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水温む春

東京茶丗SOUです。

皆さまに東京茶の美味しい淹れ方をはじめ、
お茶にまつわる四季折々のお楽しみ情報等を配信しております。
お付き合いの程どうぞよろしくお願いいたします。
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Vol.10/ 令和二年三月

寒い日とあたたかい日が繰り返されるこの季節。
「三寒四温」とよく言いますが、
「昨日は寒かったけれど今日はあたたかい。」
からといってむやみに使う言葉ではなく…
正しくは字の通り、3日ほど寒い日が続き4日ほどあたたかい日が続く、
そういう陽気に交わされる言葉だそうです。

3月の行事といえば桃の節供のひな祭り。
かつての風習にならい、旧暦の3月3日まで
ひな人形を飾る地域やイベントもあるようです。
新暦に置きかえると水ぬるむ4月頃の感覚でしょうか。

女の子のお祭りというイメージが強いひな祭りですが、
約1000年程昔、当時この季節に水辺でみそぎをしたり、
人形(ひとがた)という紙に自分の厄をうつし、
身代わりに川へ流してけがれをはらったりしたのが、
由来のひとつだそうです。

ひな祭りが水と深く関わっていることは、この時期に行われる
「流しびな」や「曲水の宴」といった行事に色濃く表れています。

「曲水の宴」(きょくすいのえん)は、
曲がりくねった小川にそれぞれ座り、
上流から自分のところに盃が流れてくるまでに詩歌を詠んで、
お酒をいただいたらまた次の人へ流す、という雅な催しです。
平安貴族さながらの装束で、今も各地で行われています。
ニュースなどでご覧になったことがあるのではないでしょうか。

そのような春先の行事も見送られる、昨今。
手洗いうがい、日々の基本所作を忘れず心身清らかにしたいものです。
今年は桜の便りも早まりましたが、
皆さんにとって早く良い便りが届きますように。
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