提供する能力を持っています。この柔らかい歌声は、特にバラードやソフトなメロディの曲でその真価を発揮し、聴く者に深い感動を与えることがあります。生田さんのこの特徴が、彼女を「歌うまい」と言わしめる重要な要素です。


③曲に合わせた声の強弱

最後に、生田絵梨花さんが「歌うまい」と評されるもう一つの要因は、曲に合わせた声の強弱の使い分けにあります。

彼女は、各曲の特性を見事に捉え、その曲調に応じた歌声の強弱を巧みにコントロールできます。これは、一見簡単そうに見えますが、実際には高度な技術と感性が要求される部分です。生田さんは、各曲の雰囲気に合わせて声のトーンや強さを調整することで、曲ごとに異なる感情を表現しています。この能力は、彼女の歌唱力の高さをより際立たせています。


④表現力の豊かさ

生田絵梨花さんが「歌うまい」と言われる要因の一つに、彼女の豊かな表現力があります。

彼女は単に音程が正確であるだけでなく、歌詞の意味を深く理解し、その感情を声と表情で表現する能力を持っています。彼女の歌には、感情が込められており、聴く者を物語の中に引き込む力があります。この豊かな表現力は、彼女の歌唱に深みと感動を与え、聴く者に強い印象を残します。特に、感情の起伏が大きい曲では、その表現力の真価が発揮されます。


⑤多様なジャンルへの対応力

さらに、生田絵梨花さんが多くのファンから「歌うまい」と支持される理由の一つに、多様な音楽ジャンルへの対応力が挙げられます。

ポップからバラード、時にはクラシックに近い曲調まで、彼女は幅広いジャンルの楽曲をこなすことができます。このようなジャンルの幅広さは、彼女の音楽的な柔軟性と深い理解を示しており、聴く者に新鮮な驚きを与え続けています。生田さんのこの多様性は、彼女が様々な音楽スタイルを自在に操ることができる歌手であることを証明しています。




3.生田絵梨花、『PICU』で光る“等身大”の演技 乃木坂46から親しみのある名女優に?

Real Sound  文=本 手  2022.12.05

生田絵梨花は、乃木坂46卒業後も、歌に舞台と強みを活かした活動をしてきたのと同時に、ここ数クールは『オールドルーキー』(TBS系)、『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系/以下『PICU』)、そして映画『Dr.コトー診療所』への出演を控え、演技での活躍が目立っている。


そこで、現在放送中の『PICU』での活躍を軸に、女優としての生田絵梨花の魅力を掘り下げてみたい。

『PICU』は、北海道を舞台に、新設された小児専門のICU(集中治療室)での主人公たちの奮闘を描く医療ドラマ。生田演じる涌井桃子は、主人公の小児科医・志子田武四郎(吉沢亮)の同級生で幼なじみでバスガイドを務めている。武四郎を女手一つで育ててきた母・南(大竹しのぶ)も同じバス会社で働いており、武四郎の家にやってきては茶飲み話で盛り上がるほど仲良しだ。武四郎が幼い頃からずっと思いを寄せるマドンナ的存在だが、彼女はまったく意識していなかった。桃子は初回に妊婦として登場し、南は武四郎に「かっこつけている間に他の男に取られた」と後悔するほど。親しみやすく明るい等身大の女性を演じている。

 生田は、乃木坂1期生として初期からグループの最前線で活躍する一方、得意のピアノと歌でミュージカル女優として実績を残してきた。
ミュージカルでは『リボンの騎士』のサファイアや、『ロミオ&ジュリエット』のジュリエット、『レ・ミゼラブル』のコゼットなど、数々のミュージカルに出演。

どの役でも共通しているのが、「明るく健気で心優しく芯も強い」性格だ。そうした人物の繊細な胸の内を美しい歌声で訴えてくるのだから、生田の舞台での演技は心に響く。

また、2015年に出演したドラマ『残念な夫。』(フジテレビ系)では、ピアニストを夢みる女子高校生という自身のキャラが活かされた役を演じ、2021年にドラマ『イチケイのカラス』(フジテレビ系)にバレリーナ役でゲスト出演。10年のブランクをものともせず、完璧に仕上げてきた「白鳥の湖」の美しい姿、青春時代の無邪気な笑顔、プレッシャーに負けないよう踏ん張るも溢れ出てしまう涙、叶わなかった初恋を思い出す切ない表情など、自然な感情を無理せず表現していく演技だった。

グループ卒業後に初出演したドラマ『ゴシップ #彼女が知りたい本当の ○○ 』(フジテレビ系)では就活中に性的被害を受けた女子大生役を演じ、今作でも言葉に言い表せない悔しさを表情で見せていく演技を見せる。

一方、グループ在籍時に撮影した映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』では男性を惑わすセクシーな小悪魔役、主演を務めた『世にも奇妙な物語’22 夏の特別編』(フジテレビ系)の『メロディに乗せて』では、脳内に流れる音楽に合わせた行動をとらないと脳が異常反応を起こしまうOL役など様々な演技で芸達者ぶりを発揮する。

 しかし、卒業後ドラマ初レギュラーとなった『オールドルーキー』では、元プロサッカー選手の妻・新町果奈子の妹でグルメライター・糸山留美を演じ、果奈子が本音を吐き出せる相談相手として頼りになる脇役を演じた。

正直なところ、生田の実績なら、同じ乃木坂46卒業生の白石麻衣や西野七瀬のように、ヒロインのポジションで初出演でもおかしくない。
ただ、最初の作品のインパクトが強いと、演じたキャラのイメージが付いてしまう可能性が大きく、女優として様々な役を演じていくなら色を付けないことは賢明な選択と言える。

これまでの“ミュージカル女優”という華を脱ぎ捨て、等身大女優としての地道な歩みが『PICU』という繊細な作品に生田が溶け込むことができた理由だろう。

これはミュージカル出身の高畑充希や上白石萌歌、上白石萌音の歩みと通じるところがある。(※2)

【筆者のコメント追記】

(※2)「高畑充希や上白石萌歌、上白石萌音の歩み」
の様な印象ポジションというならその通りですが、生田絵梨花の場合生田のマインドに驚愕してファンになった男性エリートファンが先にあった。
TVで培われたファン顔の見えないファンではない事が大きな違い。これから認知度が上がって行き、高畑充希、上白石萌歌、上白石萌音と同じ様な女性ファンが増えていくと思う。


『PICU』は優しいドラマだが、命が関わる非常に辛いドラマでもある、
そこで生田はいかに“平常な人”を演じるか。
このドラマの一つの肝は、武四郎と南の親子の関係だ。よくある親子と一緒で、親子だからこそぶっきらぼうで、変に心配させたくないし、恥ずかしいから弱音を見せたくない、もしくは本音を見たくないというのもあるだろう。
ただ根底には幼少期に父親を亡くし、女手一つで息子を育て上げた母親と、そんな苦労を見てきた武四郎は母親を安心させるため医師を志した。
しかも2人暮らし、見えない愛情が深い絆で結ばれている。

この親子関係の間に、桃子は親戚のように自然と溶け込んでいる。
武四郎の家にいて、武四郎が帰ってくると「おかえりー」と言える自然さ。それだけ近い関係だからこそ、母親に本音が言えないように、桃子に告白できなかったのだろうか。
南にとっては娘のような存在で、唯一心が許せる親友だ。
親友というのもまた、本音は照れ臭くて隠したいものだが、相手の気持ちを察して心配する思いは親子以上。そうした関係性を生田は自然に演じていく。

 武四郎は医師なのに母の癌に気づかなかったことに後悔し、医師だからこそ未来が分かってしまう。仕事のことで頭がいっぱいで、母親にまで気が回らなかった。そして、南は息子に気を遣わせたくなかった。

桃子は両方の思いが分かるから自然と涙が溢れ、南の病気のことを知って「武ちゃんのお母さんだけどさ、それだけじゃないから、南ちゃんは南ちゃんだから。なんかあったらすぐ連絡して」と心配の感情を必死に柔らかい表情にして声をかける。そして南が「なんでうちにお嫁にきてくれなかったんだろう、こんな素敵な娘さん」と言うと、涙をこらえて「バカ言いなさんな」と、照れなど様々な感情が詰まった表情を見せる。

 この1シーンだけでも、かけがえのない関係性を視聴者に感じさせる名演技を見せる。元々、表情や眼差しで感情を伝える演技が上手だが、人を丁寧に描く今作だからこそ、生田の魅力が十二分に引き出されているのかもしれない。もしかしたら、生田自身がドイツ生まれのお嬢様育ちで、演技ではなく人として滲み出る心の余裕が、桃子の“いい人感”を自然と醸しているのかもしれない。それだけに、“妊婦役”ということが引っかかる。武四郎は、母の病気のように、桃子の妊娠も気付くのが遅かったが、そうした武四郎の後悔を強調する為のものなのか? 本当に観ていてやるせない気持ちにさせるが、今後、この桃子の妊娠もPICUと絡んできてしまうのだろうか。


生田は、感情を表情に乗せて伝えることが上手い女優であり、等身大の役になればなるほど自然にそれを見せてくる。

『PICU』で日本を代表する演技派女優の大竹しのぶと共演したことは大きな経験となったはず。
今後もミュージカルではヒロインとして歌い上げ、ドラマでは高畑や上白石姉妹のように親しみのある名女優になっていくだろう。




4.生田絵梨花の魅力を再発見?!彼女がドラマで見せる圧倒的な演技力に迫る!







5.長澤まさみ、生田絵梨花の演技を絶賛「みんながメロメロだった」<コンフィデンスマンJP 英雄編>

2022.01.10

女優の長澤まさみと元乃木坂46の生田絵梨花が10日、都内で行われた映画「コンフィデンスマンJP 英雄編」(1月14日公開)のワールドプレミアに、共演の東出昌大、小手伸也、小日向文世、松重豊、瀬戸康史、城田優、角野卓造、江口洋介、メガホンをとった田中亮監督とともに出席。長澤が、生田の演技を絶賛した。

今回、城田演じるジェラール・ゴンザレスの内縁の妻で男を惑わす魔性の女・畠山麗奈役を演じた生田について、長澤は「すごくセクシーでかわいくて、みんながメロメロだった記憶が。特に小手さんが」と打ち明け、小手は「メロメロでしたよ」とあっさり認め、「生田さんは麗奈を演じたことによって自分の性格が変わったっておっしゃっていました」とコメント。

生田は「それまでは人と距離を縮めるまでに時間がかかるタイプだったんですけど、イケイケな役をやるにあたって積極的にみなさんとお話しするようになってから、ほかの現場でもすぐ友だちになれるようになったり、『おしゃべりだね』って言われるようになりました」と役柄は自身の性格にも影響を及ぼしたことを明かした。

これに小手から「最初から当たりが強い人かと思っていたんですけど、そうじゃなかったんですね」と声をかけられた生田は「小手さんから『もっとお願いします』って言われたからやっていたんです」と説明し、「言い方がおかしい」と戸惑う小手を横目に、長澤は「そうだよね!『お願いします』って言われたんだもん」と生田に加勢。

さらに生田も「『なんでもっと強く叩いてくれないの?』って言われたのでやっただけです。素でやっていたわけではなくて、要望にきちんと応えただけです」と小手を追い込み、長澤からも「大人気ないよ!」と圧力がかかった小手は「だそうです…」と抵抗を止めた。(modelpress編集部)


終わり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?