奈良県立医科大学 総合型選抜の解説・対策方法
奈良県立医科大学で推薦選抜が実施されている学部は、医学部医学科、医学部看護学科です。
学部ごとにそれぞれ解説をしていきます!
※受験する際は、必ずご自身で大学の入試要項をご確認ください!
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医学部医学科
初めに医学部医学科について解説します。
募集概要
まずは募集要項を見ていきましょう。
医学部医学科の募集要項は以下の通りです。
出願資格
次の資格・要件を全て備え、高等学校等の長が責任をもって推薦できる者であり、かつ平成31年度大学入学者選抜大学入試センター試験(以下「大学入試センター試験」という。)における本学指定の教科・科目を全て受験する者
緊急医師確保枠
1 高等学校等を平成31年3月卒業見込みの者又は平成29年3月以降に卒業した者
2 奈良県知事(以下「知事」という。)が指定するへき地医療機関又は知事が定める特定診療科等のうち、知事が指定する医療機関において医療に従事することを希望する者(「奈良県緊急医師確保修学資金貸与条例」及び「奈良県緊急医師確保修学資金貸与条例施行規則」の規定によります。)
3 合格した場合、本学に入学することを確約できる者
地域枠
1 奈良県内の高等学校を平成31年3月に卒業見込みの者又は平成29年3月以降に卒業した者、あるいは、本人、一親等の親族又は本人の配偶者が、出願の日の1年前から引き続き奈良県内に住所を有している者で、高等学校を平成31年3月に卒業見込み又は平成29年3月以降に卒業した者
2 本学を卒業後、奈良県内の地域医療に貢献しようとする強い意欲のある者
3 合格した場合、本学に入学することを確約できる者
選考日程
出願期間 :平成30年12月11日(火)~12月14日(金)
個別学力検査:平成31年2月2日(数学、英語、理科)
面接 :平成31年2月3日 合格発表日:平成31年2月13日(水)
選考方法
大学入試センター試験、本学が実施する個別学力検査等(学科試験、面接試験)の成績、学校長から提出された推薦書、調査書及び志望理由書を総合的に判定して合否を決定します。
なお、第一段階選抜は実施しません。
大学入試センター試験の受験科目
国語 :「国語」必須
地理歴史・公民:2教科7科目のうちから1科目を選択
数学 :「数学Ⅰ・数学A」必須
数学 :「数学Ⅱ・数学B」「簿記・会計」「情報関係基礎」の中から1科目を選択
理科 :「物理」「化学」「生物」から2科目を選択
外国語 :「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」から1科目選択
※英語を選択した場合、リスニングテストの成績も判定の対象となるので必ず受験してください。
大学入試センター試験の受験科目
学科試験の受験科目
数学:「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」「数学Ⅲ」「数学A」「数学B」
英語:「コミュニケーション英語Ⅰ」「コミュニケーション英語Ⅱ」「コミュニケーション英語Ⅲ」「英語表現Ⅰ」「英語表現Ⅱ」
理科:「物理基礎・物理」「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」の中から1科目選択
※『数学Ⅰ』、『数学Ⅱ』、『数学Ⅲ』、『数学A』は全範囲から出題します。
※『数学B』は〔数列、ベクトル〕を出題範囲とします。
※『物理基礎・物理』は「物理基礎」及び「物理」の全範囲から出題します。
※『化学基礎・化学』は「化学基礎」及び「化学」の全範囲から出題します。
※『生物基礎・生物』は「生物基礎」及び「生物」の全範囲から出題します。
必要書類
緊急医師確保枠
・推薦選抜志願票(緊急医師確保特別入学試験用)
・受験票
・照合写真票
・推薦書
・志願理由書
・意向表明書
・調査書
・入学検定料(17,000円)
・郵送用封筒)
地域枠
・推薦選抜志願票(地域枠入学試験用)
・受験票
・照合写真票
・推薦書
・志願理由書
・住民票
・調査書
・入学検定料(17,000円)
・郵送用封筒
受験をするには最低限、出願資格を満たし、受験を考えている方は、出願資格と選考方法はしっかりと確認するようにしましょう。
募集人員
地域枠 :25名
緊急医師確保枠:13人
倍率
次に医学部医学科の倍率を見ていきましょう。
倍率6.7倍
倍率は毎年同じではないですが、近い数字になることは多いです。
合格可能性を考える重要な要素の一つなので、しっかり確認しておきましょう。
アドミッションポリシー
次にアドミッションポリシーを見ていきましょう。
医学部医学科のHPでこのように述べられています。
本学は、医学・医療の分野において社会に貢献できる人材を育成するため、次のような資質を持った人を求めています。
1 医師となる自覚が強く、人を思いやる心をもつ、人間性豊かな人
2 患者安全の観点から患者が安心して受診できる医師となれる人
3 将来性豊かで、奈良県だけでなく日本、世界の医学界をリードできる人
面接や提出書類で自分について語るときは、アドミッションポリシーを意識することがおすすめです。
進路
最後に奈良県立医科大学の卒業生の進路を見ていきましょう。
・奈良県立医科大学附属病院48
・大阪市立大学医学部附属病院4
・淀川キリスト教病院4
今回紹介したのは一例にすぎませんが、奈良県立医科大学はこのような就職が多いようですね。
医学部看護学科
医学部看護学科について解説します。
募集概要
まずは募集要項を見ていきましょう。
医学部看護学科の募集要項は以下の通りです。
出願資格
次の資格・要件を全て備え高等学校(中等教育学校を含む。以下同じ)長が責任をもって推薦できる者
(1)高等学校を平成31年3月に卒業見込みの者で、本人、一親等の親族又は本人の配偶者が平成30年11月1日の1年前から引き続き奈良県内に住所を有している者
(2)学業成績・人物ともに優秀で、看護学に関する学習意欲が高い者
(3)高等学校における評定平均値が3.8以上の者
(4)本学卒業後、奈良県立医科大学附属病院をはじめとする奈良県内の医療機関等において看護職者として保健・医療・福祉に貢献しようとする積極的な意志を有する者
(5)合格した場合、本学に入学することを確約できる者
選考日程
出願期間 :平成30年11月1日(木)・2日(金)
試験日 :平成30年11月25日(日)
合格発表日:平成30年12月11日(火)
選考方法
合否は、本学が実施する個別学力検査(小論文、面接)の成績及び学校長から提出された推薦書、調査書、志望理由書を総合的に判定して行います。
(大学入試センター試験を受験する必要はありません。) ※小論文試験については、課題文は英語です。
※面接前に「面接シート」を記入してもらいます。
なお、面接時の参考とするもので記入内容が評価に影響するものではありません。
必要書類
・推薦選抜志願票
・受験票
・照合写真票
・推薦書
・志願理由書
・住民票
・調査書
・入学検定料(17,000円)
・郵送用封筒
受験をするには最低限、出願資格を満たし、受験を考えている方は、出願資格と選考方法はしっかりと確認するようにしましょう。
募集人員
地域枠:35名
倍率
次に医学部看護学科の倍率を見ていきましょう。
倍率1.9倍
倍率は毎年同じではないですが、近い数字になることは多いです。
合格可能性を考える重要な要素の一つなので、しっかり確認しておきましょう。
アドミッションポリシー
次にアドミッションポリシーを見ていきましょう。
医学部看護学科のHPでこのように述べられています。
本学は、医療の分野において看護学の立場から社会に貢献できる人材を育成するため、次のような資質を持った人を求めています。
1 自らを律し、人を思いやる心をもつ、人間性豊かな人
2 幅広い知識と確かな基礎学力を有し、看護学への興味と科学的探究心をもって学習に取り組める人
3 国際的な視野で考え行動できるとともに、地域の保健・医療・福祉に貢献する熱意と行動力のある人
4 奈良県立医科大学を愛し、その将来を担う志を持つ人
面接や提出書類で自分について語るときは、アドミッションポリシーを意識することがおすすめです。
進路
最後に奈良県立医科大学の卒業生の進路を見ていきましょう。
・奈良県立医科大学附属病院48
・大阪市立大学医学部附属病院4
・淀川キリスト教病院4
今回紹介したのは一例にすぎませんが、奈良県立医科大学はこのような就職が多いようですね。
対策
奈良県立医科大学の総合型選抜の対策・攻略方法について解説します。
奈良県立医科大学の総合型選抜には、以下の対策が必要です。
総合型選抜の対策・攻略方法について解説します。
①提出書類対策
②面接対策
③小論文対策
それぞれ対策方法を解説していきます。
提出書類の対策は、以下の流れで行うのがおすすめです。
総合型選抜対策オンラインでは、今までのあなたの経験、実績を整理して、それをもとに合格できる文章の書き方を指導できるのはもちろん、実績・ネタ作りのところからもサポートしています。
また添削は、難関大学推薦入試突破のプロ講師が繰り返し行うことで、書類の内容の精度を高めていきます。過去の合格者の提出書類をもとに添削を行うので、生徒の書類も合格できる水準まで引き上げることができます。
面接の対策は、以下の流れで行うのがおすすめです。
総合型選抜対策オンラインでは、過去面接試験で実際に聞かれた質問を集約した面接対策シートを塾生にお渡しして、面接で想定される質問に対応できるように指導しています。
また話す内容を決めていても面接慣れをしていないと不自然な受け答えになってしまうので、プロ講師による模擬面接も行っています。
小論文の対策は、以下の流れで行うのがおすすめです。
小論文は、指定されたテーマや問題に沿った、客観的かつ論理的な文章を書くことが求められています。総合型選抜対策オンラインでは、プロ講師による小論文の添削の指導、書き方の指導を行っています。
以上が総合型選抜・公募推薦の主な試験対策になります。一般選抜で科目の勉強が重要なように、総合型選抜も課される試験を適切に対策していくことが重要です。
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