「永久に未完成ということ。人々はすぐに完成されたものを性急に追求しがちだが、それはぼくの信念に反する。少しばかり不安定でも、その作家の香り、あるいは匂い、つまりエスプリみたいなものが、みるものに共感をおぼえさせれば、それで結構とおもっている」長新太(『海のビー玉』)
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