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赤岩 (松山) / 今倉山

 赤岩なのか、松山なのか、一般的には「赤岩」っぽいが…. はい、あまり気になりません。4月からバスの運行が再開され、山行のタイミングを待っていて、ようやく晴れ予報の本日決行。富士山が拝めて何より。

[ルート] 都留市駅→(バスで)道坂隧道入口→道坂峠→今倉山→西ヶ原→赤岩 (松山)→(林道を経由し)二十六夜山→仙人水→登山口→(林道を歩いて)戸沢口→富士急行 赤坂駅(ロード)  12km強、休憩込みで5時間の山歩

 都留市駅からバスに揺られて30分、道坂隧道入口に到着。バスにも、登山口 (マイカー組) にも予想以上に登山客がいた。ちょっとごった返している。車でさくっと来て登るには丁度いい山なのかもしれない。

シンプルな案内図だが過不足無し

 9時前に登山スタート。はじめから人がいるのは久しぶり。人が写ってしまうので写真は撮れないな、なんて思いつつ登っていたら、一番先頭になった。今倉山までは、ほぼ登り一辺倒。1.5kmで450mの登り。

道坂峠:今倉山方面と御正体山方面の分岐
自然林の気持ちのいい道

 約1時間で今倉山に到着。少し雲が出てきて「もしや富士山拝めずか」と思っていたが、木々の向こうに富士山お目見え。休まず、360°の眺望地である赤岩へと進む。まずは下って、そして、お約束の登り返し。

先週は見れなかったらしい (本日再訪されたハイカー談)

 眺望のない御座入山までの起伏はたいしたことなかったのが、その先の100mの下りは長く感じた。が、登り返しは60mほどなのでさくさく進み赤岩に到着。出発から1時間40分、360°の大展望とご対面。

御座入山頂直下の岩場 (下りたところから)
今倉山を経由しない赤岩への直ルートの分岐
気温が高い割には霞んでおらず最高の眺め

 先客は二人。少しゆっくりしようかと思ったが、続々とハイカーがやってきたので写真を撮ってそそくさと退散。本日のミッションはコンプリートしたのでここからはゆっくり (とは、行かなかったのだが….)。

 赤岩から250mくらい下り、一旦林道に出る。そのまま林道を歩いて道坂隧道の登山口に下山される方も多いが二十六夜山に向かう。500m程度の距離だが、長く感じたのは大休憩をとっていないからだろう。

林道からの富士山

 二十六夜山に到着すると先客あり。ゆっくり休めなさそうなので、写真を撮って下山開始。ここから踏み跡が明らかに薄くなる (とはいってもわからないレベルではない)。ひとり歩きの、はじまりはじまり。

二十六夜山からの富士山
道理で麓の温泉が「月待ちの湯」というわけだ

 二十六夜山からの800mくらいの下りで、久しぶりに膝が痛くなった。距離は約3.5kmなのだがとても長く感じた。「仙人水」と巨石である「かっちゃ石 (サムネ画像)」で小休憩。巨大な石がごろごろしている。

仙人水
実際に見るとかなりの巨石

 枯れ沢を抜け、沢沿いに出ると、個性的で自己主張の強い巨樹の多い、雰囲気のある道になった。倉岳山とか大岳山を思い出す。出発から4時間で逆側の登山口に到着。ここから長い林道+ロード (4km強)。

二十六夜山登山口

 バスの始発が1時間早いので、二十六夜山からの登山も考えていたのだが、道坂隧道から登って正解。距離も短いし、標高差も軽めなのに、きつかったのは暑さのせいか。9時スタートはやっぱり遅すぎるなぁ。合掌。

[ルート・標高グラフ]

※赤坂駅までのロード4km強は除く
登り約700m / 下り約1200m