自転しながら公転する

を読んだ。面白くて一気読み。
もうなんか、人生大変。
自転しながら公転もせないかんて。まさにそんな感じ。地球すごい。でも天王星には負ける。向こうはずっと逆さまなんだからね。
それはさておき、主人公が自分が不安定な仕事で人生が不安だから、結婚相手として安定した人を求めている…というのが昔自営業の元カレを応援できなかった自分と重なる。
この時の自分も仕事はまぁ中堅になって、色々できるようになってきたんだけど、待遇や周囲との関係性の悪さ、将来性のなさに悩み色々不安で、ちょうど31.2歳だった。この頃は不安が大きくなる年なのかなぁ。
そしてなんか妙に、セクハラとかにも遭いやすかったね。不安のオーラが、セクハラしても良い認定を受けるのか、もう30なんだからセクハラは逆に喜んでくれるよね?なのか知らんがどっちにしろ爆死してもらうとして。
主人公は、無免許運転を隠されていたことが別れの決定打となったけど、私は何かのチケット代を立て替えてと言われたことだった。しめて三千円程度。そんなことで?そんなことでだよ。自分が不安だと、相手に求めるのよぉ。そんなもんよぉ。

アパレル業界のことは全く知らないけど、流行は自然に流行るのではなく、何年か前に業界内でよし、これでいきますよー!と作られて、メーカーがそれに合わせて洋服作って売るとはうっすら聞いたことはある。でも事前に決めた割に流行る時と流行らない時あるよね。それはなんででしょう、取り入れやすさとか、時代の空気とかそういうのでしょうか?
いつだったか80年代ロック風が流行り!と雑誌はえらく煽って、こっちはその手がすごい好きだから我の時代到来せり、と思ったのに周り誰も着ておらず、流行を感じられないまま終わった虚しいパターンがあったからね。プロの談合もイマイチ信用できんところはある。
ちなみに今年はごっつい色石指輪を流行らせようとしてるよね?
フッフフ(男塾) 残念だったな、そんな金はない。

ともかく面白かったです。

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