♩Pharoah Sanders - Harvest Time (1977)

「おお、大鳳が優雅に逍遥している。空を見よ」 荘子の『逍遥遊編』に登場する大鳳のテーマ曲のような、いや、ファラオ自身が「大鳳」になっているのだろう。ファラオの中で (全て聞いているわけではないが) 一番好きな曲。

ムニョスのサイケそのもののギターと、奥方のハルモニウムが、ファラオ独自のラーガ的な世界を彩っている。ただのアンビエントではなく、ソウルフル・アンビエント。最近再発されたアルバムには二種のライブ版も含まれている。

[Personnel]
Pharoah Sanders - Tenor Saxophone
Lawrence Killian - Percussion
Steve Neil - Bass
Munoz - Guitar
Bedria Sanders - Harmonium