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コップといい暮らし

初めての物の話

昨日、フッと
「コップ、初めて考えた人、凄いな。」
と、思ったのでコップを初めて考えた人に想いを馳せてみたいなと。
コップということは、まずは液体を効率よく飲みたいなとなり、液体を運んで貯めておける状況にならないといけないのか。そうなると、コップの前にバケツか。桶とか。次に貯めておくようのボトルとかも揃えないとか。となると、ここら辺はほぼ同時期に思いついたというか使われるようになったのかな。
「水貯めるのに、桶便利!……でも、毎回桶に水入れるの重いな。」
って、小さい桶とかバケツが生まれて
「バケツと桶便利!……でも、桶から水使うの面倒だな。」
って、水差しとか小分けにして
「身近に水置いておけるの便利!……でも、水飲むのにもっといいのないかな。」
と、水を貯めて運んで小分けにした物たちを小さくしていった先にコップ、グラス、湯呑みにたどり着いたんだろうな。ここまでは一瞬だったろうな。いやまてよ。身近に口に運ぶ物となると、食器か。コップは食器からの進化の方が近いか。プレートに直盛り。食材が混ざるのがイマイチだなって人が皿を使い始める。皿よりさらに混ぜたくない人が、小鉢を使い始めて。あ、でもあれか、お茶文化もあるもんな。コップ、出所多いな。動物の根源的欲求から生まれるものって世界中で同時多発的に生まれて行ったんだろうな、これは。初めての人たちがいて
「え?お前もこれ使ってんの?いいよな、これ!」
とか言いながら、意気投合したんだろうな。それで意気投合した人が
「口にあたるところがさ……薄い方が飲み物美味くね?」
みたいにいろいろ工夫したり、拘ったりして、色んな形の食器、茶器が造られて
「いつも使うやつ……綺麗にしたくね?」
ってマイセンとかウェッジウッドとか日本の焼き物とか造られたんだろうな。楽しい食卓、囲みたいですね。

コップ初めて物語

フッと思った時には
「手で飲むのめんどくさいな、何かないかな……これだ!」
くらいの感じで描き始める予定だったのですが。コップだけを作り出すって状況にはならなかったな。最初に水を運んで、貯めるところに行ったからかな。でも、川で水を手で飲む。コップ作る。わざわざ川に行くのめんどくさい。桶つくる。は、ちょいと無理がある。川にコップだけ持っていく状況を心から望むかって想いを馳せると、やっぱり毎回川とか泉に行くのを先に解決したくなるのが人の想いな気がする。コップ、割と贅沢品だな。飲み物をさらに飲みやすく。初めてコップやグラス、カップを作った人たちは今以上にいい日々の暮らしを求めた人たちだったのかもなぁ。

ま、妄想ですが

今あるものがなかった時代を考えるの楽しいな。

それでは、今日はこの辺りで。

失礼します。

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