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満天

 なんとなく気になり、手にとって開いたものの、結局棚に戻した本が気になって、気になって.... というほどではないが、そんなことが稀に、いや、偶にある。また、探していた本にようやく巡り合ったものの、想像していたものとは違ったなんてこともある。しかしながら、いつも「出合うべきものに出合っているのではなかろうか」というところに落ち着く。本に限らず。

 ギターが三本、こちらを見ている。音でも見た目でもなく「これ」以外には考えられないところで出合った心琴 (格好付け過ぎ?)。どれも高価ではないが、新品同様の中古品なので前所有者の名残はない。が、今後手放すことがないとは限らない。そうこうして、運航する大海の短艇。夢と現の間の旅路。水平線から昇る朝日へ向かい、夜は月にセレナーデ。ぽろんぽろん♩