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種が危ない


大根の種をまいてみて
ちょっと思い出したので
「種」について書きます。


少しダークな内容になります。


私は、実家の庭に植えてあった大根
の種をとって、まいて育てています。



実がなって、種ができ、
その種をとってまくと、また実がなる


すごく当たり前の循環のように
感じますが、

今「種が危ない」ことを
ご存知ですか?


種が危ない


良く話題にのぼる
スーパーマーケットなどで売られている
まっすぐなキュウリ

太さ、長さが均一で
美しいといえば美しいですが
自然のものとしてはちょっと
疑問ですよね。


もちろん、品種改良された種を
使っているわけですが。

日本国内の流通量のどれくらいなのか
わかりませんが

一部は「F1」と呼ばれる種で
この種は成長してもオシベができないので
子孫(種)を残せない「一代限りの種」
らしいんです。

つまり、農家さんは毎年毎年
この会社から、種を購入しなければ
ならない。


そして
その裏には巨大企業の影があります。

GAFAだけじゃないんですねー。
巨大企業はどこにでもいます。


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この場合の巨大企業とは
モンサント社をさします。

種以外にも農薬の問題とかいろいろ
…いろいろです。

興味があれば
ちょっと調べてみてください。

ずばり「種が危ない」という本も
出版されています。

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太さ、長さが均一なキュウリ

工業化された
大量生産の仕組みの中では
扱いやすい作物が求められます。

しかし「種」の管理を
1つの企業に牛耳らせてにまって
良いのでしょうか。

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うーん、どうなのかなー。



地域の伝統野菜みたいな
形も味もバラバラな

ちょっと扱いにくい野菜たちを
応援したくなります!




でも今、
キャベツにアオムシがいたら
悲鳴をあげそうです…。


自然なものがいい、といいつつ。
自然なもの(アオムシ)を嫌う矛盾。


まず、虫に慣れることから始めるか…。