見出し画像

Stingrayプリアンプ

昔、ある方に頼まれて作ったMusicman StingRay Bassのプリアンプクローンが余ってます。
※現在は様々なクローンプリアンプが出回っているようです
4250というMOSFETを使用したプリアンプで低ノイズかつ低消費電力の非常に優れたプリアンプです。時代の流れから本家StingRayは3バンドのプリアンプに移行しましたが、個人的にはこの完成されたプリアンプで何の不満があったのかという印象です。

OBP-1を摘出したケースにこいつを収めて別のアウトボードプリアンプを作ってみました。

C1MΩのシャフトがかなり太くてツマミはFulltoneタイプのものに交換しました。
実はこのC1MΩのロングブッシュが入手出来ずにFB4に搭載を見送った経緯があるのですが、G&Lのオンラインショップにて入手可能なようです。ただし非常に高価です(汗;)。
今回はパネル実装なのでパーツショップで普通に販売されているポットで問題ありません。

Aguilar OBP-1って表記されていますが中身はStingrayクローンです(笑)。
トレブルが4Khzのブーストカット、ベースが帯域不明ながらブーストのみという仕様で、あくまでも想像ではありますがMOSFETを使用しているということもあってOBP-1がStingrayプリアンプにインスパイアされている感じがします。
音の印象も非常によく似ているように感じます。因みに初期のSadowskyプリアンプも仕様がOBP-1と全く同じなので中身はOEMなのかもしれません。

基板があと2セット有りました。
小さい方はもともとBSIABだったのですがノイズが酷くて放置していたので、中身を放り出してケースを利用してもう1個作りました。
塗装を剥がしたり余計な穴をパテ埋めしたりしたので3日掛かりました(笑)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?