お金を奴隷にように扱っていたあの頃を悔い改める
お金を貯めるには、お金を大事にすることです。
私は以前、「お金を引きよせるそうじ力」というセミナーを開催した際、集まってくださったみなさんへの感謝の気持ちとして、ぽち袋に五円玉を入れてプレゼントしました。
セミナーの前日、集まる人数分の五円玉を一枚ずつていねいに磨いていったのですが、磨きながらいろいろな思いが浮かんできました。
そのとき、なぜかふと欲望のままに無駄遣いをしていた若い頃のことを思い出しました。
その頃の私はお金をまるで奴隷かのように、扱っていたのです。
そのくせ、成功したい、お金が欲しいと思っていました。
お金を奴隷のように扱う人のところへお金はまた戻ってきたいと思うでしょうか?
いいえ、ありえません。
セミナーの方々のためにと思って起こした行動で、自分自身、お金に対し感謝の気持ちで向き合う必要性をあらためて確認することができたのです。
さて、セミナーに集まってくれた方々の反応はどうだったでしょうか。
「ぜひ、自分でお金を磨いてください」と話したところ、
「お金を磨くようになってから、無駄遣いはしなくなった」
「お金に感謝するようになったら、貯金が増えた」
「子どもと一緒に磨いたら、おねだりをいわなくなった」
など、お金とのつきあい方が変わったといいます。
あなたもお財布の中にある小銭を磨いてみてください。
お札は折らないようにして、いつもピンとさせておきます。
一度お金との関係を洗い流し、原点に戻って大事にする心を取り戻せば、ピカピカに光るお金はきっとよろこんで、あなたの元に仲間を連れて帰ってくるでしょう。
『3日で運がよくなる「そうじ力」』P.201より
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