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28歳、英語力なしの自分が突きつけられたオーストラリアでの現実

※この記事はパン職人になることは書いていません。
パン職人になる過程だけをお読みいただける方は飛ばしてください。
あくまで主観的なアドバイスと振り返りをしています。ご留意ください。


オーストラリアで過ごした時間を総括すると、

夢は目を背けて良いけど、現実には目を背けられない。

これだけは強く感じました。

加えて、

海外に行かなくても日本で出来ることはたくさんある。

ということもです。

もちろん、現地にいかなければ、学べないこともたくさんあります。
僕も行ったからこそ、サワードウブレッドを学んでこれました。
だから、行かない。という選択肢を提言しているわけではありません。
ただ、

準備として日本でやれることもある。

と感じたことがたくさんありました。

その中でも特に

英語問題

はほんと痛感しました。

入国してしまえば英語もすぐ喋れるようになる!仕事も見つければ、現地の英語を学べるし!!シェアハウスに入ればそれこそ友達と!!!

なんて想像をしていました。
TOEICも200点代から、300点代になった程度の実力でしたし期待もしてました。

脱サラ前の会社で受けたTOEICテストの結果です。。。

けど、実体験として、現地から学び始める姿勢だと結構厳しい現実が待っていると思います。

なぜなら、英語喋れないんだから友達作るのすら、苦労します。 
仕事ももちろん、英語が喋れないのに現地の仕事を見つけることは難しいです。相当ラッキーでない限り。

女性の場合、

少し男性よりはコミュニティを作りやすいと思います。
日本人の女性は海外の男性から好まれる傾向はあると思います。
なので、英語が喋れないと喋れるのは恥ずかしいという呪縛をとっぱらってしまえば比較的スムーズに友達やコミュニティを作って英語を使う機会を作れると思います。現地の方とパートナーになってしまえば、毎日英会話を恋をしながら学べて、英語も上達していきます。もしかしたら、VISAだって。。。
(※意見の偏ったアドバイスになるかと思いますので、不快に思われる方がいましたら、先に謝罪しておきます。)

ただ、日本人女性をいろんな意味を持って好きな外国人もたくさんいます。軽くみているというか、日本ワーホリ人をクラブやレストランで捕まえるのを楽しみにしていると話す同僚もいたのも事実ですので、目利きよく過ごしながら色々気をつけてください。

ただ、

20代半ば以降で英語の準備不足の男性の場合、

話は別です。

同年代の方はそれこそ、どこかでお金を稼いで生活するために仕事に励んでいます。

脱サラなんてしていると思いますか?つまり、同じ境遇の方をそもそも見つけるのは容易でないです。

また、自分より年下に囲まれながら、自分が一番英語が喋れない環境へわざわざ飛び込んで劣等感を肌で感じながら楽しむなんて、あなた僧侶ですか?ドMなんですか?と思うくらい苦痛かと思います。(自虐の実体験を元に書いていますw)
そして、英語の喋れない意思疎通が難しい男性が異国の地でモテる?と思いますか?。。。想像にお任せします。

さらに落ち着きたいはずの家、シェアハウスでだって、会話にそもそも入れないのに、やっと入れた会話も世代が違うなんて想像するだけでゾッとしませんか。だったら、日本で仕事しながら、英語勉強していた方がマシだと思います。
(年齢性別で差別的したような言い回しとなりすみませんが、僕が過ごしてきた上で感じただけの感想であり、自分の他人へ嫉妬として理解していただけると嬉しいです。)

なので、僕はオンラインでフィリピン英会話をして英語力を伸ばしていましたw 「今朝シェアハウスでこう言われたんだけど、なんて言っているの?」って先生に質問したり。。。シェアハウスも個人部屋にしました。メンタル崩壊抑止策ですが、日本でできますよねw


人脈もないまま、限られたオーストラリアでの時間を浪費するのは、入国した目的である、「パン職人になる」ことから遠ざかると思い、語学学校には2週間ほど通うことにしました。

アドバイスになるか定かではありませんが、

英語の実力が入国前で不十分と自覚している方であっても、問題ないのは、

・年齢が若い
・語学学校に長く通う予定だ
・恥ずかしいというマインドを持ってない
・現地の人とノリで仲良くなれる自信がある
・そもそも入国した目的は入国してから考える
・英語は覚えられたらラッキー程度
・若い子とワイワイするのが好きな20代半ば以降

という僕の偏ったリストに該当するならば、英語もそれなりに上達できるかと思います。
語学学校は学生気分に戻れるし、良い時間です。


最後に僕の場合、

何度も言いますw
なんでそんなに目的と使命感持ってんの?ってやつだったので英語の問題にすぐ直面して苦労して後悔したんです。
当時の僕にはワーキングホリデーVISAを利用して入国してパン職人になることが最善の選択であった。にも関わらず、英語が喋れなかったという現実あったからという話です。

あと英語の話ではないですが、

なんでも自力でやる。自分の力を試す。

なんて思っていると、せっかくの時間を浪費します。

異国の世界で虚勢は良くないです。自分がデカくなった気持ちになりますが、むしろ弱者です。
助けてもらえるものは助けてもらうべきです。人をちゃんと選んで。

この意味は、
人が孤独で弱っている時、甘い言葉や、妙に優しい人はたくさん現れます。

若い世代で行く方は本当に気をつけてください。失敗してからの代償、お金も時間もメンタルの浪費はデカすぎます。

僕は、人のアテもないまま、入国してしまい、後手で色々動いてしまったので時間とメンタルを早々に浪費しました。結果的に日本人の代理店をされている方を見つけて、相談して、語学学校に入れました。

学校に入学したからこそ、ワーキングホリデーVISAの期間を延ばすために必要な職場を紹介してくれて、一緒に働くことになった韓国人男性(結局逃亡されましたがw)にも出会えました。
語学学校に支払った学費分の対価は得たと振り返ってます。すごいドライな考えですけど、そこも28歳だった自分の打算的な判断でしたね。。

あとは幸い、自分は童顔だったので、18歳と間違われていたので、そのまま年齢詐称して16歳の若者たちとサッカーしたり、森へ出かけたりなんてこともしてみたりもしました。のちに年齢暴露しても最後まで信じてくれなかったな。って思い出も含めて、語学学校に入ったのは正解だったなとも思えています。
時間がある方には、語学学校での生活はお勧めできるなと思っています。いろいろな世代と人種の方がいて、そして何よりも現地の情報が飛び交っています。

いずれにしても、英語以外の問題も予測不能なことはたくさん起きます。そして起きたら自分で対処しなきゃいけないんです。

だからこそ、オーストラリアに入国した時点で英語がそれなりに話せた方が生きていきやすいし、自己防衛しやすいです。
日本で問題が起きた時、日本語で相談できるのが現地でも英語が喋れれば、同じことができると思ってください。

ワーキングホリデーを使ってこれから海外へ行こうとしている方へのアドバイスになれば幸いです。

次の記事で、僕の身に起きたワーキングホリデーでの出来事を書いていこうと思います。
英語があれば起きなかった問題や、話せなかったからこそできた経験と出会いがありました。なので結局は良い思い出って感じです。

そして、
捉え方次第でなんでも起きたことを良い方向に考えられる。ってことも学ばせてくれたのもオースラリアでの生活のおかげです。

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