#039. 応援するけど、心配でもあるキッズアスリート
noteをご覧いただきありがとうございます。S&Cコーチの本田です。
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大学を卒業してから京都に移住して今年ではや3年目となりました。京都に来てからさまざまな出会いがあり、実業団選手からキッズたちまで幅広く指導に携わらせていただいています。
そんな中で最近は子どもたちと関わる機会も増え、高校生や社会人選手とは違った面白さも実感できてこちたも楽しんでおります。しかし、その反面ちょっと心配なこともあります。今回のテーマはそんなお話です。
(*)本内容は特定の個人や団体を指したり否定したりしているわけではありませんので、あらかじめ把握をお願いいたします。
関わったキッズたちがそういう子どもたちが多かっただけなのかもしれませんが、すごいレベルのキッズが多いです。小学生にして全国大会に出場している子やテレビなどでも取り上げられる子もいてシンプルにすごいなといつも思います。
時代なのか、地域性なのか、たまたまなのかはわかりませんが、最近の子どもたちすごいなーと感心しております。少なくとも私が小学生のときは自分の周りにそんなレベルの子はいませんでした。みんな田舎っぺの子どもたち見ないな感じで強いて言えば部活を一生懸命頑張っていたくらいなものです。
さて本題ですね。小学生の頃から注目されたり活躍したりすることはとても素晴らしいことです!さらには競技力が高いことは努力の賜物以外にありません。キッズながら尊敬しますね。
しかし、この先の中学・高校・大学などを見据えると少し心配でもあります。お節介と言われればその通りではありますが、早過ぎる成長は後々弊害をもたらす可能性があるからです。
小学生の時期はスポーツをやっているやっていないや始めた時期などで競技結果が大きく変わります。しかも体格差が大きいためやはり体の大きい子、つまり成長の早い子の方が運動能力が高いのです。
その差が年齢を重ねてステージが上がっていくにつれ徐々になくなっていきます。そのときに小学生時代と同じ競技結果を得られているかが怪しくなります。僕の経験上でも高校大学あたりから「あの頃は大活躍できていたのに…」と伸び悩んでしまう選手に出会ってきました。
早過ぎるのも問題です。理想は早く始めて遅く適応することが競技スポーツには理想的な流れなのかもしれません。
この記事を読んでいるのが保護者の皆さんであれば、お子様が活躍するのは大変嬉しいことだと思いますが、結果だけを求めすぎず子どもたちが楽しんで競技を続けられる環境を作ってあげてほしいと思います。
*コーチからのお願いでした。参考までにご覧ください。
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