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専門業者と相談者の地域的な特徴?

昨日、相談中の依頼者から突然電話をいただき、「すぐに契約書を作ってください。契約したいです!すぐに・・・」と電光石火のごとく急展開の契約依頼でした。

・・・・・(・_・) まだ、相談を開始したばかりですけど。

しかも、見積も決まっていないのですが、私の経歴や実績およびホームページを気に入っていただけたようです。関西の女性です。この地域の女性の大半が行動が早いと言うか、せっかち(笑)で、決断されると、もう待てない性格の人が多いです。ですが、私はそういう性格の女性は嫌いじゃない。

私も地方の出身(島根県浜田市で生まれ、幼稚園から高校まで鳥取県米子市)であり、親戚も鳥取・広島や京都・大阪方面に住んでおり、地域的な相性というものがありそうです。

会社勤め時代を含めて、北陸・信州・関西・山陽方面への出張が多く、やはり地域的な特徴があります。東京の業者ということを意識されるのですが、私は地方の出身者ですから、子供の頃に染み付いた習慣や考え方は年をとっても基本的に変わらないです。

契約率の高い地域

私が独立開業してからの契約率を昨年ざっと計算してみました(暇だったので・笑)。北陸:100%、信州:90%、静岡:100%、愛知:80%、関西:70%、九州:70%など。明らかに北陸・信州と西日本方面に集中しています。東京も昔は60%程度だったのですが、ここ数年で20%以下になりました。北海道はなんと80%以上です。と言っても全部札幌市内ですが。

性別や年齢層は分析してませんが、職業的な性格が大きく影響しているようです。ちなみに、上記の女性の依頼者ですが、職人さんです。木造なら自分である程度施工できると言われました。

とにかく、こんな緊急事態の中、しかも深刻な不景気で仕事なんか契約になるのか分からないと思っていましたので、地方の依頼者に助けられたのは大きいです。

専門業者の地域的な特徴

それはあると思います。東京の業者は宣伝に多額の経費をかけているので、基本的に地方の専門業者よりも単価も諸経費も高いです。私は安いから、きっと地方の依頼者が多いのだと思っています。私は宣伝費にお金はかけていません。自宅兼用の仕事場にこもってからは固定費も大分節約しています。

当然ですが、専門業者の多くが首都圏に集中しています。後背人口・需要層の数が違いますから。次に関西・中部に集まっていますが、東京に比べると非常に少なく、関西の相談者によると、ネットで探してもごくわずかしか無いと言います。要するに大半が東京に集まっています。

関西は建築設計事務所・会社は多いのに、防音設計の専門業者は少ないと、建築士に言われました。

技術力については、やはり老舗が強いと思います。地域的な差はないでしょう。実績がなければフィードバックもないわけですから、技術レベルも向上しません。ショールームの有無は技術力とはあまり関係ないです。

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