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悠久

底知れぬ大海から隆起する島の様に
無限の時を経て立ち現れる言葉

時計を外したのはいつだったか
鼓動に合わせ放たれる歌

さあ、出航の時間だ、錨を上げよ
無数の細胞が目を覚ます

船長は風だ、呼吸を合わせよ
晴れた空で雲が羽を伸ばしている