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作品概要

 今回は前回の記事で書いた製作中のフヴェルゲルミル伝承記(仮)について、どんな話かを書いていこうと思います。

フヴェルゲルミル伝承記(仮)


イントロダクション

 人が人と争い、魔が人を襲う混沌とした世界。
 突如発生した魔物の襲撃により、町とそこにいた傭兵団は壊滅。
 団にいたアルフも瀕死の重傷を負った。
 死に掛けたアルフを助けたのは教会の少女イルムガルト。
 助かった代償としてアルフはイルムガルトの定期的な治療を受けなければ死ぬ体となってしまった。
 イルムガルトは告げる「魔王を倒しに行く旅の途中だった」のだと。
 アルフはイルムガルトと共に魔王を倒す旅に出る事になる。
 それが、世界の命運を分ける旅の始まりとなった。

登場キャラクター

 前回出したイメージ画像四人をひとまずキャラクター紹介として乗せておきます。
 もしかしたら専用の記事を作ってそっちに移すかも。

アルフ・アズール

 ヘルテイト傭兵団に所属していた赤髪の青年。
 雷撃の槍を自在に操る百戦錬磨の傭兵で、傭兵達の間では『雷陣』の名で有名。
 傭兵団壊滅の際に瀕死の重傷を負う。
 イルムガルトのおかげで命は助かったが、定期的にイルムガルトの治療を受けなければ、体の各器官が維持できず、死んでしまう。
 力も傭兵団にいた頃に比べて格段に落ちており、全盛期とのギャップに戸惑っている。
 普段は面倒見は良いお兄さんだが、戦いになると一変し修羅と化す。
 誰かを守る事に関して、人一倍抱え込むきらいがある。

イルムガルト・イェンナ・フォルナール

 アルフを助けたフォルナール教会の少女。
 その正体は勇者の末裔で、教会の異端審問部門『セティ派戒律巡教師(通称セティ派)』を束ねている人物。
 『毒蛇』の名で恐れられている。
 教主の命で魔王討伐に向かう事になった。
 非常に自戒的な性格で、何事にも冷静沈着で合理的に動いている(ように見える)
 普段から拘束具、および拷問具で全身を固めており、いつでも『仕事』が出来るようにしている程の徹底っぷりである(そのせいで余計に恐れられている)
 たいていの事はそつなくこなす程には器用だが、料理をあえて不味く作る悪癖がある(もちろん自分も食べるし、それを不味いとも思っている。 そして、栄養価はしっかりと考えているので、精神的にはともかく肉体的には悪くなかったりするのがたちが悪い)
 無自覚SM女王とはユミリアの言。

ユミリア・ブラーナ

 『仕方ない』が口癖のエルフの少女。
 全身ボロボロの衣服を身にまとっている。
 戦闘狂……というより、自分の命が危険にさらされるような事が好き。
 ただし、自分なりの美学を持っているようで、一般人のような『巻き込むべき相手じゃない人』は極力巻き込まないよう心がけている。
 基本的にはルネと共に行動しているが、はぐれてしまって探している。
 彼の事を非常に大切に思っているが、好意的には見ていないようだ。

ルネ・ヴィゾルヴィア

 ユミリアと行動を共にする『死体』
 胸の十字架が本体。
 ユミリアの『ある願い』を叶える為に一緒にいる。
 基本的にはユミリアを第一優先に考え、主に彼女の命令にだけ従う。
 その為に、イルムガルトからアンデッドではなくフレッシュゴーレム認定される事になる。

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