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別れの準備

旦那の実家に行く途中のお寺さんの掲示板に、こんな事が書いてありました。


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いのちのバトン


父と母が二人

父と母の両親で四人

そのまた両親で八人

こうしてかぞえてゆくと

十代前で千二十四人

過去無量のいのちのバトンを受け継いで

いまここに自分の番を生きている


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なんで今日にかぎって気がついたんだろう・・・


新婚当初、旦那の実家に行くたびに心細くいる私と顔合わせると、小さなコップを私に見せて


「今日は飲む?」


と義父が微笑んで聞いてくれて、なんだかほっとして「飲みます」って答え、ゆっくりお話ししながら少しづつ慣れていった


いつも微笑んで「のんさん」って声かけてくれて、私達夫婦を見守ってくれて・・・

旦那の両親はよくケンカしてたけど、なんだかいっても仲良くて、私にとって夫婦っていいなぁと、私もいつまでも手を繋いでいれる夫婦でいたいなぁって思わせてくれるご夫婦です


義父のその優しい声が聞けなくなる寂しさ・・・

わかってはいるけど・・・

今は言葉には言い表せないです


ありがとう・・・感謝しかないです


義父さん、旦那とともに寄り添って生きていくことを許して頂き、ありがとうございます

私は旦那と出会って結ばれて、娘達と出会い、こうしてなんだかいっても家族が出来たことが幸せです


番が終わっても見守っててくださいね

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