決定案

キャラクターを描く-正面

 前回でテンプレートを使ってガイドラインの作成をしました。
 それを基準にキャラを描いていきます。

前回の記事


★注意!★

 自分の描き方として、キャラ設定の場合は基本的に裸に服を着せる形(いろいろ服を合わせられる為)で描くので、まずは裸状態の絵を描いていきます。
 ここではアブナイ部分は描きませんので、体はマネキン状態ですが、苦手な人は注意してください。


では、はじめていきます。


等身はこんな感じ

 今回はまず、基準となる正面の所から

アタリをつける。

 枠は出来ましたので、アタリをつけてみます。
 いわゆる棒人間、針金人形みたいなヤツです。

 と、描く前に、このままじゃ線が濃すぎて書きづらいので薄くします。
 レイヤーの透過度を下げます。
 思いっきり下げた方が良いです。

線を薄くする

 透過度を25%にしました。
 個人的にはコレぐらい薄い方が書きやすいと思います。

 それではざっと書いていきます。

アタリをつける

 できました。
 頭と肋骨と骨盤と間接です。
 昔は丸(○)を重ねて書いていたのですが、ネットで見る限りこっちの方が使いやすそうだったので試してみました。


アタリをつける2

 拡大するとこんな感じです。

肉付けをする。

 自分は肉付けを何度も繰り返して形を整えていくのですが、今回は大まかな数工程だけ。

 まずは、枠線の時と同じく透過して書きますが、この時、枠線ほど薄くならず、書きづらい程濃くしない用注意が必要です。
 枠線ほど薄くしてしまったら、枠線にかぶって分かりづらくなります。

アタリを薄くする

 アタリを薄くしたら肉付けしていきます。

肉付け1

 また、アタリに正確に肉付けする必要は無く、アタリは大まかな目安ぐらいに思った方が良いです。
 どうしても気になるなら、書いた絵にアタリを合わせるのもありかと思います(おかしさに気付く事があるかもしれない)

肉付け2

マネキン


マネキンのような感じになりました。

肉付けを元に絵を描き加えていきます。
 この段階で、気になるところはどんどん直していきます。
 修正はどの段階でしても良い……というより気になった段階でした方が良いですが、ここまでが修正がに出来る段階です。
 そして、気になった所は(特に)色塗りの段階で牙をむきます。
 無理に先に進めようとせず、何か気になると思ったら、反転するなり、拡大縮小してみるなり、一日寝かせるなりして、どうおかしいのか探してみましょう。
 今回で言うと、手と足を描き込んで、顔を書きました。
 あと、キャラの設定にあわせて髪の毛をあちこちハネさせました。

ラフ画

 ラフ画のようなものの出来上がりです。

ラフ画2

 拡大

清書

次、清書に入ります。
人によってはやらない人がいるかもしれませんが、自分はやります。
この段階の一番の違いは、線の太さを薄くしています。
そうする事でシャープに見えます。
ラフの段階のおかしい所もだいぶ浮き彫りになります。
ここでもおかしいと思った部分を直していきます。

清書

 できました。

決定案

拡大画像です。

これで清書は完了です。
次は色塗りに入ります。
ちなみに、自分の場合、服は色塗りの後で行います。

追記:背面と側面がまだだったので先にそちらを描きます。

次回:背面の描き方


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