はっきりさせたすぎる世の中

なのかしら。
いや、自分も0か100か、という性格ではあるし、
はっきりしてる方が安心なんだけども。


最近知った「イマジナリーフレンド」ということば。
自分の内面にもう一人話す相手を作って自分を俯瞰で見るという考え方。
これも母娘の本で読んだことなんだけど、
「これにも名前があるのか…」としみじみ思った。
名詞があると他者に伝わりやすいんだけど、なんにでも付けりゃいいってもんじゃないよなぁ、と思ったり。


診断名が付くことで楽になる人と嫌に思う人がいる。
これもその人の価値観に合ってればいいってことか。
いいとこ取り、だよね。


答えが出ない事にも悩んで答え探しをしてしまう。
リエゾン12巻に出てきたセリフ。
答えが出ないのに考えるのをやめられない。
不安だからなんだよなぁ。あーぐるぐる思考分かる。


でも、何でも明確に答えが出るわけじゃない。
鳥羽さんのBTSの考察にも出てきた「煮え切らなさ、割り切れなさが面白いのだ」という千葉雅也さんの書評。
これを楽しむ気持ちの余裕が欲しい。
ダブルバインドの存在を認め、許容していく。
人生にはプラスもマイナスも無いとつまらないと。
平坦な道には何の刺激も無く、何も残らない。
安心安全だけが人間の目的ではない、と。
刺激が無いのはいろいろな事に気づけない。それは経験にならず、人格が豊かにならない。
リスクを取り、自分に経験させ、何を思うのか実験しよう。
新しいことを始めるとは、不安とリスクは絶対に除けない。
その通り。
それがあるという前提でやっていこう。やってみよう。

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