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御前山(大月)+百蔵山

[一座目] 大月駅→(東ルートで)菊花山→御前山→猿橋駅

 先週の「高畑・倉岳山」はゆっくりのんびりだったので、本日はタイト目に、とはいっても無理はせず。うまくバスに乗れれば「もう一座」というプランで、大月駅に到着したのは午前6時頃。早朝なので気温は低く山歩きにはいい感じ。最初は「菊花山〜御前山」。約5km、休憩込みで2時間40分の山歩。

 まずは「菊花山」を東ルートから。途中から鎖やロープが出てくる。難易度は高くないが下りだと神経を使うかもしれない。岩場を抜けると富士山のビューポイント。その後、短いものの、雪の時は避けたい、両端が切れた細尾根。そこから、しばらく進むと菊花山頂。絶景だが、休まず、御前山へと進む。

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 山頂直下も岩岩していて神経を使った。ここから100mほど高度を下げて「沢井沢ノ頭」まできつい登り返し。そこからしばらく進むとでんと鎮座する「八五郎岩」に道を阻まれるが右に巻道あり。ここまでくれば「御前山」は目と花の先。大月から1時間40分ほどで「御前山」に到着。菊花山頂を超える絶景。

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 山頂の先客と話をしたら「猿橋駅〜御前山〜九鬼山〜大桑山〜高畑山〜鳥沢駅〜扇山〜百蔵山」を走る予定だそうである。健脚にもほどがある。休憩していると他の登山客が来たので猿橋駅までの道の具合を伺う。「登ってきた道に比べれば普通ですよ」とのことだったがそんなに甘くはなかった。よくある話。

 先ほどの登山客が仰られた通り山頂から40分ほどで登山口に到着。時刻は8時25分。猿橋駅から9時に出る「百蔵山登山口」に行くバスに間に合うではないか!  それまで「もういいかな」と思っていたのだが気が変わり猿橋駅へと向かう。結構登山客がいる。バスまで時間があるので一服。ちょっと落ち着いた。 

[二座目] 猿橋駅→(バスで)百蔵山登山口→(東ルートで)百蔵山→福泉寺バス停

 予定通り9時のバスで「百蔵山登山口」に向かう。前回は西ルートで登ったので今回は東ルート。バスを降りてからのアスファルトの坂が長くてきつかったが、朧げに記憶している西ルートとは違い富士山が見える。登山道に入ると長い長い直登の道。山頂まで平らな道はほぼ皆無。いや、皆無だったかと。

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 途中の富士山の眺望がなければ耐えられなかったかもしれないほどの登り。特に山頂手前の200mくらいの登りがきつかった。後ろから来られた方と四方山話をしながら登り、やっとのことで登頂。楽しみにしていた桜はまだ開花していなかったのが残念。たぶん来週あたりに満開になるのだろう。

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 バス停から1時間20分ほどと思ったよりもハイペース。少し休み福泉寺バス停への下山道を進む。12時19分の大月行きのバスには間に合いそうである ….が、とても長く感じた。12時頃にバス停に到着。下りで追い抜いた「東ルート」を登ってこられた方と話をしたが噛み合わない。はい、私も「東ルート」でした。

 歩いたことのある「西ルート」も登り一辺倒だったのだろうか。12時19分のバスに乗り電車の時刻を調べると、間に合うか間に合わないかのタイミングだったが、どんぴしゃりで猿橋駅から電車に乗れた。先週とは打って変わって忙しない山歩きだった。約8km、休憩込みで3時間弱。ああ、疲れた。合掌。