【漫画感想】メタモルフォーゼの縁側

マンガ大賞2021の二次選考ノミネートが発表され、気になった作品がありました。
それが鶴谷香央理先生の「メタモルフォーゼの縁側」です。

あらすじというかキャッチコピーに、
「老婦人ミーツBL」
と書いてあって、まんまと気になってしまいました。
現在、2021/2/7まで3巻分(全5巻中)無料で公開中とのことで、読んでみました。

めちゃくちゃおもしろくて、3巻分無料で読んだ後、残りの4,5巻を購入して最終話まで読んでポコポコ感想があふれ出したのでまた感想を書くことにしました。


内容としては、75歳のおばあちゃん(以下市野井さん)と女子高生(以下うらっち)がBL作品をきっかけにお友達になるほのぼの青春ストーリーです。

ストーリーが、出会いのきっかけとなったBL漫画の展開と連動して進んでいくのがおもしろいと思いました。(※市野井さんとうらっちの恋愛はないです)


読んでいてとにかく共感できたのは、
好きなものについて語れる人がいることの嬉しさ
ですね!!
私も2020年に、自分の好きなアニメや漫画、映画について話せる人と出会えて、以前より日々が楽しくなったので、読みながら「わかるよ〜ヲタ友っていいよね〜〜」とうらっちにめちゃくちゃ共感してました。

他にも、うらっちが「自分だけ周りの人より時間の流れが遅く感じる」というシーンで、私もそう感じた経験があって(なんならアラサーの現在も)非常に共感できたり、
市野井さんが「また今度があると思ってた」というシーンで、今やりたいこと・できることは思い立った時にやった方がいいんだと思えたり、
素敵なシーンがいっぱいありました。


この漫画を読んでいると私も何か新しいことを始めたくなるような、勇気を出して一歩踏み出してみたくなる春のようなポカポカワクワクする作品でした。この作品に出逢えて良かったです。ありがとうございます。

マンガ大賞に選ばれてほしいですね〜〜