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市の財政についてどう考える?

こんにちは

今日はさっきまで御前崎市の財政について、調べたりしていました。

FBのコメントでご指摘があったので、資料を探したのが財政調整基金からの一般会計への繰り入れ金についてです。

財政調整基金ってのは何?は、デジタル大辞泉から引用させていただきます。

地方公共団体が年度間の財源の変動に備えて積み立てる基金。財源に余裕がある年度に積み立てておき、災害など必要やむを得ない理由で財源不足が生じた年度に活用する。

すごい簡単に言えば、自治体の貯金って理解でいいかと思います。

全国的にどのくらいの貯金があるかと言えば、2016年で1番多いのは大阪市で1666.4億円。御前崎市は2016年当時は全国ランキングで117番目で83.6億円ありました。これどのくらいあったらいいのかの目安については今調査中なのですが、2016年当時の近隣の市町で言えば、菊川市22.7億円、吉田町20.1億円、牧之原市32.3億円です。静岡県で一番少ない額は小山町の6億円です。

それでそこから御前崎市の財政に繰り入れているのか?について、御前崎市のホームページからひろってみました。

財政調整基金からの一般会計への繰り入れ額(予算ベース) 
平成26年(2014年)   4億8000万
平成27年(2015年)   7億4900万
平成28年(2016年)  15億1800万(8.5%)
平成29年(2017年)  22億5100万(13.2%)
平成39年(2018年)  20億4000万(12%)
令和元年 (2019年)  14億4200万(8.5%)
※カッコの中のパーセントは、全体の予算の中の割合

これだけ繰り出すと残額はどうなっているの?って思いますよね。

令和元年は想定の額としての資料ですがありました。平成25年(2013年)が約86億→令和元年の残額予定が40億です。プラス上の予算で組み込まれているので、40億マイナス15億(正確には14億4200万円ね)で、残額25億って計算していいでしょう。そうなると、このままの調子だとあと2年で資金がなくなってしまう事になるかも?って、私は単純計算して思いました。

これ、議会でどんな論戦がされているのか?って興味が出たので、御前崎市議会検索システムで「財政調整基金」って検索をかけたら、ほとんど発言がなかったんです、、、(涙)。

ってことは問題ないってことなのでしょうか?
でも、あとちょっとでなくなる感じもしませんか?

もしもうすぐなくなるのだとしたら、専門家からのアドバイスも必要になるかと思いますが、同時に考え方を変えることだと思うんです。


御前崎はずっと財政が豊かな町としてやってきて、それが当たり前になってしまっている部分もあるかと思います。

その考え方を変えて身の丈にあった支出にしていく。

そのためには譲り合いになってくるかもしれません。別々にやっていたことをまとめてやってみるとか智慧を出し合う必要もあるでしょう。まだこのことを知らない人も多いでしょうから、伝えていく情報公開や広報からはじめないとです。(もちろん、私のこの見解が間違っていて、まだまだ財政は大丈夫って言うなら、そちらの情報を教えて欲しいです。)

同時に、暮らしに優先順位をつけて行くこと。
本当に価値あるものに予算配分を優先し、これはもうってものから離れて行く。地球環境のことを考えたいって若い人も出てきているので、「本当に大事なものを吟味して、大事にして行く」方向性は、むしろ歓迎されるでしょう。

そのベースには対話するしかないと思うんですよ。
市のリーダーの皆様、関心あるみなさま、ぜひ一緒に対話してください。



今日もお読みいただきありがとうございます。




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