自己紹介2 不妊治療の始まり

「将来子供が出来にくい体質かもしれない」医師からのこの言葉は
20代前半の私にとって、とても衝撃的な言葉でした。

将来、好きな人と ″当たり前に″ 結婚して
″当たり前に″ 五体満足の子供が2、3人にいる。

その ″当たり前″ と思っていたことが、私にはほど遠く叶わないかもしれない、、
10代の頃、自分の身体・体質を軽率に考えていたことを恨みました。

当時私は、現在結婚している主人とお付き合いをしているときでした。
(その後、主人とは8年間のお付き合いし結婚に至ります)

主人は昔からの趣味で、野外活動をする子供への指導をしていました。
そんな子供好きの彼と結婚しても、将来子供は出来ないかもしれない、、、

結婚する以前から、漠然と 
″私には子供ができない″  と頭の中でつきまとっていました。

今まで意識していなかった、赤ちゃんを抱っこした女性、子持ちの家族連れ、、
目に入るたびに心が痛みました。

主人には結婚する前から、私の体質については話していました。
結婚後、すぐに不妊治療をはじめるよう二人で話し合い治療に至ることになります。

入籍後、すぐに不妊治療を開始しました。

不妊治療の最初面談で、不安すぎて
看護師さんと話している際に号泣してしまったことを、今でも鮮明に思いだします。

周囲からの「結婚の次は、子供ね!」
当時、みえないプレッシャーが私の中にあったと思います。

実際いただいた入籍のお祝いのメッセージにも書いてあったと思います。

「目指せ子沢山!」「子供の面倒見るからね!」

悪気のない言葉だとわかっているけど、辛かった、、
私には叶わないかもしれないから、、

#多嚢胞性卵巣症候群 #不妊治療

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