【ミルグラム考察】囚人番号003 フータ(第二審時点)

⚪︎フータの罪

 MVからわかるように、フータの罪は被害者が行った悪事をSNSで晒したことにより、過度に炎上させ自殺へ追い込んだことです。
 フータのMVは、フータ自身の性格と同じように、実際にフータが何をしたかを分かりやすく描写しています。
 それでは、被害者が行った悪事とは一体何だったのでしょうか?
 また、数ある加害者の中で、なぜフータだけがミルグラムに選ばれたのでしょうか?
 それらについて、これから考えていきたいと思います。

⚪︎SNSのアカウント名・活動

 第一審のMV『事変上等』から、フータは「ストームパズズ」というアカウント名でSNS(Twitter:現X)をしていることがわかります。
 フータは、いわゆる「バカッター」と呼ばれるような、馬鹿なことや悪いことをしている人をSNSで叩くことが趣味のようです。
 フータは今まで、(コンビニの)アイスケースに入った人や、セクハラしている大学教授などをSNSで叩いています。

フータ『事変上等』MVより

⚪︎フータが晒しあげた被害者の悪事とは?

 この画像が、フータが被害者を晒しあげた時の内容だと考えられます。
 画像内の文字を下に起こしてありますのでご参照ください。

フータ『事変上等』MVより

【画像内の文字起こし(時系列順)】
被害者「🥺👒🥺👒」
フータ「潰してやるか。たかがJCの分際でいい度胸だwwwwwwwww可愛いからって許すなよお前ら」
被害者「店員さんの許可はとっていますし、私的複製の範囲だといってます」
フータ「はいはい後出し乙」
フータ「多分特定完了。過去の書き込みから学校わかったわ。近所なのウケるw」
審判💧「一番の加害者はお前」

【画像内の用語解説】
・JC=女子中学生。
・w、www=笑っている描写。
・乙=「お疲れ」の略。この場合は皮肉が入った言い方。
・私的複製の範囲=個人的に使うために、写真等をコピーすること。なお、SNSへの写真の投稿は、そのデータを全世界がコピーできるようになってしまうため「私的複製の範囲」には含まれません(おそらく、被害者は子供なので用語の使い方を間違えているのだと思われます)。


 被害者は、このJC、つまり女子中学生です。
 「魔法ちゃん」というアカウント名だったから、MVでは魔女のボスとして描かれていたんですね。
 そして、その女子中学生が店内で帽子をかぶった写真を投稿していることから考えると、フータが晒しあげた悪事は、「未購入商品を着用した写真をSNSに投稿したこと」だと考えられます。

 購入していない商品を身につけた写真をSNSに投稿して自慢することは、「非常識だ」と言われることがあります。
 しかし、店員の許可を取っているのであれば話は別です。
 SNSに投稿するところまで含めて許可を取っているのであれば、被害者の行為は何も悪くない、問題ない行為であると思われます。
 また、帽子を被り写真を撮るところまでは許可をしたが、SNSへの投稿までは許可してはいないという場合でも、SNSへの投稿禁止などの注意事項がない限りはそこまで咎められることでもないと思います。

 つまり、フータは実際は全く悪くなかった被害者を悪いと決めつけて叩き、炎上させ自殺させてしまったことになります。
 被害者が「店員に許可をとっている」という「自分は悪いことをしていない理由」を言った時、フータは全く聞く耳を持たずに個人情報を特定して遊んでいました。
 もし、この時に、フータが被害者に謝ったり投稿を削除したりしていれば、フータの事件の結果は変わっていたのかもしれませんね。

⚪︎なぜフータだけが選ばれたのか

 第二審の曲『バックドラフト』では、「導火線に着火」という歌詞が出てきます。導火線に着火するのは「火を最初につける人」のため、フータが最初に被害者を炎上させようとしたことが分かります。
 それは、第二審MVの描写からも分かります。
 被害者のモチーフは魔女です。
 MVでは、綺麗だったその魔女にフータが赤いスプレーを吹き付けた後、他の人が続々とスプレーを吹き付けていました。

フータ『バックドラフト』MVより

 そのため、最初に被害者を叩いたのはやはりフータだったということが分かります。

 ボイスドラマでフータは「死んだヤツを叩いてたのはオレだけじゃねぇ。どいつのコメントで死んだかなんてわかりゃしねぇだろうが」と言っています。
 実際その通りで、フータよりも過激な言葉で被害者を叩いた人が居て、フータ以外の言葉で被害者が死んだ可能性も十分あります。
 リツイート(リポスト)も同罪ですので、フータだけが悪かったわけでは全くありません。

 しかし、考えてみてください。
 お店の中で可愛い帽子を被り、ワクワクした気持ちでSNSに投稿した中学生の女の子……この子の投稿は、そんなに簡単に炎上するでしょうか?
 被害者の投稿は、フータが叩こうという意思を持って狙い、晒し始めなければ燃えないような内容でした。
 そのため、フータが最初に攻撃してしまったこと自体が1番悪いということになり、このミルグラムに選ばれたのではないかなと思います。

⚪︎フータ自身は炎上したか

 フータは第二審の曲で「迫るメラメラ どちらも敗者?」と歌っています。
「どちらも」とはおそらく「被害者」と「フータ」を指しており、それを考えるとフータ自身も炎上しそうになったのかな、と思います。
 ただ……もしフータの事件やフータのアカウント自体が炎上していたとしても、フータという「リアルの個人」にまでは炎上は及んでいないんじゃないかな、と思います。
 理由はエスの曲『アンダーカバー』で出てくるこちらの映像です。

エス『アンダーカバー』MVより

 フータは、被害者の家に写真を撮りに行っています。フータは被害者の学校が近所だと言っていたので、被害者が本当に死んだのかどうかも直接確認しに行けたのでしょう。
 もし、フータの顔や個人情報がネットで晒されている状態ならば、被害者の家などには怖くて近づけないと思います。
 そのため、仮にフータのアカウントが燃えていたとしても、フータの個人情報までは特定されていないのかな、と思います。

 ちなみに、SNS上でフータの個人情報を特定することは簡単です。
 まず、フータは大学の愚痴をSNS上で溢しているため、SNSを見るだけでも「フータは大学生」だということが分かります。
 さらに、フータは大学教授を晒しあげているので、フータの通っている「大学名」も特定できます。
 また、SNS上で「被害者の学校が近所」とも言ってしまっているので、フータが住んでいる「おおよその住所」も特定できます。
 ついでですがフータの「誕生日」もIDで予想可能です。SNSのIDにつける4文字の数字は大体自分か推しの誕生日なので……。
 4分間の動画でこれだけの個人情報が分かるのですから、もしフータの投稿が全て見られる状態であれば、より多くの個人情報を特定できるでしょう。
 フータのアカウントはリアルの知人とも繋がっていそうな雰囲気もありましたし……フォロワーの情報なども総合すれば、最悪、SNSを見るだけで名前や容姿、経歴などを全て特定されてしまう可能性もあります。

 皆で叩いていた人間が死んでしまったとなれば、今度は叩いた側に非難が飛びます。
 そうなれば、特にフータと一緒に被害者を叩いていた人たちはその非難から逃れるために、この事件は誰のせいだったのかという「犯人探し」を始めるだろうことは想像に難くありません。
 もし、フータがアカウントを誰でも見れる状態にしておいたままだったら、フータが被害者にしたのと同じように、フータ自身も個人情報を特定されて叩かれる可能性が非常に高いです。

 フータは他のSNSユーザーから「一番の加害者はお前」という引用リツイート(引用リポスト)を、自分がSNSを見る4分前に受けています。
 それを受けた後、怖くなってすぐに自分のアカウントを消すか非表示にしてフォロワーを全員ブロックするなどをしていれば、仮にアカウントが炎上したとしてもフータという「リアルの個人」の特定は防げます。
 エスの曲『アンダーカバー』のフータのパート「罪からの隠れんぼ さあ尻尾巻いて黙ってどうぞ」からも、フータは現在アカウントを削除または非公開にし、罪から隠れている状態だと考えられます。
 そのため、やはりフータという「リアルの個人」までは炎上していないのではないか、と思います。

⚪︎フータは現実で罪から逃れ切れるのか

 ネットで誰かを誹謗中傷した場合、相手から訴えられることがあります。
 そのため、フータも殺人罪には問われなくても、他の内容でなら被害者の遺族に訴えられる可能性があります。
 しかし、フータの場合は訴えられる可能性は極めて低いのではないかな、と思います。

 詳しくないので間違っていたら申し訳ないのですが……まず、SNSで誹謗中傷を受けた時には、相手に誹謗中傷している投稿を削除するように言ったり、名誉毀損で訴えたり、損害賠償を求めたりすることができます。
 フータは「罪から隠れている」状態ですので、被害者を誹謗中傷した投稿はすでに削除・非公開にしていると思われます。
 そうなると、被害者の遺族がフータに何かをしたいと思った場合には、誹謗中傷したことについて名誉毀損・損害賠償を訴えていくことになると思います。

 フータを訴えるためには、まずはフータのアカウントを「指名」し、このように誹謗中傷をされたという「証拠」のスクショ(=スクリーンショット)などを提出することになると思われます。
 そこから、アカウント所有者の個人情報を開示してもらい、訴えていく──という流れになると思うのですが……。
 先ほど言ったとおり、フータのアカウントはすでに消されているか非公開にされていると思われます。そのため、まず「フータのアカウントを見つけること」自体が被害者の遺族にとっては難しいと思います。

 同じように、このように誹謗中傷をされたという「証拠」になる投稿も、フータのアカウントが見られないため入手できません。
 もし、他の誰かがフータの投稿のスクショをネット上に載せていたり、フータの事件のまとめが証拠付きで作られていたりすればそれを元に訴えることができる気はしますが……。
 しかし、フータはかなり早い段階で被害者が自殺したことに気がついています。
 第一審MVの最後の様子を見ていると、フータはすぐにアカウントを非公開にしてから、被害者の情報を集めていそうな印象を受けます。
 すぐに非公開にしたのなら、スクショを撮れる時間が短いため、スクショを撮っている人も、そのスクショをSNSに投稿している人も、あまりいない、もしくは誰もいないことが予想されます。
 そう考えると、フータを訴えるための「証拠を集めること」すら難しいのではないかなぁ……? と思います。
 ……まぁ、「一番の加害者はお前」って言っていた人などが、フータがアカウントを非公開にする前にスクショして「炎上まとめ」などを作っていたら、やっぱりフータ個人が特定される可能性は十分ありますけどね!

 ですが、被害者を叩いていたのはフータだけではありません。
 被害者の遺族が恨みを抱くなら、被害者を最初に叩いたフータだけではなく、叩いていた全員に恨みを抱く方が自然に思います。
 投稿が見えない状態のフータよりも、公開アカウントで公然と非難していた人たちの方が目につく可能性もあります。
 逆に、被害者の遺族が、ネット上の人を特定して訴えたいとまでは思っていない場合は、そもそも誰も訴えないという可能性もあります。
 遺族がインターネットに不慣れで訴えるという発想にまで到達しない、という可能性もありますね。

 また、今言ったSNSの誹謗中傷の対策方法は現在(2023年)の話であり、ミルグラムの開始時(2020年)にはここまで制度が整っていませんでした。
 なので、そもそも今言ったような方法でフータを訴えること自体が困難を極めると思われます。

 以上のことから、被害者の遺族がフータを訴えることはなく、フータは罪から完全に逃れ切れるのではないか、と考えます。
 ……まぁ、フータのアカウントは元々はリアルの知人と繋がっていそうな気配があったので、リアルの方からバレる可能性などもやっぱり残っていますけどね!
 あと、その罪が法律で裁かれるかどうかと、自分や他人がどう感じてどう行動するかは違う、とかもありますしね。
 しかし、もしフータが現実で罪から逃げ切れるとしたら、ミルグラムはある意味、現実の代わりにフータを裁く場となるのかもしれませんね。

⚪︎フータの反省度について

 ここからは完全に個人的な意見となります。

 フータが自殺させてしまった相手は、結果として何も悪いことはしていませんでした。
 被害者が「自分は悪くない理由」を提示してきた時、フータは「後出し乙」と言っています。これは「後出しで正しいことを言っても遅い」という意味に見えます。
 第二審で「鎮まれLieのFire」と歌っていたことからも、フータは自分の投稿が嘘(誤り)であったことに気づいていそうに思います。
 また、他にもかかってくる歌詞ではありますが、第一審の曲でも「なあ知ってんだろ もうずっと」や、「どうせ気付いてんだろ? どうすんだ」などと、自分に問いかけるようにも聞こえる言葉を歌っています。

 それらを総合すると、「被害者は悪くなかった」ことをフータ自身もちゃんと分かってるのではないかな、という気がします。
 それなのに、第二審のボイスドラマでは、
「ただ悪いことを悪いと言っただけだろ」
「ただ悪いやつをネットで叩いただけだ」
 と、まだ被害者が悪いことをしていたと思い続けているような発言をしていることには少し反省のなさと違和感を覚えます。

 これの辻褄を合わせるならば……。
 まだ「自分が殺したとしても、自分はただ正義のもとに悪いやつを叩いていただけだ」と、少しでもいいから思っていたい、などでしょうか?

 フータは、「間違えたものを正したい」というような歌詞を歌っている割には、MV内でスプレー缶を使って落書きをしていますし、歩きスマホもしています。フータの行動には、正しい人間としての様子はあまり窺えません。
 正直、フータの行動には、正義というよりも「ただ人を叩いて楽しみたい」「叩くことで自分の鬱憤を晴らしたい」という感情の方が強く見えます。
 本当にフータが正義を原動力として動いているのであれば、被害者が「店員に許可を取っている」と言った時点で、自分の意見を撤回すべきでした。
 しかし、そうはせず、さらに被害者を叩いて遊んでいた。その結果、気がついた時には手遅れになってしまった。

 自分が完全に悪かった、と認めることは心理的に難しいこともあります。罪を認めるにしても、それには理由があったのだという免罪符は欲しいものです。
 しかし、「被害者が悪くないことを知った後も叩いていた」となれば「自分は悪いやつを叩いていただけ」という言い訳が通用しなくなります。
 そのままの内容では、心が拒絶して罪を認められない。だから、心が逃げ道を作る。
 そのためフータは、罪を認めるところまではできても、被害者が悪い人間ではなかったことまでは認めることができず、まだ被害者のことを「悪い」と言い続けているかな、と個人的に思いました。
 その結果として、被害者への謝罪の念も言葉に表しにくいのかな、とも感じました。
 まぁ、そもそも「被害者は何をしていたのか」という最初のこの考察自体が外れているだけの可能性もありますけどね……。その時はすごい風評被害したことになっちゃうな……先に謝っておきますごめんなさい。

 さて、これまでフータの「素直に反省しづらい心理」について話してきましたが……おそらく、この心理には良い側面もあるのだと思います。

 フータには事件後、携帯を見続けている描写がありました。

フータ『事変上等』MVより

 フータは尋問でも被害様の名前を「散々見た」と言っていましたし、きっと、自分の事件についてずっと見てしまったり、被害者の家の写真を何度も見返してしまったりしていたのでしょうね。
 もしこれがフータではなく、自分のせいで人を死なせてしまったと正面から事実を受け止めて反省する人だったとしたら、その行動をしたら普通は病んでしまうと思います。人殺しをしてしまったことを1人で思い詰めてしまう人であれば、最悪その人自身も自殺してしまいかねません。
 そのため、フータの場合は、被害者の自殺を「自分のせいじゃない」と思い込み、責任転嫁をすることで自分の心を守っていたのではないかな、という気がします。
「防衛機制」って現実(?)でもちゃんと機能するんですね。他責思考が生存戦略としてプラスに働くこともあるんだなぁ……。

 フータがやってしまったことはともかくとして、とりあえず生きてて良かったな、と個人的に思います。

⚪︎まとめ

 SNSは、個人が持つには力が大きすぎるものです。軽い気持ちでしたことが思わぬ事態に転ぶこともあり、1度始まった炎上を個人が止めることはほぼ不可能です。
 正義を掲げて人を叩き、殺してしまったフータの罪は、一歩誤れば誰しもが犯しかねない罪と言えるでしょう。
 ミルグラムにおいても、フータの罪は看守エスのしている行為と類似しています。
 看守がしている行為の残酷さを鏡のように映し返してくれるフータは、ミルグラムという作品のテーマを思い出させてくれる、とてもいいキャラクターだと思います。
 そんなフータの第二審の判決は「赦す」。
 この結果を受けて、第三審でフータにはどのような変化があるのでしょうか? とても興味深いですね。

⚪︎余談:ゲーセンに居た子はSNSのフォロー相手?

 フータの第一審のMV『事変上等』では、珍しくモブにも顔が出ています。

フータ『事変上等』MVより

 第二審までで顔が出ている登場人物は、ハルカの母親や各囚人の被害者など、かなり重要人物が多いです。
 このモブはそこまで重要そうには見えませんが、顔が出ているということは少なくともフータの知人ではないかな、という気がします。

 ところで、フータのSNSには「ゲーセン行くべ!!!」という投稿が流れてきています。

フータ『事変上等』MVより

 そして、この後のシーンが先ほどの画像です。
 そのため、このゲーセンに来ている人たちの少なくとも1人は、フータがSNSでフォローしている相手だと思われます。

 MVの様子を見るに、フータは「ゲーセン行くべ!!!」という投稿を見たものの、一緒に行くわけではなく、単に1人でゲーセンに行ってその人たちの様子を眺めていただけのようです。対戦していたわけでもなさそうに見えます。
 フータは尋問で好きな場所を聞かれた時、「ゲーセンとか? でも最近バカが増えたからな 終わってるわ マジで」と答えています。
 つまり、フータはこのフォロー相手(知人)のこともバカだと思っている、と考えられます。
 多分、台パン(=負けた腹いせにゲーム機を叩くこと)している様子を指して「バカ」って言ってるんだとは思いますけど……。
 フータが自分の意思でその人のアカウントをフォローしてるっていうのに……。
 なんなら、その人の投稿を見たからフータもゲーセンに行ったように見えるんですけど……。なのに、その人たちと遊ぶわけではなく、ただ眺めてただけなんだ……。

 ……これは多分な偏見が入るのですが、フータが「大学つまんねぇ」と1人でふてくされてたら、フォロワー(高校の時に友達だった人とか?)のツイートが目に飛び込んできて、一緒に遊べるかなーと思ってゲーセンに来たら、そのフォロワーはすでに他の友達を作って楽しくやっており、行き場のない気持ちをぶつける方法として「(そのフォロワーの)台パン」とか「ネットでの悪いこと」とかに正義で気持ちをぶつける楽しみを見出してしまった、という表現に見えなくもないのが……なんとも言えませんね……。

 また、フータは先ほどの画像上で、「つまんねぇ授業ばっか。学費の無駄」「周りがバカばっかでつまんねぇ」とSNSで言っています。
 フータからすれば、周り全てがバカで無駄、という風に見えるようです。
 まぁ、これもアレです。
 遠回しに言っても……フータって、とってもひねくれてますよね……。
 大学に入ってからひねくれたのでしょうか?

 あの……こういうことを言わない方がいいのは分かってるんですけど……。
 フータってちゃんと大学に友達居るんですかね……?
 なんかすっごい心配なんですけど……。

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