見出し画像

ブルシット・ジョブ



この本を読んだわけでは無いのですが

ずっと、うすうす、疑問に思っていたことが
書かれていそうな気がします。

ブルシット・ジョブ(Bullshit Job)
―クソどうでもいい仕事の理論
デヴィッド・グレーバー (著)、酒井 隆史 (翻訳)


最近、ニュースなどで話題にあがる
エッセンシャルワーカーと呼ばれる…
(呼び始めた)人たちの賃金の低さ。

言い換えれば
どうでもいいような仕事についている人の方が
給料が高い。なぜなのか?

付け加えると
私の上司(課長)は
なぜ私より給料が高いのか?

課長として、なんの方向性を示すでもなく
判断力や、リーダーシップも無し。
ただひたすら、人事や、自分の上司から
言われたことを私たちに伝えるのみ。

責任ある仕事?
何かの責任をとっているのを
見た事はないし

指導的立場?
何かを指導されたことはない。

休暇の承認や、購買申請の承認をしたり
給与明細を配ったり
ほぼ雑用。


昔はそれなりに
従業員を管理するリーダー的存在が
必要だったのかも知れない。

でも、少なくとも
令和の現在、私の職場に関しては
それは不要、もしくは、機能していない。

Amazonの■推薦コメントの引用
◇ブルシット・ジョブの主要5類型
1. 取り巻き(flunkies):だれかを偉そうにみせたり、偉そうな気分を味わわせたりするためだけに存在している仕事
2. 脅し屋(goons):雇用主のために他人を脅したり欺いたりする要素をもち、そのことに意味が感じられない仕事
3. 尻ぬぐい(duct tapers):組織のなかの存在してはならない欠陥を取り繕うためだけに存在している仕事
4. 書類穴埋め人(box tickers):組織が実際にはやっていないことを、やっていると主張するために存在している仕事
5. タスクマスター(taskmasters):他人に仕事を割り当てるためだけに存在し、ブルシット・ジョブをつくりだす仕事


思うに、これらの
ブルシット・ジョブ(意味のない仕事)
に疑問を持たず、ただ黙々と取り組んだ結果

上司に気に入られ
昇進につながった

と解釈している。


すみません、グチでした…。


でも、エッセンシャルワーカーなる
社会を支える重要な仕事をしている人の
賃金が安いのは、なんか違うと思う。

ダメだと思う。なんとかならないかしら。


今読んでいる本で、池上さんがこんなことを言っていた。

社会を構成している大きなメカニズムを知ることが重要。
社会の構造がわかると、その問題点が見えるようになり、問題点を解決する事で、働き方や生き方も変わっていく。
明日を生きるための資本論 的場昭弘著 P44


なるほど。

学校では教えてくれない
社会を構成している大きなメカニズム。

これを理解して、
おかしなところを正していけば、
よりより世の中になるんですね!!

いったい、いつだ!?
そうなるには時間がかかるなぁ。


とりあえず、若い人こそ、これを勉強して
搾取される人生を回避する必要があると思います。