私は何のために絵を描くのかvol.2
みんな、それぞれの個人的な価値観をベースに生きてる。
やりたいことも大事なことも良いと思うものも全部違うはずなのに、目立つ多数派の『他人の価値観』にどうしても振り回されるのは、人間が社会的な生き物である以上仕方がない事なのかもしれない。
未だ元Twitter現Xに対する違和感を拭いきれずに暴れており、「X辞めます今までありがとうございました!」って文章まで作り終わっていたところを全力で思い留まって一旦逃げてきました。
奏汰です。
🌵。
ずっと同じようなことで悩んでいたのですが、やっと悩みへの理解の糸口が掴めたような気がしたので、忘れないうちにと文章を綴っています。
近頃創作するのがどうしても楽しくなくて、ヒントが欲しくて色々と記事を検索したり人の話を聞いたりして試行錯誤してたんだけど、見当違いだったのかもしれないと思った話です。
ずっと感じてはいたけど明確にうまく言葉にできなかった、『人が言う物と自分が目指すものが違う』 という感覚を考える。
「絵」と一括りに言ってもたくさんのスタイルがありますよね🖼️
伝統的な絵画やボタニカルアート、漫画に似顔絵、雑誌の片隅に添えられる素材まで。
そんな中私はキャラクターイラストみたいなものを描いているのですが、活動のスタイルに違和感を覚え、色々と情報を集めては参考にしてみるものの全然うまくいかずにひとりで勝手に撃沈する、を繰り返していました。
これがどうして、私が参考にしていた情報は私がいるジャンルのものではなかったのかもしれない。とふと思ったのです。
音楽で置き換えてみたら凄く腑に落ちたのですが
例えるとすれば、SNSでバズるタイプのイラストは、「どこへ行っても流れている」ような皆が知ってるJ-pop。
スキルマーケットでよく売れるイラストは、キャッチーなワンフレーズやゲームのサントラ。
私がやりたいイラストは、謂わばCMの裏でひっそり流れているような耳触りの良いインストゥルメンタルとしましょう。
曲作りをしてみるけどしっくりこない。
現状打破のために情報を探してみると、『音楽で成功するには!?』と、J-popを売っていく方法が一番見えやすいところ出てくる。
『皆に聞いてもらうためには、まず素敵な歌声を手に入れよう!』『流行りのフレーズを歌詞に取り入れよう!』『経験を積むためにライブをしよう!』なんて言われてやってみたけど上手くいかず、皆に「あのドラマの主題歌良かったよね〜」なんて噂されているのを見て羨ましくなる。
挙句の果てには軽音楽向けのライブハウスでライブして、手応えなくて心病んでる謎状況になってるわけです。
作ってるのはインスト曲なのに。
そもそも私がやりたいことと世の中の絵描きの多数派がいるジャンルは違うのに、近いように見えるから同じだと錯覚する。
同じ「イラスト」という括りで考えようとするからおかしくなる。
互いに交差するところや学ぶところはあっても、絶対的に違うものなんだ。
と考えたら、びっくりするくらい心が軽くなりました。
あなたの描く絵はどんな音楽かな??
ぜひ考えてみてくださいね🎷
以上、奏汰がお送りしました🌵
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