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お風呂と作り話

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

bowです。

初めて、お風呂を作った人

今日、お風呂に入っていてフッと
「初めておふろを作った人って、すごいな。」
と、思ったので、お風呂を初めて作った人について思いを馳せてみたいなと。

お風呂。
日本では湯船がメインだけど、海外とかだとシャワーとかサウナが主流みたいなのを聴いたことがありますね。テルマエロマエみたいな感じのやつなのかな。
そうなると、まずは地熱を利用した施設を作ったのが先になるのか。
地熱で温かいところで過ごすと心地いいって発見した人がいて、それをうまく施設に出来ないか考えたんだろうな。それで、地熱で温められた水、温泉を発見したのかな、そこで。
初めて温泉発見した人、めちゃくちゃ驚いただろうな。どれくらい昔だろ。
原始まで行くかな。
原始だったら、それはヤバいくらい驚いただろうな、きっと。
だって、自然にある水は冷たいものって知識がほぼほぼ常識だった世界で、温泉なんて湧いててごらんなさいよ。
しかも、適温じゃないやつだったらもう、初風呂原始人さん大やけどよ?
「はー、ここらへんに水でもないかなぁ。お!こんなところに!いただきます!」
じゅう。はい、両手大やけど。
原始人さん、声にならない叫び声上げて、転げ回ってるよ。
きっと集落に帰って、腕を溶かす水が流れるところがあったなんて、言いふらしてるよ。少し様子を見てましょう。
「みんな見てくれ、俺のこの両手を。」
「どうしたんだ!その手!どうなってるんだ!?」
「この奥に、手をこんなふうにしてしまう水が流れる地がある。みんな近づくな。俺のようにはなりたくあるまい。」
「ありがとう。そんな危険なところがこの近くにあったなんて……身を持って危険を知らせてくれたお前は、この集落の英雄だ。安心して暮らしてくれ。」
「助かったよ。この手じゃ、狩りもろくにできんからな。食い扶持に困ると思っていたところだ。」
どうやら、彼、集落の英雄として暮らしていくみたいですね。
これは、一安心ですね。
とは言え、こんな時代から人と言うのは困った生き物のようです。
危険と聞いて、じっとしていられない人種というのはどこにでもいるようですね。
「手をあんな風にしちまう水だって!?……見てみたい。一度でいい!なんなら、食べてみたい。いやしかし!口があんな風になってしまっては……!あー!」
「な、なぁ……見に行かないか?」
「お前!?この集落一の臆病者!?臆病者のお前がなぜ?」
「ぼ、僕だって、君と同じだよ。その水を、い、一度でいいから見てみたいんだ。僕は、た、確かに、お、臆病に見えてしまうけれど、それは、それがどういうものか知りたいから、じ、じっくり観察してから行動するからなんだ。お、臆病じゃなくて、好奇心って呼んで欲しいな。」
「へ!なんだよ、どうやら俺たちはお前のことをみくびっていたみたいだな!おし!じゃ、この集落一の蛮勇のこの俺と、その水を拝みに行くか!しっかり観察して、水の正体を突き止めようぜ!」
人類初の凸凹コンビ誕生の瞬間。
初めてお風呂を作った人を探すつもりが、ちがう人類初を発見してしまいましたね。これは収穫。と、そうこうしているうちに、二人は温泉のもとへ。
果たして二人の運命は!?

次回!

人類初の温泉に手をつけた男は英雄扱いされ、それをみていた凸凹コンビは、温泉の正体を突き止めるため、その地へ向かった!
無警戒に温泉に飛び込もうとする蛮勇!
全力で止める好奇心!
そのとき、温泉から少し離れたところで、湯気の出る水に浸かる動物たちの姿が!?これは一体どういうこと!?困惑する二人!
次回!「熱湯!激闘?つかれ!初めてのお風呂!」
君は、初めての入浴を見る。

なんの話だこれ

なんかちがう方向にふくらんだ、初めてのお風呂物語。
初めてお風呂に入ってくれた人がどこかにいてくれたおかげで、いまのじぶんたちは、お風呂文化を享受してるんだなぁ。ありがたいな。
感謝して、お風呂にはいるようにしよう、これから。なんて、思ったり。

それでは、今日はこの辺りで。

失礼します。

bow


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