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映画館の音量について


非常に反応いただいたツイート一連をとにかく貼ってみた!
ありがとうございます。

まあ長文なので付け足す事もさほど無いのですが。
映画館の音は本来は全国どこでも一定であるべきで、
それが守られてこそ、制作者の制作意図というものが反映できると思います。
もちろんあくまで理想ですが。
最近あまりにも各小屋で独自路線を突き進んでて、それがあたかも常識扱いで、主流とされるのはいやだなあという想いでのツイートでした。

TVドラマの場合、音量を決めるのは視聴者で、聞こえないのはTVのボリウムを上げて聞けばいいのですが、映画の場合は音量が決まってるものとして作っているので、聞こえないものもまた表現です。という言い方ができると思います。だから映画の音って奥が深くレンジが広く作れるのだと思います。

昔日本映画の音はなぜ小さいか?という金曜ロードショーの音の話を扱ったブログを読んだ記憶がありますが、
僕目線で言うと、「映画用に作った音をそのままTVで流すからですね」という結論です。
きちんと作り直しましょ!
逆も同じでラウドネス準拠したTVCMを映画館で使う時は映画館に適した音として作り直さないと、かなり小さくなります。
TVCMと劇場と同じ、リミッターパラメーターでいけるわけがないんです。

映画館がサッカーフィールドだとしたら、TVはフットサルコートです。
手を使わない基本ルールは同じで、両方器用にこなしたりできますが、
プロレベルだと、日本代表のサッカー選手が即フットサルも日本代表できるか?といったら違いますよね?って話ですね。(一部にしか通じないか〜)
アウトドアのサバイバルゲームとインドアのサバイバルゲーム
求められるスキル違いますよね?(さらにわかる人を限定するスタイル)

話がそれました。


映画館で働いている人に寄せられる音に対するクレームのほとんどが、
「うるさい!」なんですよね・・・。
Googleで検索してみてください。
そのところで現場でコンテンツ音量を守ろうとしている方々には、感謝しか無いのです。
大きなスピーカーで没入感のある暗い部屋と巨大なスクリーン。
是非とも飛び込んで、映画館で没入していただければいいなあと、
思います。
そして、現時点で作品を正しい見方に導いている現場スタッフには、感謝ですよ。まじで。

映画ってやっぱり愛されてるんだなぁと改めて思いました。

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