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投資法整理へ

今期はNNOXのおかげさまで、PFは大幅悪化しています。小粒の含み損の銘柄をすべて切りました。最大ロットNNOXは、半分カット方向でシュミレーション中。問題はSPAC銘柄。

まず資金を増やす。その手段をミドルリスクトレードで、と思っていましたが、そこで損失が出そう。それでは本末転倒。ミドルリスクトレードを見直すことにします。

ミドルリスクトレードのおさらい。

Oxford Clubが提唱している、ウエルスピラミッド。これは安全資産をベースにインカムゲインを目的にしたリスク商品を少量ポートフォリオに組みこみ運用する、というものです。単に稼ぐだけだった私には目から鱗の戦略で、FIRE論とあわせて自分のポートフォリオ運用の基本的な考え方として導入しています。クラブが提唱しているモデルを自分なりの言葉におきかえて改めてモデル化した図が以下になります。

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安全資産は高配当銘柄で固めて安定収益を目指す。ということで、それに従って配当株を中心に、と思いましたが、ふと思ったのです。「資金が少ない」。。分散すればするほど目標金額達成は遠のく、と。

また、詳細分析をしてみると、この仕組みは1000万円以上の資金には有効ですが(だいたい1600万円くらいから効いてくると感じる)、100万円以下の資金には不利なことが多いです。配当利回り2%程度の100ドル以上の株を数株持ったところで、どれだけの収支を1年後に得られるというのでしょう?どんなに入金力が弱くても、勤労収入からの入金のほうがはるかに高額で成果になります。

ミドルリスクトレードを分厚くする

資金規模が1万円から100万円くらいまでは、ある程度のハイリスクを維持する必要があると考えます。配当株はお勉強程度にそろえ、グロース株などをスイングトレードして基礎資金を稼ぐ、という方法論が現実的。そう考えました。PFのバランスとしては、ピラミッドというよりダイヤモンド型になります。

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配当株は、一定の規模をどのくらいにするか、がポイントで、銘柄は決まったものの、それをどこまで増やすか考え中。おそらく100株くらいが妥当なのかな、と思っていますが(今の資金規模だと半分近く取られてしまう)、それだとミドルリスクトレードからの期待収益が下がる。

さて、どうしたものか、と思いつつも、まずはミドルリスクトレードの整理を。

では、ミドルリスクトレードの主力はどんな手法がいいのか?

試している手法は、だいたい7通りです。

①外人部隊のツイート上位銘柄をフォロー →研究段階も成果出そう
②S&P500採用先回り → $TSLAで大戦果も大外れもある
③おっかけPSR →買ってもないのに決算見て回るのが苦痛
④シトロンの逆張り →GME戦で当人が白旗で終了
⑤ミネルヴィニ式 →チャンス投資で当人が証明中。が、リズムがあわない
⑥ミネルヴィニ型 →1万円投資枠で継続か
⑦カレンダー投資法 → 本業です。日米でここにシフト

そもそもは、カレンダー投資法をやってる最中の暇な時間にほかの投資法を研究し、試してまあまあ成果を出しました。で、大きなゲットを狙っていってるのですが、NNOXやBBでコケています。

アメリカ市場に参入して、そろそろ10か月。相場感覚や高配当に群がるイナゴ率などを体感し、以上の戦法からどれを本格的にやろうか、と考えた結果、カレンダー投資法に軸を定めようかな、という結論です。

ハイリスク:カレンダー銘柄の2階建て
ミドルリスク:カレンダー投資法&ミネルヴィニ型
ローリスク:配当株(QYLD)積み増し

ハイリスクトレードは、日本株で実施予定。これまた100万円以上にならないとダメなものなので(日本円で100万円が必要)、遠い遠い先の話になりそうです。配当株は、別の記事でまとめたように、利回り10%以上のQYLDを積み上げていきます(いまのところ50株まで増やす予定)。ほかの配当株は、理論株価を達成しているので、順次整理していく予定。

ミドルリスクは、ミネルヴィニ式は完全撤退にし、そのエッセンスを導入した独自手法、ミネルヴィニ型を、楽天証券の1万円枠のほうでぱらぱらとやっていこうと思います。ちょっと資金が足らないので、3万円くらいまで積み増したうえで再開。ミネ式の銘柄は、損益状況を見ながら順次整理。ただし、NNOXとBBは手放さず、含み損をふまえて引当金処理をして、PFから外すことにしようかと思っています。NNOXについてはとくにTポイントをあてる方針なので、今年いっぱいで5分の1くらいを転換できればな、と。

ということで、以下のことがテキトーになります

・おっかけPSRの個別銘柄更新は、気が向いたらやります。
・シトロンの逆張りは、当人がツイートしなくなったのでお蔵入りです
・外人部隊の銘柄リストは気が向いたらやります
・カレンダー投資法は、銘柄リストを発表したりしなかったりです
・銘柄の決算分析は激減します。カレンダー投資法にそんなの関係ないから
・チャート分析、頻度が減るでしょう

カレンダー投資法は、決められた期日に買って決められた期日に売るだけの手法なので、チャート分析や決算分析はあまり意味をなさないのです。いままでさかんにツイートしたり記事にしている相場っぽいことは、暇つぶしのネタ稼ぎでした。この手法に集中するということは、エクセルをぶんぶんまわすことになるので、その過程を特に発表することもないし、発表してもわけわからん内容です。つまり、記事ネタとしては今後どうなんだろー?というものになるw

ま、気が向いたらおもしろ記事をまとめると思います。というように、「気が向いたら」がこれから激増します。

ことしの相場は、難しくなっています。値動きがうろんな銘柄をうまく運用できるようにしないと、という感じです。

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