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イエスタデイをうたってと感想

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

bowです。

アニメ

を子供の頃は、よくみていました。
最近では、テレビ放送をリアルタイムで見ることはほとんどなかったのですが、Netflixに加入して、またアニメを見るようになりました。やっぱり、アニメは面白いですね。今期のアニメも、すこし前のアニメなんかも見られて、便利になったなぁ、なんてしみじみ。
そんなわけで、今回はこの間最終回を迎えたアニメを紹介したいなと、思い、書き始めました。

イエスタデイをうたって

マンガ「イエスタデイをうたって」集英社 冬目景著が原作。

ストーリー
大学を卒業したものの職に就くことなく、フリーターとして特に目標もないまま過ごしているリクオ。
そんなある日、カラスを連れた黒ずくめの少女・ハルが現れる。彼女の破天荒な振る舞いに戸惑う中、リクオはかつての想い人・榀子が東京に戻ってきたことを知る。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

漫画の連載開始が1999年。連載終了が2015年。全11巻。途中、連載誌が休刊になり、連載先を移籍。
とまぁ、漫画は最終回まで描かれるのかひやひやしておりましたが、無事に最終回を迎え、ほっとしていました。
そんな連載終了から5年。アニメ化が実現と知り、さらにNetflixで配信もされ、毎週一話ずつ配信されるのを楽しみにしていました。そして、アニメ「イエスタデイをうたって」の最終回を先日鑑賞しました。

全12話、上手く纏まってていいアニメでした。全11巻を全12話なので単純計算、1話1巻ペース。完結した原作で、監督・シリーズ構成の藤原佳幸さんが原作の大ファンと言うのが良かったんだろうなぁ。原作で登場したキャラクターとかエピソードを削って、リクオ・榀子・ハル・浪の四人に焦点を合わせて、12話できっちり描き切っていて、漫画版とは違った魅力のあるアニメになっています。

それと、作画が原作者・冬目景さんのタッチを繊細に再現していて、めちゃくちゃ良かった。原作ファンとしては、あの絵が動いてる!って感動しました。あと、声優さんの演技が無茶苦茶いい。特にリクオを演じる、小林親弘さんの生っぽい感じがすごく作品とリクオに合っていて、最高です。

内容は、日常。たぶん、ここまで丁寧に日常を描いた作品はそうそう無いのでは。すごい修羅場もないし、すごいドラマチックな展開もありません。
丁寧に描かれる、四人の関係を見守る作品。
それを魅力的に描いた原作とそれを上手くまとめ上げたアニメ。
「イエスタデイをうたって」
しっとりとしたアニメが好きな方はぜひ。

おわりに

いやぁ、いいアニメだったなぁ。原作のいいとこ取り。
人によっては、削りすぎ!あのエピソードがないなんて!
ってなるくらい、まとめあげてるので、原作を知る人はその点が不満になるかもしれませんね。それに、ラストシーンが原作とは違う描き方(結末は同じだけれど)なのも良かった。綺麗な作品だなぁ。また見よう。

それでは、本日はこの辺りで。

失礼します。

bow


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