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防音パネル設置

ギターを始めて数年経つ長男の要望で、窓に防音パネルを設置することになりました。というのも自分で作れないくせにバイトして貯めた小遣いで材料を購入してきたので、父親の私が唯一威厳を保てる機会だと思い頑張ってみました。
木造の建築物って意外と直角が出ていなくて、押入れとかで帳尻合わせを行うっていうのを友人の大工に聞きました。
ということで窓枠の微妙な傾きは、先ず胴縁で枠を作りべニア板をビス止めして形を決めます。

で、裏板のべニア板を貼ったら表板を取り外し、裏板のはみ出した部分を大まかにジグソーでカットし、トリマーで胴縁に均して削り取ります。
微妙に厚みに違いがある胴縁はカンナで削り面一にします。

再度表板を貼って外した裏板に遮音シートを貼ったうえでビス止めし、表板を取り外しグラスウールを詰め込みます。
で、表板を貼ってはみ出した部分を削り取って完成。

半日がかりで半分だけ完成。

残りの半分には窓を作ります。
4隅にドリルで穴を開けてジグソーで粗切り。

トリマーで窓枠の形状に配置した胴縁に沿って均らします。

同様に詰め物をして2日目は終了。
体力が保たないです。

昼間はこんな感じで明り取りおよび換気口となります。

蓋も同じ構造ですが表裏共に遮音シートを貼り、耳を付けて音漏れを極力避ける構造としました。

反響防止のためカーテンを戻して、端材で自作した取っ手を取り付けて完成。
填め込み式のため付け外しは面倒ですが、本人の希望なのでこれでよし。
材料費は約3万円。ウッドショックかなんか知らないですが、円安が大いに関係していると思われます。
とりあえず戸外に漏れる音はかなり軽減されたように感じます。


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