星の子(本の方)

友人に映画が良かったと勧められて、原作を読んでみました。
芦田愛菜ちゃんを想像しながら。
岡田将生の南先生はさぞかしカッコよくて嫌な感じなんだろうなー。
惚れた芸能人がエドワードファーロングて懐かしいね。カップヌードルのCM出てたっけ。

特にこれという事件が起こるわけではないけど、自分の偏見について考えさせられる内容。
辛いことがあると、宗教にすがりたくなるのは一向一揆をみてもわかるね。見てないけど。
私も昔失恋して辛かった時は、禅の本とかよく読んでた。んで次に好きな人できたら一瞬で見向きもしなくなるという。こんな奴でも死んだら仏と言ってくれる仏教て心広いっす。
カルトやなんや色々あるけど、根底は上手く行ってない人生を少しでも良くしたいと思う気持ちなんだよなぁ。
で、ちょっと良くなるとそのおかげと思ってしまうという…。
ご神水を水道水に詰め替えるおじさんのくだりを読んで、先日ペットボトルにいれてた水素水を、夫に水道水に入れ替えられ味覚を試されたことを思い出しました。
悪いけど、私はわかったもんね!!

この主人公の友達たちのように、世間から見られている姿や自分の違和感を伝えつつも、だからといって本人を拒否するわけではなく、楽しく過ごせるという関係はいいなぁと思いました。
周りの大人達より大人びてない?
梵天もかくありたいもんです。

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