運がいい人とそうではない人の違い

「あの人は運がいい」
「あの人が成功したのは幸運の持ち主だからだ」

などと言われますが、確かに成功者の多くは幸運の持ち主であると言えるでしょう。

しかし、幸運というのは、何もせずにただぼんやりとしている時に誰かから与えてもらえるようなものではないと思います。

Aさんは成功者。Bさんはそうではない。

驚くことに、成功するためのチャンスは、AさんにもBさんにも同じように巡ってきます。

では、成功者とそうではない人に分かれてしまう理由は何でしょう。

それは、Aさんの身に起こったこととBさんの身に起こったことを比較して見てみるとよく分かります。

【Aさんの身に起こったこと】
◆1、目の前をチャンスが通り過ぎました
◆2、目の前を通り過ぎたものがチャンスだと気付くことができました
◆3、行動を起こしました
◆4、成功しました

となります。

次にBさん。

【Bさんの身に起こったこと】
◆1、目の前をチャンスが通り過ぎました（ここまではAさんと同じですね）
◆2、目の前を通り過ぎたものがチャンスだと気が付きません
◆3、行動を起こしません
◆4、成功しません

となります。

このように、チャンスをチャンスだと気が付くことができるかどうかがポイントですね。

チャンスをチャンスだと気付くためには、日々の勉強や練習や自己研鑽が必要になります。

そのことだけをずっと考えているような脳の状態も必要ですね。

そして、チャンスだと気付いたら、躊躇せずにすぐに行動を起こすことができるかどうか。

せっかくチャンスに気が付いても行動を起こす勇気や準備が無かったら何も起きません。

このことから分かるのは、何のために勉強したり本を読んだり練習したりするのかと言うと、チャンスに気付くため、チャンスに気付いたらすぐに実行できるようにするためです。