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医療としての読書

最近の #yujiさん のホロに合わせたBOOKキュレーションの様子を見ていると(残念ながらわたしは受けておりませんが)自分の前前回あたりの大変革期に出会ったある今はなき「鍼灸院」が思い出されます。

当時、わたしは沖縄に住んでいて、仲間内で「効く」と話題になった某鍼灸院。もちろんわたしも受診しまして…そのシステムが、なんと!

受診者と「感度の高い助手」が手を繋ぐ(ちょっとここうろ覚え 10年ほど前の事なので…)
→受診者の手の上にいくつかのキーワードの書かれたカードを乗せたり外したりしながら助手のオーリングの強度をみる
→絞ったワードのテーマから類推される本をまた受診者の手の上に乗せて、助手のオーリング強度から必要な本を処方されて、何回読んで下さいと指示が出される。
と、いうもの。かなり狂った感じ、ありますよね笑。

でもこれ、ガッチリ効きました。
心・精神の凝り固まった部分、自分の見たくない認めたくない自分、全く意識出来ていない世界や自分に対する不信感など、でるわでるわ。

ピンとこない本、拒否感を感じる本、なるほどなーと思う本、関係なく指定回数読んでいると、気がつくと体調や人当たりが全然変わっていたという…。

残念ながらその鍼灸院、いまは様々な事情があって潰れてしまったらしいのですが、恐らく #yujiさん のホロによるBOOKキュレーションは同様の効果がありそうだなぁと興味津々でした。

昔関わった世界的な演出家がテーマとして掲げていた「世界は病院であり、すべての人間は病人である」という言葉があります。
わたし達は世界に、人に、体験に、出会って癒されていく必要がある。とも考えられます。

読書というのは最も安価で、最も安全な「体験」を得ることのできる素敵なツールですよね!

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