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日々のこと 2024年7月22日~21日

1.ゆるミニマリストへの道

先週に引き続き断捨離をして、売れそうなものはメルカリへ。結構な売上金になったのでもっと早くやれば良かったと思いつつ、出品するまでが本当に面倒なんだよな。今回初めて使った、手持ちの封筒に貼るラベルタイプのゆうパケットが安くて便利。
断捨離を始めてたった10日ほどの間に、びっくりするぐらい次から次に手放す物が出てくる。以前から家を訪ねてきた友人たちには物が少なくて驚かれるが、見えないところに隠れていたのかも。YouTubeで見たミニマリストの方々も言ってたが、収納場所があればあるだけ物は増える一方だと痛感。収納場所はなるべく空けるようにして、見せる収納にチェンジしていく。
物を手放したことで使わなくなった台所のワゴンが、リビングで新たな役目を得た。ゴミ袋が取り換えにくくて臭いが付きやすいゴミ箱を、山崎実業の「分別ゴミ袋ホルダー ルーチェ」に変えてみた。ゴミ袋が取り換えやすくなったのは勿論、箱本体が無くて骨組みだけの作りだから臭いも付きにくいし、引っ越しの時も持ち運びしやすいし。
物を手放すことがきっかけで、新たな出会いや発見があるのが面白い。物が少なくなった分、ひとつひとつに対して考える時間を取れるからこそ「もっとミニマルで便利にできないかな?」って工夫できる。

2.私と母の修学旅行の思い出

熊本に住んでいる母が福岡に遊びに来てくれた。母と一緒に行くことが恒例になっている喫茶店で、人はすぐに何でも忘れるって話から何故か修学旅行の思い出話に。私は中高どちらも京都に行っていて、そのおかげかは分からないけど京都が好きになり年に数回行っている。ちなみに母は東京に寝台列車で行ったらしく、列車の床に雑魚寝だったと聞いて時代を感じる。電車の振動で絶対寝れなさそうだけど、その時代はそれが当たり前なら案外違和感なく寝れるのかな。とにかく母はマシンガントークなので、店員さんと物凄いスピードでラリーを交わしていると圧倒される。
秋になって涼しくなったらお気に入りの公園を散歩しながら、修学旅行先の東京ではどこに行ったのか聞きたいな。あとどれくらいこうやって一緒に過ごせるんだろうといつも思うし、過ごせる時間をめいっぱい噛み締めて忘れないようにしよう。
私は何かにつけて「あと何回できるだろう」って考えがちなことに気づいた。始まる前から終わりを見据えがち。

3.チラ見えする素顔

歯医者でクリーニングをしてもらう。奥歯が磨き残しがあるから、しっかり磨くようにと言われる。いつもクールな歯科衛生士さんが帰り際に私のバッグに付けていたキーホルダーを見て「かわいいですね」と声をかけてくれる。単純に嬉しいし、クールな人の違った一面を見るとときめく。
社会の一員としてせっせと動いている人たちの、素がチラ見えする瞬間が好き。サラリーマン風の男性がコンビニの出入り口で買ったばかりのガツンとみかんを早速開けて食べてたり、ビシッとオフィスカジュアルで決めた女性のバッグに推しであろうキャラのぬいぐるみが付いてたり、信号待ちしてる営業中らしき男性が電話しながら信号のボタンのねじをずっとつついてたり。そういう瞬間。

4.東京卍リベンジャーズ 描き下ろし新体験展 最後の世界線

友人と東リベの展示へ。数日前に東リベを読み返したけど、先生の描く髪の毛とアイラインの繊細な美しさが好きだなとしみじみ。最後はソードマスターヤマト並の超展開なので、超展開の部分を詳しく知りたいねと友人と話してたら、まさにその部分を描き下ろしてくれていて興奮。最終回は賛否両論だろうけど、最後の世界戦で生き生きしてる皆を見て「でも幸せならOKです」となる。ニコッ。
原画を見て思ったことは、大きい原稿用紙にバランスを崩さずに描けることにまず驚き、線の繊細さに感動。(特にマイキーのまつ毛の描き方とか)
電子書籍では感じ取れない躍動感があって、バイクのエンジン音が聞こえてくるようで、先生の中には動いている皆が居てそこを切り取ったものなんだって。普段スマホで読んでることが申し訳なく感じるくらい。今度パソコンのモニターで読もうかな。
友人がお誕生日のお祝いで、綺麗な琥珀糖とハーブティーをプレゼントしてくれた。嬉しいな。ここぞというリラックスタイムで大事に飲もう。


今週触れたコンテンツ

ヴィクトール・フランクル「夜と霧」
いつか読もうと思いながら何年も経っていて、ついに。読んで良かったとしか言えない。魂が震えたシーン。

そしてわたしたちは、暗く燃えあがる雲におおわれた西の空をながめ、地平線いっぱいに、鉄色から血のように輝く赤まで、この世のものとは思えない色合いでたえずさまざまに幻想的な形を変えていく雲をながめた。その下には、それとは対照的に、収容所の殺伐とした灰色の棟の群れとぬかるんだ点呼場が広がり、水たまりには燃えるような天空を映していた。
わたしたちは数分間、言葉もなく心を奪われていたが、だれかが言った。
「世界はどうしてこんなに美しいんだ!」

ヴィクトール・フランクル「夜と霧」

今は同著の「それでも人生にイエスと言う」を読み進めている。

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