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PROXXON ミニ卓上旋盤
卓上旋盤なるモノは欲しいけれど新品で買うにはかなり高価なのでなかなか手が出ませんし、そこまで出しても頻度でいうとどうなのかなという機械です。
ですが持っていれば確実にやりたいことが出来るようになるという魅力的な機械でもあります。
で、友人(鉄工師匠)が大型の卓上旋盤を購入したらしく、小型の卓上旋盤が不要になったので要るかと聞かれ二つ返事でいただくことにしました。
楽器以外の趣味としてDIYを嗜む身としましては、またとない機会であり機械です(笑)。
中学校の授業で使ったことがあったので数十年ぶりの旋盤。最初の1週間は性能を確認しました。木材、鋼材など削ることが出来る範囲、大きさ、切削精度など。
マイクロレースという立ち位置なので最長で200mm程度、最大径は必要に迫られるまでは未確認。
卓上旋盤の中では玩具の部類かと認識していましたが、自分の使用目的ならば充分ですし、作業時間を優先しないのであればプロの使用にも耐えられる精度かと感じました。
先ずは材料が綺麗に回転しなければ綺麗には削れませんので、まず一番大事なのが芯出し。
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ということで、本来はオプションのフライスを取り付けるビス穴に3ミリの鉄板でトレーを自作して装着。
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マグネットベースにダイヤルゲージを取り付けて設置することにしました。
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目視でもある程度は可能ですが、機械による測定が確実です。これを材料に当てながら傾きを測りプラスチックハンマーで軽く叩きながら補正していきます。
楽器と同じで最初の調整が一番の肝です。あとは機械が勝手にやってくれます(笑)。
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てことで、以前製作したFuzz Factoryクローンのノブのハット部分を削って調整してみました。以前はボール盤にノブをセットして手作業にてヤスリで削ったものを装着していましたが、微妙に偏心していて隣のノブに干渉したりしました。今回は0.1mm単位で調整したので完璧です。
自分の場合はこういった小物の製作がメインとなるので、小型の卓上旋盤がベストで非常に有り難いギフトとなりました。
ただし部屋が切削粉だらけになって足裏にくっ付いて家中にバラ撒かれることになるので、家族から顰蹙を買う覚悟を(笑)。
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