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活字と文化

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

bowです。

活字

活字離れ、なんて言葉をあまり耳にしなくなった昨今。活版印刷自体が珍しくなり、活字からは遠退く一方ではあると思うのですが、最近はどうなんでしょうね。活字、使ってるのかな。

そういうことでは無い

印刷された文字情報を読まなくなったっていう意味での、活字離れ。
どうなんでしょう。実際、ネットで文字に触れる機会が増えたなんて事を反論で言われたりして、微妙に話題に上らなくなった感じがしますね。

とは言え、活字離れはいいとして、文章を読み解く力ってのはしっかりと身につけたいですね。活字離れより、言葉離れ。
人は文化は違えど、色々な表現で多くの意味を短い言葉で伝えあった。書かれている以上の意味を感じ取り、読み解いてきた。
けれども、情報を伝える手段が多様化するに従い、書き手や読み手によって受け取り方が変わる表現より、正確で具体的な文章を伝えるようになっていったのかもなぁ。便利になった当初は、そう言った「文字外の意図や、行間を読む人々」によって扱われ、今まで以上に想いを大いに伝えあったのだろうなぁ。

そう思うと、今の自分たちは贅沢な時代に生きているなと。
こんな風に、思った言葉を思った通りに書き散らかしてたくさんの人に見てもらえる様にできる。有益である必要も、意味がある必要も無い。
ただただ、「書いたものをすぐに世に放つ」事ができる。
昔々でも、紙などに記し、世に出す事はできたけれど、ここまで気軽にできる時代が来るとは思っていたのかなぁ。今の世界を見て、歴史的な詩人、作家達は羨むのだろうか。それとも、今の自分たちには思いもよらぬ表現で驚かせてくれるのだろうか。
と、過去ばかりに思いを馳せず、いま、この時代に生まれ出でる文化、芸術に目を向けていきたいですね。

芸術

何をどう感じ、どう評価するか。
時代が変わっても、文化や芸術を楽しむことは変わらず続いていってほしいものですね。

それでは、本日はこの辺りで。

失礼します。

bow


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