見出し画像

【攻略法】ブリックスアンドモルタル産駒

(1)記事の趣旨~こんな方々にこの記事を読んでいただきたいと思います


 
この記事では社台・サンデーの各サラブレッドクラブで2023年に募集されているブリックスアンドモルタル産駒の血統解説と測尺に基づいた評価を行います。

測尺に基づいた評価はクラブから測尺がホームページで発表されたのちに、後日、この記事の巻末に追加で掲載する予定です。

ブリックスアンドモルタル産駒は2歳がこれからデビューすることもあり、レース関係のデータがない状態です。

したがって、産駒がどの程度のパフォーマンスを発揮するかは未知数です。

社台SSがブリックスアンドモルタル産駒のキャンペーンを去年から開始するなか、不確かな根拠に基づく流言の流布は慎みたいと思います。

このような理由で、この記事の内容は、ブリックスアンドモルタルの成功の可否や、どの産駒が活躍するor活躍しないという推測はなるべく控えて書いています。

ブリックスアンドモルタル産駒が「走る」か「走らない」か、正直、私もわからない。

というのが本音です。

この記事では、

「ブリックスアンドモルタル産駒はこのようなタイプの馬が活躍する」

という私見はできるだけ抑え、

「ブリックスアンドモルタル産駒はこのようなタイプの馬が活躍するであろうと、生産者は考えている」

という、生産者サイドの動きを事実に基づき丁寧に追いかけることを主眼としています。

そうすることで、1口馬主の会員の皆様に少しでも有益な参考資料を提供できればこれに勝ることは幸せはありません。

なお、社台・サンデーの1口馬主の会員の皆様だけでなく、他の1口馬主クラブ会員の諸兄や、馬主の方々、POGの皆様にとっても、今回の記事はお役に立てるもの考えております。

(2)生産界はフェイズ3.0に突入


 
いまや、日本の(社台グループの)サラブレッド生産界では、新たなフェイズに入っています。

このフェイズをしっかりと見据えることが、1口馬主で効率的に当たり馬をGETすることにつながります。

逆に、この現状を見落とすと、旧態依然の価値観に陥ったままになり、ブリックスアンドモルタルの持つ可能性と限界を正しくつかむことはできません。
 
サンデーサイレンスの産駒がデビューしたのが1994年。

それから産駒が多く活躍し始めて、2002年にサンデーサイレンスは亡くなりますが、1995年~2007年の13年間ずっと種牡馬リーディングの首位を独走します。

この期間がフェイズ1.0の時代になります。

2008年以降はアグネスタキオン(2008年)、マンハッタンカフェ(2009年)とサンデーサイレンスの直仔2頭が短期間種牡馬リーディングのトツプに立ち、2012年から2022年まで11年間、ディープインパクトが首位に君臨する時代に入りました。

(2010・2011年はキングカメハメハがリーディング1位。)

この期間がフェイズ2.0の時代になります。
 
 そしてそのディープインパクト、さらにはキングカメハメハと、フェイズ2.0の時代をにぎわした2頭も2019年に亡くなり、後継を期待されたドゥラメンテも2021年に後を追うようにこの世を去りました。

そして、主役不在のなか、社台SSはブリックスアンドモルタルを導入することで次代のポープを担ぎ出す意図を明確にしてきました。

長く続いたディープインパクトがリーディングから降りた今年(2023年)から新たなフェイズ3.0の時代の幕が開けます。

ブリックスアンドモルタルはフェイズ3.0の時代の王位を簒奪することができるでしょうか。

ここから先は

9,034字 / 76画像

¥ 1,000

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?