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私の決断と地方にコロナがやって来たことの意味について

こんにちは
今、これを書いているのは4月1日の午前10時です。

3日前から、インスタライブではずっとコロナと地方について、話して来ました。インスタライブにしていたのは、気にしている人と気にしていない人とのものすごい感覚の差を感じているからです。今でもまだここは通常運転のような風景で、私の家の前も車がいつものように通行しています。でも多分インスタライブを見てくれる、聞いていくれる人はもうちょっとだけ気にしている人だろうって思ってのことです。3日前くらいからの私のFBの投稿もコロナ一色だったし、気がついてくれている方は気がついていたのかもです。

さて、私の決断について

選挙の結果よりも、選挙の戦い方よりも、コロナを拡散させない事を優先する「生命ファースト」を決意しました。

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本音を言うとかなり迷いました。
なぜかといえば、自分だけが頑張って来たならすぐに撤退の決断ができる私ですが、今回はたくさんの方々に支えていただいてのこれまでだったからです。だから、ここでアクセルか?ブレーキか?の選択、今でも迷いがないかといえば、もちろんあります。でも、ここで目の前のことだけしか見ないのは、やっぱり間違っていると思うんです。リーダーってこういう時にリスクを取れる人間であり、自分や目先のことよりも全体への奉仕、そして何よりも生命を一番大事にできる人間だろうと私は考えています。私もできるだけそういう選択をしたいんです。だから気分を害される方、ホントにごめんなさい。


さて、地方にコロナがやってくる事の今この時点で私が懸念していることを二つあげます。

(1)医療機関、感染病床の少なさ
(2)シニア世代の方々に頼りきってしまっている今の地域コミュニティを反省し、withコロナ時代にいかにシニアの方々の安全を守っていくのか?

(1)についてはこちらに詳しくありますが、もともと医師不足、医療従事者不足という地方、医療機関が少ない上に感染症指定医療機関の数となるともっと少ないです。静岡県内で10病院48病床です。近場だと18床です。私が調べたところでは
・島田病院6床
・磐田市立病院2床
・中東遠4床
・浜松医療センター6床
18床ではクラスターが1つ出てしまったら満杯です。

(2)について。
今の御前崎(や、他の地方もきっと)は、町内会長さんや役員のみなさま、民生委員さん、公民館関係者のみなさま、地域の見回り隊の皆様、花の会など、私たちのまちの基盤を支えてくださっている方々がほぼ70代前後です。
コロナは70代から死亡率がぐんと上がります(50代の約6倍、60代のほぼ2倍)、重症化もしやすい。だからこそ、この世代の方々には、ホントに本当に「感染しないためにも家にいてほしい」というのが私の正直な気持ちです。でも多分4月で年度が始まってしまって、今はそうもいかないことでしょうし、皆様の働きがなかったら地域が回っていかないのも、わかるんです。わかるから今ホントに悔しいんです。だって、私1人では全部やります、かわります、っていえないくらいの仕事量ですもの。





今は私は私にできる決断をしました。
ご理解いただければ幸いです。


お読みいただきありがとうございました。


さいとうけいこ


追伸:ご質問がありましたので、加えます。
選挙へのエントリーはしますが、4月5日告示11日までの選挙戦は、コロナの拡散防止を優先したとっても地味な形になるかと。例えば、今日も選挙事務所の建物部分はクローズさせています。


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