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ジャズって暗い音楽?

またもやずいぶんと久しぶりの更新です。
来月、札幌近郊の町にあるレジャー施設で演奏の予定が入っています。日曜日の昼間、野外での演奏です。
主催者から求められてメンバーが演奏する動画を送ったそうです。それに対して「全体的に印象が暗いので、もう少し明るくするように心がけてください。」とコメントが返ってきたそうです。
長年演奏を続けてきましたがこんなことを言われたのははじめてです。ジャズは差別や偏見、貧困に薬物中毒や精神性疾患など色々と難しい過去を背負って発展してきた音楽です。主催者が我々の演奏を聴いて、あるいは演奏する姿を見て「暗い」と感じたのであれば、それはしかたのないことかもしれません。しかし明るくハッピーな演奏を求めるのであれば、最初からジャズバンドにはオファーしない方がいいと思います。
メンバーで話し合ったうえで演奏を取り立てて明るくすることはできないので、せめて明るい服装で出演しようということになりました。しかし私のクローゼットには柄物のシャツはあってもどれも明るくはないです(苦笑)。

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