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エモさんと敦子さんのご紹介記事&感想 オリジナルコラボ曲🌟小説「この胸いっぱいの好き、を永遠に忘れないから。」のイメージソング「記憶の向こうへ」

先日発表した曲の記事をお二人も投稿くださいましたので、ご紹介します。

お二人ともスタエフチャンネルをお持ちでそちらにのせてくださってます。のせていただけて嬉しいです!ありがとうございます!



曲はこちらです❣️

先日の自分の記事です。



曲の元の物語の夕雪✳︎さんの小説です。

説明
内容(「BOOK」データベースより)
高校に入学した緋沙は、ある指輪をきっかけに生徒会長の優也先輩と仲よくなり、優しい先輩に恋をする。少しずつ距離が近づき、文化祭で緋沙は先輩にキスをされるけど、その日を境に先輩は学校を休むようになってしまう。そして、先輩が記憶を失っていく病気であると知り…。切なすぎる運命に翻弄されながらも懸命に生きる主人公を描いた、感動のラブストーリー!
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)


⭐️⭐️⭐️

先日は曲を発表するだけで精一杯で、今日は少し書きたかったことや作成の感想などを振り返ろうと思います。

ここから小説のネタバレや曲の解説が含まれますので、これから小説を読む方など、知りたくない方は読まないでくださいね。

より小説や曲に興味を持っていただきたくて、ピックアップしていきます。

⭐️⭐️⭐️

歌詞について


エモさんが歌詞を作られた時に投稿された記事なんですが、

記事を見ると、エモさんは小説+その先をイメージして作られていました。

キレイなものが欲しくて
青の煌めきに思い焦がれた
指元を埋めるぬくもりが
胸の痛みになるの
今日も心は待っている
いつもの場所で
目覚めて出会い 
眠りへと進む君
夢から覚めてもいい 
気づけば雨が降り注いでた
窓からさす光は 
2人を優しく包んで
夜はこないと思っていた
君といつまでもいつまでも
恋をしている
川の流れのその先に 
水面に沈む丸い石
出会ったあの日に戻れるかな
いたずらな笑顔が苦しいけど
季節を越えて 
訪れるはじまり
コンパスで描いた円は
手と手を繋いで回り続ける
舞い散る葉は花を咲かせるんだ
窓からさす光は 
2人を優しく包んで
夜はこないと思っていた
君といつまでもいつまでも
恋をしている
誓いのキスから始まる
果てしない未来
あの「好き」を忘れない
記憶の向こうへと


歌詞について 
※若干のネタバレ含まれますので、小説読んでない方はご注意下さい!尚、ネタバレは事前に夕雪先生にご了承頂いています。
noteではこれまでふざけた歌詞はいくつか書いて来ましたが、こんなに真面目に考える事は中々ないので、自身にとってチャレンジングな作詞でした。
歌詞のストーリーとしては、1番はヒサちゃんが指輪に憧れて先輩と出会い、先輩のアルツハイマーが判明するまでを表現しています。
・眠りへ進む君=記憶をどんどん失う先輩
・夢からさめてもいい=先輩と過ごした夢のような世界に浸ってないで、ちゃんと現実を受け止めなきゃという決意
こんな感じです。
2番は先輩がアルツハイマー進行後のストーリーを勝手に想像して歌詞にしてます。
やはり読者としてはその後の2人がどうなったのか気になるわけですよ(涙)
2番の前半について、
上流から下流へ流れる石は、カドが取れて段々と丸くなります。
石が削れていくように、先輩の記憶も時間と共に薄れていき、記憶が無くなってしまった様を表しています。
そして、ヒサちゃんの事を完全に忘れてしまっても、先輩がヒサちゃんの事をまた好きになり、新たな恋が始まる。
という物語にしています。
その他の歌詞の細かい部分については、私なりに物語に沿って、更にストーリーを付け加えてみたので、ぜひご想像頂けると嬉しいです。


そして、山口敦子さんも記事で分かりやすく解説してくださっています。

☆'.・*.・:☆'.・*.・:☆'.・*.・:☆'.・*.・:☆'.・*
小説の世界観がすごく出てて
凄く好きな曲になりました(≧▽≦)
主人公の柏木緋沙ちゃんが、欲しがっていた
ブルーの宝石の指輪が優也先輩との出会い。
偶然にも同じ学校の2人、どんどん先輩に惹かれていく緋沙ちゃん
歌詞にでてくる【指元を埋めるぬくもりが 胸の痛みになるの】
指輪は2人とって出会いでもあり 暖かくも 
せつなくもなるそんな指輪のエピソード
【今日も心は待っている いつもの場所で】
いつもの場所で 逢いたい 
あの大きな2本の木がみえる場所で
2人で過ごした時間 高鳴る鼓動
待っているときの 不安
せつなさと、想いが曲になってて素敵。
【君といつまでもいつまでも 恋をしている】
ずっと ずっと 忘れない 恋をしている。
想いが永遠に・・・・
是非小説を読んで欲しいって思います(*^-^*)
実はこの小説 長男も読み終えて
曲を聞いて次男まで読み始めたんですよ( *´艸`)
とっても 素敵で ついつい読みふけってしまう
【この胸いっぱいの好きを、永遠に忘れないから。】
曲と一緒に 読んで欲しい(*^-^*)


そして、敦子さん記事でのエモさんのコメントで

最初のサビの「いつまでも恋をしている」は記憶を失う前の先輩の事をいつまでも好きという気持ちで、2番目のサビの「いつまでも恋をしている」は記憶を失った後の先輩の事をいつまでも好きでいるという意味を込めてたりするのよね〜😍
「窓からさす光」も、1番は図書館の窓の光で、2番は式場のチャペルから注ぐ光だったりするんだ(*´艸`*)曲調もあっちゃんの歌声もそんな雰囲気を見事に表現してくれてて感激だったよ☺️

1番は先輩が記憶を失う前で、2番は失った後いつまでも恋をしている、なんですね。

敦子さんもイメージがほぼ同じだったようで、私もだったのでホッとしましたし、鳥肌が立ちました。(二人ともチャペルは素敵だと思ったみたい。)

自分の音のイメージ

自分も曲を作る時に意識してイメージしていたのは、

エモさんの歌詞を受けて、1番は運命に翻弄されてる感じから少し前を向きはじめ、2番からはパワフルに前向きな感じでした。

1番の「恋をしている」は恋愛中の恋で、

2番の「恋をしている」はもう愛に変わってる気がします。

エモさんオリジナルストーリーのハッピーエンドなイメージ、前向きになっていく様子を転調やリズムで表現してみました。

もし、エモさんの解説を読まれていない方でも、違和感のない感じに聴いてもらえると思っています。

私なりの勝手な解釈も加えていて、

緋沙ちゃんの中の、もし自分を忘れきりだったとしてもずっと思い続けられ、前向きになれる愛情に出会えた幸せ、無条件の愛みたいなものにたどり着いた喜び感

(うまく言えないけど)もあると思うんです。

小説にはそんな純粋で壮大な愛が描かれていると感じたんですね。2番のいつまでも〜の後の無音で、永遠に忘れない好きや愛を表現してるつもりなんです。

一方先輩の方も脳の病気で記憶がなくなってしまっても、意識や魂?で緋沙ちゃんのことを思い続けてるんだろうなって想像してしまうんですよね。二人の気持ちはずっと変わってないんじゃないかなって。

エモさんのオリジナルストーリーの記憶がなくなってから、もう一回先輩が緋沙ちゃんに恋をするっていうのは、本当にありそうだなって思うし、そんなハッピーエンドになって欲しいなっていう願望があるんですよね。

歌手のお二人がそんな雰囲気を歌でとてもうまく表現してるなぁと思いますし、記事やコメントからも共通に認識していたんだなって思いました。

本当に二人の声が小説の中の二人とダブって聴こえてジーンとしてきます。

⭐️⭐️⭐️

曲作りの作業の感想

今回私がメロディーを考えはじめる前にエモさんからメロディーのご提案があり、歌としてはキーの関係で歌えなかったのですが、間奏の中で少しアレンジしてイングリッシュホルンで入れるとちょうどピッタリで調和している気がしました。

お二人にデモを聴いてもらって歌ってもらう前に、「この方が歌いやすいっていうのがあったら提案してください」とお伝えしていたら、敦子さんが何個か提案をしてくれました。

1番の気づけば雨が降り注いでた〜のた〜のところの二人で重なっているのは敦子さんのご提案です。

その他も何箇所かデモの時より少し動いているメロディーがあるんですが、そこも敦子さんのご提案をほぼほぼ採用しています。敦子さんがのびのびと歌ってくれてる方が、曲としても良くなると思いました。

サビのハモリはボコーダーで1番はエモさん、2番は私の声で入れました。ボコーダーの音量調節が難しかったです。

全体のミックスのバランスも動画に入れた時に音が割れて、だいぶ音を削った後から、ノーマライズの設定をしていたからとわかって、その後また戻そうとするとバランスが崩れてしまいそうで、時間もまたすごくかかりそうでこわくなりました。結果そのままで少し調整しました。全体的に伴奏の音が少なめになってしまったんですが、声を引き立たせることが出来て良かったのかもと思うことにしました。シンセの音を重ねすぎて耳が痛くなりそうなところもありましたので、その不安もなくなりました。

ミックスは初心者には深すぎますね。でも精進を続けます。

途中でPanという、左右のバランスを何ヶ所かオートメーションで変えたりもしています。(2番へいくところなどのチャララン〜や、コンパスで描いた円が回り続けるところなど)

私は作曲は2曲目で全く慣れてないし、正直言ってちんぷんかんぷんだし、作曲するぞ!と向き合うにあたり、はじめは自分の世界感を表現できるの?そもそも自分の世界観なんてあるの?作り出せるの?っていうのも常に付き纏っていました。これからも何とか手探りで思いをカタチにしていくという作業なんだろうなって思います。

今回少しご提案をいただき、それをとり入れてみることで、曲の雰囲気もまた違った角度で広がっていくんだなぁと勉強になりました。

みんなで作っていくのもとても楽しかったです。


ゆうのうえんさんの素敵なイラストで曲のイメージをより一層掻き立ててくれました。

ゆうのうえんさんも声の参加の予定が、多忙で厳しくて残念でしたが、また次回の機会を楽しみにしています。


⭐️⭐️⭐️

ちょっとした願い

基本的に音担当としては音は先入観なく、自由に聴いてほしいと思っています。

でも個人的な気持ちとしては、聴いてくださる方のhappyを祈りながら作りました。

この小説の中の二人のように、どう考えても不幸!?と思うような、ショッキングなことが起こっても、力強く乗り越えていける、切ないんだけど前向きなエネルギーを作者の夕雪✳︎さんはくれていると感じるんです。(動物愛護の視点も深く掘り下げていらっしゃってます。)

そんな小説のポジティブなエネルギーを曲にも乗せていけたらなと思いました。

作成に参加した人は小説とエモさんの歌詞からみんな感じていたんだろうなって思います。

曲を聴いたり、小説を読んで、自分の中のあたたかい部分を思い出したり、触れることで、辛い時でも、少しでもしあわせでほっこりな気持ちになってもらえるとすごく嬉しいなと思います。

長くなりましたが、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

おわり

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