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普通のサラリーマン投資家が、FIREするまでの全記録 第37夜 【ghost in the shell】

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【攻殻機動隊】 

昨日、iPhoneの話をしましたが、iPhoneが発売されて、まだ、10年ほど、技術の進化は、加速度を増していて10年先の予想はほぼ不可能になってきている。

僕の好きなアニメ、「攻殻機動隊 ghost in the shell」の舞台は2030年くらいだったかな。あと10年を切ったけど、あのような、義体化され、電脳化された人間が存在してもおかしくない技術も出てきている。

あのような、電脳化・義体化というフィクション設定から、リアルに想像できる世界が、描かれていてリアルなフィクションとして面白い。

特に、押井守監督の映画シリーズの方が、僕は好きだ。

「イノセンス」の含めて、映画の雰囲気は、決して明るくない。未来の都市であるが、台湾のような、超都会と、超下町がミックスされたような都市が描かれる。

「イノセンス」で、一番感動したシーンは、二つある。バトーが犬の餌を買いに、コンビニに寄り、視界をハックされ、自分の腕を撃ち、店員を殺しかけるシーン。

もう一つは、キムの館に入り、入り口から入っては、また、外へ戻されるループのシーン。

この二つのシーンは、バトーが電脳ハックをされて、擬似体験をしているシーンであるため、画面全体の色合いが、白く明るく、CGで変に美しい世界に描かれている。これは、敢えてそうしているのでしょう。バトーがみている世界は、擬似的な物で、まさにCGな訳です。現実の世界観と区別されて描かれています。

なので、コンビニで石川にハックを止められた瞬間に、画面は、黄色みがっかた色に戻ります。現実的な、世界に戻ります。

こういうこだわりが、楽しいですよね。

また、このフィクション。電脳化することで、意識が直接、インターネットに接続する状態にあります。なので、脳をハッキングをされたり、視覚を奪われたり、擬似体験をさせられたりする訳ですが。

このように、意識という魂とも呼べるもの、(作中では、ghost)が、ネット上にある時に、体が死んだらどうなるのか? 意識は、ネット上を彷徨い、誰かの、PCのカメラを目のように使い、世界を見ることができるかもしれない、また、別の電脳化した人間、電脳を搭載したロボットをハックすれば、本体の体死んでいても、別の体に意識を移せるのではないか。

では、体は、必要なのか?

ghost とはなにか? 魂とは? 命とは?

なんなのか?

というところまで、一つのフィクション設定が、想像を膨らませてくれる訳です。

この辺が、本当に楽しい。

GWは、攻殻機動隊シリーズ全部見直しやな!!


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