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新スタイル?と言う名の旧式

TOKYO2020オリンピックが閉幕し
パラリンピックが開幕
なんだかあっという間に夏が溶けていくみたいで
せっかく出したのに袖を通していない服が
今年はやけにあるなぁって思いながらキーボードを触っています。

さっきまで大好きな人達に話を聞いてもらいながら
ご意見をいただいたり
一緒に一つの作品を構成していただく時間を過ごしていて
積み上げてきた物事の重みは
そこにどれだけの想いを掛けたかだな…って感じているなう。

なう笑笑

先日、
またしても大先輩の夜のライブ配信を聞きながら
愛する祖母のことを思い出していて
ふと頭に
『おむつなし育児』と言う言葉が出てきた。
おむつなし育児は最近ちょっとずつ注目されていて
おむつをしないのではなく
おまるを使って
解放された状態(大人と同じ状態)で排泄をさせてあげる。
というもの。

もちろん、手助けは必要だし
タイミングを見計らう必要があるけど
おむつの中で排泄することよりも
動物が本来行う排泄を忘れないように体験していくことで
排泄に対するストレスを軽減。
またその後のトイレトレーニングもらくちんで
平均で2歳ごろまでにはトイレトレーニングが完了する。

私の身体にが授かって
もしトライできるなら是非やってみたいとおもうこの
おむつなし育児。
もちろん賛否両論あるでしょうが
なんでこんなにピンとくるんだろうか?
思考の先を追いかけたらね。

私自身がおむつなし育児で育っていたことに気づいた
っていう話なんですよ。

割と自由に過ごしていた私の母は
小さい私を愛でたいときには愛でて
遊びたいときは両親に預けて遊びに出るし
社会との接点を持っていたかったのか
私が生後半年頃から職場復帰してルンルン生活してた。
ルンルンしすぎて私を迎えに来ないことも多々あり
その分手を添えてくれたのが祖父母。

私自身、小さな時のことを思い出しても
誰かにトイレを手伝ってもらって言う記憶がなくて
反対に保育園のトイレで
お友達が上手くできるかを見ててあげて!と先生に言われて
お友達が頑張る隣でずっと立ってるという鮮明な記憶がある。

じゃぁ私
どの様にしてお手洗い自立したのでしょう。
とふと思っていた時によく母に言われていたことが反芻する。
それは
『お母ちゃん(バァ)がさ
 あんたの首が座ったころから
 1時間に一回パンツ脱がせてトイレにつれいていく
 上手に出来たら褒めて
 出なかったらまた1時間後に同じことをするのよ』

聞いていた時は何とも思わなかったけど
まさにおむつなし育児
マッパではないけれど時間の間隔を空けながら
野性味あふれるスタイルでトイレに連行。

『お母ちゃん(バァ)がトイレトレーニングしたけん
 私はやりかたは分からんから将来聴いたりしないでね』
ってそういえば母が言ってたなぁってまたも思いだす。

根気がいることを!!
と思ったのだけど
千と千尋の神隠しなどを代表としてかかれる
昔の日本の赤ちゃんって実はおむつしてないんですよね。

で、
頼まれてもないのに調べてみたら

おむつの語源は『お襁褓(おむつき)』で
もともとはお包みのように赤ちゃんを包むもの。
それが江戸時代のあたりから
現代のおむつのような使い方をされ始めたとのこと。

赤ちゃんにとっては
密閉された空間ので排泄することは
気持ちの悪いことだと認識させるのに布が適していると
されています。
だからこそ布おむつで育児をするご家庭もありますね!
紙おむつはいかに健やかに過ごせるかに注目されていて
赤ちゃんのことを考えているようで
育児を少しでも楽にしたいという親目線から
出来ている商品。
とはいえ、働くお母さんやお父さんを助けたいと日夜研究する
その努力と功績はたたえるべきだど思うので
布じゃなきゃダメとか言いません。

でも実際に調べてみると
育児の中での指針も世の中の変化で大きく変わったことが分かって
ちょっと賢くなった気分。
そしてもともとは、人間の本能を失わず
動物としての在り方をベースにした育児法の実践
根本にあるのだということに触れられて
嬉しい。

そしてそれを自分が実践してもらっていたことに
気づけたことがまた嬉しい

最近流行ったことや、
現在流行っていることだって
全ては何かの応用でしかないから
おむつなし育児も
おむつを付けることが前提であることで
新しく感じるだけ
実際には古くからその手法は息吹を続けているわけです。

私たちの身の回りにあることも
新しさと言うよりは
違った側面をもって輝いているものばかり。
それを新しいと捉えられる
美しい感覚も素敵だし
その根源が形を変えても残り続けているこの日本って
もちろん様々な国も同様かとは思いますが
素敵じゃないか!!!!

しかしまぁ
江戸時代から今のオシメともいわれるおむつが
主流になったとかかれていたけど
ばぁちゃん、あなた昭和初期の生まれよね?
江戸時代から転生したのかな笑

貴重な時間を
幼い私に使ってくれてありがとう。
梅干に向き合う根性があるからこそなせた業だと感じるけど
またそれも
なんてことないことだと笑われそうです。

今日も
最後まで
しかも俄然内容の薄い笑
この文章にお付き合い下さりありがとうございます。

貴重な人生のお時間を頂戴できましたこと
心より感謝いたします。

あなたの育んできた道に
添えられた手は
きっと多くの知恵をその体に刻んでいることでしょう。
ぜひ、素敵なヒストリーをシェアしてください。
おばぁと拝見いたします。

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