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Switchと破壊と再生

Nintendo Switch

 今朝方、Switchの新作ソフト「黄泉ヲ裂ク華」を購入しました。

 エクスペリエンスの「ダンジョンRPG(以下DRPG)」。
DRPGとは「ウィザードリィ」が有名で、一人称視点でダンジョン探索し
様々な罠やモンスターを制圧しながら進むジャンル。開発はエクスペリエンス。
エクスペリエンスといえばDRPG。DRPGといえばエクスペリエンス
と言えるくらいの知る人ぞ知るメーカー。このソフトのことも
遊んでみた感想なんかを記事にできるといいなと思っています。

 「おいおい、ゲームを買っておいてそのゲームの記事を書かんのかい!」
と、ツッコミを入れたくなる気持ちになってしまいますよね。
その気持ち、わかります。ですが今回はそのソフトを起動させるための
Switchに起きた事故をちょっと書いてみたいなと思い立ち
こうやって文字を並べております。

 さてさて、任天堂ハードといえば「子供がどんな遊び方をしても壊れ難い」
と言えるほどの耐久性を有していることで有名ですが、ソフトを買った今朝方
じぶん、Switchを壊してしまいました。
大の大人がゲームハードを壊すと言う失態。

 ことの発端は、SwitchのJoy-Conのスティックが不調をきたしていたので
接点回復剤を使って動作を良くしたことに始まります。

このスプレーが効果覿面で、勝手に動いていたキャクターが
ピタリと止まって感動していました。
そんな効果にニヤニヤして
「そうだ、これをソフトのところに塗り込めば端子が長持ちするのでは。」
いらぬ欲をかき始めるきっかけになったのです。

 そして、ようやく話は今朝方に。
ソフトを購入し、Switchの端子に綿棒に染み込ませた接点復活剤を塗り込み
いざプレイ開始!と、思っていたらSwitchの画面に
「ソフトが読み込めません。」
の文字が。しまった。乾燥させてから、使わないといけなかった!
と焦りながらも、乾いた綿棒で端子を拭き上げ、再度ソフトを挿入。

「ソフトが読み込めません。」

再度!

「ソフトが読み込めません。」

やってしまった。接点復活剤を塗り込んで接点を絶命させてしまった。
目の前には、買ったばかりなのに遊べないソフトと、虚しく
「ソフトが読み込めません。」
と表示するSwitch。朝から、絶望の淵に立つじぶん。

しかし!

壊れてしまったのなら、もう何も恐れるものはない!
最悪、分解してでも直して見せようじゃないか!
そう意気込み、まずは挿入口の点検を開始。
スマホのライトを点灯させ、ソフト挿入口を覗き込む。
そこには綺麗に整列している端子が並んでいた。
しかし、よく見ると1〜2本の端子が明後日の方向を向いているではないか。
それをみた瞬間、破壊の瞬間を思い出す。
綿棒で拭いているときに、かすかに何かに引っ掛かる感覚。
どうやら、綿棒に引っ掛けて端子を歪ませてしまい
接触箇所が変わってしまったようだ。原因らしきものがわかれば、次は対処だ。幸い、端子自体は生きており、方向だけがずれている模様。
獲物を綿棒から爪楊枝に持ち替え、いざ、端子へ。
慎重に、他の端子と同じ方向に端子を曲げる。強すぎず、けれどしっかりと。
じわりと、端子を元の位置らしき場所に直す。
祈りながらソフトをSwitchへ挿入。電源をオン。起動画面。無反応。

ダメだったか……。

「同じボタンを3回押してすすむ」

ははは、これでじぶんのSwitchはDLソフト専用機になってしまったようだ。good-by今まで買ったソフト達。次はDL版で会おう……。

 と、黄昏ていると初期画面に見慣れないソフトのアイコンが更新をダウンロードを開始していた。

なんと言うことでしょう。

「黄泉ヲ裂ク華」の起動に成功しているではないですか!

綿棒一本で破壊したSwitchを爪楊枝一本で修理することに成功したのです!

そのときは、小さく。とても小さくガッツポーズをしました。

自業自得とはいえ、修理することができたじぶんへの称賛。

破壊した数分前の焦燥しているじぶんへ「大丈夫だぞ」と一言告げ
早速ゲームを開始するのであった。

 はい、そんなわけで一人で壊して、一人で直して朝から大騒ぎしておりましたって話です。いやぁ、素人が端子部分なんて触っちゃダメですね。

よいこは ぜったいにマネしないでね!

と言うわけで、一喜一憂したじぶんからの報告は以上です。
ゲームの記事もお楽しみに。

それでは、本日はこの辺りで。

失礼します。

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