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草創期 あの世とこの世

あの世だと古臭いのでお空の世界と呼ぼう

お空の世界と繋がったというと
胡散臭いかもしれないが
実際そうなのだから書くとする

知り合いにサイキックミディアムという
肩書き?の方がいる

困った時の神頼みではないが
なにかすがるような気持ちで相談にいった

助言がほしい
この世ではなくお空にいる大切な人から
どうしても聞きたかった

オカルトはいつもはあまり得意ではない私
でも霊的な存在は信じているし過去に実体験もある(ここでは関係ないので割愛)

なにか困難に直面すると
あの人ならこういう時
なんて言ってくれるんだろうと
心でいつも思っていたお世話になった恩師と
私の大好きな大好きなおばあちゃん

セッションが始まると早速恩師が
ご意見をくれた


第一声に

あんたらしくないね

二言目に

もっと突飛なことをするやつだと思ってた


ああ
まさに恩師が言いそうな台詞廻し
(男勝りな女性なので口調は荒いが
そこが良い)
姿は見えないけどちゃんと私に喋ってくれてる

懐かしくて涙が溢れる


迷うな
決めたら迷わずつらぬけ


自他ともに認める「有弁でも金」の方だったので他にもあれこれ伝えてくれたのですが
ここも長くなるので割愛(スイマセン)


次はおばあちゃん
102歳の大往生おばあちゃん

私に家族の太陽でいてねと言ってくれた

そうちゃんのことはおばあちゃんが守るから大丈夫と言ってくれた

涙が止まらないよおばあちゃん

そうだったねお母さんは太陽でいなくちゃね
最近ずっと暗い顔してた
子どもたちの前でもたくさん嫌な顔してた


最後にいろいろアドバイスを頂いた

大丈夫 とたくさん言うこと

大黒柱は夫だけど私が家族の核になること

心配している後遺障害
残るかもしれないし残らないかもしれない
良い方に賭けてみたらいいじゃないか(恩師)

お空からこんな風に叱咤激励されたら
心は不思議と素直に言う事を聞くようで
なんだか軽く楽になった

おまけにおばあちゃんが守ってくれるという
絶対的な安心感

大丈夫、どっちを選んでも大丈夫
おばあちゃんが守ってくれるから大丈夫

根拠のない大きな自信に似た感覚が私を助け
少しずつパワーを取り戻した

この時をきっかけに少し道が見えてきた
散々迷っていた治療法

そうちゃんの病気が治って
また家族で暮らせるように
選択したのは抗がん剤治療だった
あんなに嫌がったのに

おばあちゃんのお墨付きが出たにもかかわらず民間療法を選ばなかった

嫌なのは今でも同じ
薬が大量に入ることを良しとしたわけでは
ない
嫌だけど必ず治して家族で幸せに暮らす
目の前の不安よりもその先の希望を見出した

民間療法で助かるイメージは
この時も湧かなかった
単純にこの理由が大きい

最後は自分の心で決めて
その後夫と話して同意見で一致した

親の選択で子どもの命が決まる
重圧は感じるけど重くはない
絶対に元気になって家に一緒に帰るのだ


2021.4.28

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