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【遊戯王】新規入りWWのあれこれ【WW】

 今回は、ブレイジング・ボルテックスで強化を受けたWW(ウィンド・ウィッチ)について色々と考えていきます。

0.基本方針

 WWを作るうえで考えるべきは二つ。

  一つ目は「どうやって複数のモンスターを展開するか」。WWは基本的にシンクロテーマなので、複数の下級(今回の強化で上級も手に入れましたが)を並べることが至上命題と言えます。そのため、まずはその展開ルートを確認して、そこにどうやって持っていくかを考えるということが大事になると思います。

 二つ目は「何を展開するか」。WWはほぼ全てのカードに風属性縛りがつけられているため、基本的には風属性。しかもシンクロモンスターから選択していくことになります。選択肢は概ねレベル7と8です。

1.どうやって複数のモンスターを展開するか

 まずはこれ。と、言っても、そんなに数が多いわけではないので、代表的な展開ルートをある程度抑えておけば何とかなる感じ。いくつか並べてみます。

a.《WW-アイス・ベル》

 1.《WW-アイス・ベル》を効果で特殊召喚
 2.効果で《WW-グラス・ベル》をリクルート
 3.《WW-グラス・ベル》の効果で《WW-スノウ・ベル》をサーチ
 4.《WW-スノウ・ベル》を自身の効果で特殊召喚
 5.☆7シンクロを介して☆8シンクロに繋げる

b.《WW-グラス・ベル》

  1.《WW-グラス・ベル》を召喚
  2.効果で《WW-フリーズ・ベル》をサーチ
  3.《WW-フリーズ・ベル》を自身の効果で特殊召喚
  4.☆7ないしは☆8シンクロに繋げる

c.《WWの鈴音》

 1.下級WWを場に出す
 2.《WWの鈴音》で、デッキからもう一体のWWを特殊召喚
 3.二体でシンクロ召喚等につなげる

 各種WWはそれぞれ、自身か、他のWWを特殊召喚する効果を備えているモンスターが多いので、それらを駆使することで、簡単に☆7か☆8のシンクロまでは展開することが出来るようになっています。元からそうだったといえばそうなんですけど、やっぱり《WWの鈴音》とか《WW-フリーズ・ベル》っていう選択肢が増えたのは結構大きいと思うんですよね。

WWの鈴音

《WWの鈴音》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分は風属性モンスターしか特殊召喚できない。
(1):自分フィールドの「WW」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとはカード名が異なる「WW」モンスター1体をデッキから守備表示で特殊召喚する。

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WW-フリーズ・ベル

《WW-フリーズ・ベル》
効果モンスター
星3/風属性/魔法使い族/攻1200/守1200
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスターが「WW」モンスターのみの場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカードのレベルを1つ上げる。
(3):このカードをS素材として風属性SモンスターをS召喚した場合、
そのSモンスターは戦闘では破壊されない。

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 ちなみに、各種WWは特殊召喚効果にもWWのみという縛りがついている場合が多いですが、物によってはついていないものもあるので、最低限のスピードロイドを出張させるというのも選択肢として入ってくると思われます。そんなんだからいまだにベーゴマが制限なんだよなぁ……

2.何を展開するか

 まず第一の選択肢は《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》になるかと思われます。

クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン

《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》
シンクロ・効果モンスター
星8/風属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
チューナー+チューナー以外のSモンスター1体以上
(1):1ターンに1度、このカード以外のモンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
この効果でモンスターを破壊した場合、
このカードの攻撃力はターン終了時まで、
この効果で破壊したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
(2):このカードがレベル5以上の相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動する。
このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、
戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする。

 風属性なので出しやすいのもありますが、効果も強力で、展開の際に使う可能性が高い《WW-スノウ・ベル》と組み合わせることで、効果破壊にも耐性がつくのが大きなポイントでしょうか。効果破壊耐性持ちの《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》は取り合えず立てておくだけでも大分制圧出来ますしね。

 後は【スピードロイド】で使用するシンクロモンスターからお好みでチョイスしていくのが基本筋。ただ、せっかくのWWなので、専用シンクロモンスターである、《WW-ウィンター・ベル》《WW-ダイヤモンド・ベル》も入れておくと便利です。確実に入れるカードではないですが、一度正規の手段でシンクロをしておけば、《氷風のリフレイン》で使いまわしがきくのも大きい。他に展開するものが無いときは取り合えずこの二体を出してバーンしておくだけでも効果的になります。

WW-ウィンター・ベル

《WW-ウィンター・ベル》
シンクロ・効果モンスター
星7/風属性/魔法使い族/攻2400/守2000
チューナー+チューナー以外の風属性モンスター1体以上
「WW-ウィンター・ベル」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の「WW」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベル×200ダメージを相手に与える。
(2):自分・相手のバトルフェイズに自分フィールドの「WW」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベル以下のレベルを持つモンスター1体を手札から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。

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WW-ダイヤモンド・ベル

《WW-ダイヤモンド・ベル》
シンクロ・効果モンスター
星8/風属性/魔法使い族/攻2800/守2400
チューナー+チューナー以外の風属性モンスター1体以上
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合、
自分の墓地の「WW」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手に与える。
(2):1ターンに1度、相手が戦闘・効果でダメージを受けた場合、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
このカードが「WW」モンスターのみを素材としてS召喚されている場合、
この効果は1ターンに2度まで使用できる。

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3.デッキレシピ

 そんなことを踏まえて作ったデッキレシピがこちら。

 大体カテゴリーカードをフル投入しただけなんですけど、これでもそこそこ戦えるから困る。《貪欲な壺》はスロットが余ったから入れましたが、場合によっては減らしてもいいかなぁという感じ。最初のうちは【スピードロイド】と組み合わせてたんですが、お互いの召喚制限がうっとおしくなったので、最低限の出張にとどめました。もしかしたらもう少し出張させるのもありかもしれませんね。

4.実際に回してみた

 これを実際に回してみた動画がこちら。

 回ったときはほんとに良い感じ。特に《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》《WW-ダイヤモンド・ベル》が並ぶと無効効果も突破出来るのは大きいですね。


※定価は4,950円です


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