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FGOにおける私の推し自論と感謝

FGOは推しを極めることと物語を楽しむことが目的のゲームだと思う。今回はこのうちの一つ、押しを極めることについて書いていきたい。

漫画やゲームを楽しむ人なら必ず、2、3人はこの子めちゃくちゃ好きだなと思う子に出会えると思う。その中で特に好きな一人を推しと呼ぶのなら、私にとってはアルトリアがそれになるだろう。

清廉な騎士としての見目麗しさ。勝負事になるとムキになる意外と子供っぽいところ。もきゅもきゅと山盛りのご飯を美味しそうに食べていくところ。サーヴァントの中でもトップレベルで強いところ。全部好きだ。

そして他の何よりも、民の笑顔を心から願う理想の王としてのあり方が私は大好きなのだ。

fate/stay nightの頃からずっと好きで、FGOで魅力的なサーヴァントたちが溢れんばかりに出てきてもその思いは変わらなかった。もし誰かに別のキャラクターをすすめられても、私が一番好きなのはアルトリアだからその子は推せないと、私はすぐに答えるだろう。

しかしもし、「じゃあアルトリアは非の打ち所がないヒロインなのか?」と言われると、私は「そんなことはない」と答える。「むしろ欠点は多い方じゃない?」とさえ言うかもしれない。

あまり可愛げがない。そしてかなりの頑固者。ソシャゲだと重要な、性能の強弱も弱めの方(攻略サイト等ではそういう扱いらしい)。欠点は他にもいくらか思いつく。キャラクターが大量に溢れる昨今、アルトリアよりも魅力がある子は恐らく両手で数えきれないくらいにいるだろう。

大半の人はきっとそちらに流れている。私はたぶん少数派で、何年も前の思い出に囚われている時代錯誤の人間なのだと思う。本当は過去の思い出は思い出のままにして、新しい出会いを探しに行った方がいいのかもしれない。

だがそんなもん知るかと、私は言う。私はアルトリアが好きだ。アルトリアのイラストや出番が来ると自然と笑顔になって胸が高鳴る。そんな喜びを感受できること、それだけで私は充分幸せなのだ。

これから推しを作る人に伝えたいことがある。好きな子を押す上で大事なのは自分の『好きだ』という気持ちだ。誰かの考えや世間の評価なんてのは一切気にしなくていい。推しと推しが大好きな自分、それが一番大切でそれ以外は全部瑣末なことなのだ。

私はこれからもきっとずっとアルトリアが好きだ。そんなアルトリアという魅力的な子を生み出してくれた武内先生と奈須きのこという偉大なクリエイター双方に、深い感謝を。ありがとう🙏



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